2022年04月26日
前にも似たような記事書いたような気がするんですが、だいぶ時間が経ったので更新します。
今、比較的手頃な価格で手に入るコンパクトカーというと…
ヤリス
フィット
ノート
マツダ2
スイフト
…しか無いんだ?!改めて列挙してみると少なくなりましたね。
そもそも、これらの車種ってエントリー車種とも言われる車ですが、スタート価格が200万円近かったりするのでもはや昔と感覚が違ってきていますよね。昔は100万ちょいでそこそこのグレードが買えていた気がします。
だからでしょうか、どの車種も出来がかなり良くなっています。走りはもちろん、操作系の質感が特に上がったと思っています。特にフィットは、セレクターレバー(PRNDのレバー)のカタツキであったり玩具っぽさがなくなり、やっと車らしくなりました。あれ、すごく気になってたんですよね。
さて、私は仕事上色々な車によく乗るわけですが、車両価格を踏まえず(というか会社の車を乗り回してるだけなので高い安いとか知らないw)いい車だなと思った順番を付けていきたいと思います。
1.ヤリス(トヨタ)
先代ヴィッツから車名も中身も激変した一台ですが、ヴィッツの頃にあった安っぽさが全くなくなりました。走り味はいい意味でヨーロピアン。適度に硬く路面を捉える感じが格段に上がりました。エンジンとミッションも、以前にあったようなバンライクなテキトー感がない、というのも、CVTがひたすら空回りしてエンジンがうるさく、走ればいいやっていう感じがなくなりました。3気筒エンジンのトルク特性をうまく使ってCVTが静かに走らせてくれます。また、座ってみるとわかりますが、意外に物入れが多いです。普段遣いにも最適だなと乗るたびに思います。極めつけはスタイリング。カッコいいですよね。室内を最大化した不格好なスクエアスタイルではなく、車らしい縦横比や部分的には尖った造形が素敵です。
反面、凝った造形のため洗車ムラが多くなりがちです。CHR程ではないにしても、形が気に入って乗ってる人にはモヤモヤするポイントかも。HVについては、従来のアクアと変わらないかなーという印象。燃費は知らんw
2.マツダ2(←)
これも先代デミオから名前が変わりましたね。正直、レクサスや一部のメーカーのように車種名が記号化するのは愛着が湧きづらいので好みではありません。このマツダ2も、3ならルーツが分かるもののなんで2?1じゃないの?1はキャロル?て感じで謎です。何乗ってんの?マツダ2。なんか嫌じゃないですか?
さておき。マツダ2はデミオからほぼ変わっていません。が、シャシ性能や走行性能が丁度良いと感じます。高剛性ボディーに軽快なエンジンと伝統的なトルコンATが組み合わさると、なかなかに思い通りの走りをしてくれます。マツダはロードスターも作っていますが、その基本設計というか考え方というか、DNAが生きてるんだろうなと感じます。
内装については、やはりデミオから変わっていませんから古さというか、コスト削減時代の安さが目立ちます。ほぼ全面プラスティックなので、嫌な人は嫌かも。機能的ではあっても触った感動はないですね。でもシフト(セレクターレバー)のしっかり感はピカイチですよw
3.フィット(ホンダ)
一番変わったなと思ったのは、何と言ってもシフトですwカタカタしなくなった!これは劇的な進歩ですね!ただ、動かすのに前より力を必要とするようになったので、PからD方向に投げるの(解除ボタン押しながら一気に下におろすガサツ操作)ができなくなりました。そのおかげで間違ってSに入りづらくなったかな。
順位は3番なんですが、実はあまり好感はありません。前より悪くなったとすら感じています。一つは操作感。先代より横が大きく感じ、その分剛性が下がっているように感じるんです。前後方向も丸い形になったせいで変に気を遣う…。4位のノートよりこの点は不出来だと感じます。
それでも新型ではあるので、メーターが液晶になったりライトがLEDになったりという進化はしているのでホンダ好きにはいいのかな?あ、それとあのクソなオートエアコンがグレードによって外れました!これは良いこと!ホンダのオートエアコンって車内がサウナでもLoにしないとフル稼働しなかったり、ちょうどいい温度にならなかったりで嫌いなんです。オートで使ってる人いるのかな…?
4.ノート(日産)
今回ノートには無印とオーラがあるようですが、ここで書くのは無印の方です。ていうか棲み分けがよくわからん。従来どおりオーテックとかニスモとかハイウェースターとかでよくね?
新型のノートはHV専用になりました。つまりここでの話はe-Power車になるわけですが。結局のところ走り味は前のノートと変わりません。したがって走りは良くないです。安っぽいです。違いはガワ、ということになるわけですが、インテリアが素敵に感じます。メーターが液晶になってたり、シフトがプリウス型を脱していたり、シフトの下がトンネルになっていたり、とにかく座ってみるとワクワクします。
が、それだけ。メーターは価格帯以上の雰囲気を醸しますが、シフトは慣れても使いづらく、センターのトンネルも逆に圧迫感を与えているようにも感じます。e-Powerが新登場したときは画期的だなー面白いなーと思いましたが、それと同じで飽きも早いように感じました。ちなみに、エクステリアは苦手です。
5.スイフト(スズキ)
一昔前のキャッチフレーズ「軽ナンバーワンのスズキ」、らしい一台です。尚、近年新型にはなっていません。
スイフトの良いところは、まず軽いということ。走行感も軽さが目立ちます。エンジンやミッションの特性は軽ライクなので、普通車と思って乗らない方がいいでしょう。でも嫌いじゃありません。そう、軽いからそれでも軽快に走ってくれます。左右の切り返しでもモッサリすることなくリズミカルに走り抜けられるので、他の車種とは違うベクトルがあります。
ACC(クルコン)を使ってると、40Kph切ったタイミングで「ペローン」って鳴ります。突然クルコンが切れるのでやる気ねぇなーと思います。渋滞してたらACCは切った方がいいですね。慣れてないと焦ります。
しかし、メーターの真ん中のマルチディスプレイがダサいなぁ。でかでかと航続可能距離!とか瞬間燃費!とか出るのはなぁ…。
いかがでしたでしょうか。この記事が誰かの参考になるなんて夢にも思ってませんし、ただの自己満足です。また、内容についても個人的な主観に基づくものですので、特にユーザーさんは気にしないでください。
Posted at 2022/04/26 11:55:37 | |
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