おはこんばんは。ここのところ、在宅勤務というか自宅兼事務所状態なFzです。
よくある業務システム的なものを作って納入するお仕事なんですが、納入するPCの解像度がFHD(1920x1080)。
もっと一般的な用語でいうとフルHDですね。
この解像度のソフトを作るとなると、開発側はそれよりも大きい作業スペースが欲しいわけで...ということで2ランク上のWQHDモニタを検討しておりました。('A'
このクラスになるとサイズも上がって27インチ以上となります。
※「27インチなんて馬鹿じゃねーの?そんなでっかい画面で何すんの」と言われそうですが、文字がでっかくなるとかじゃなく作業スペースが広がるんですよね。相手によってはなかなか分かってもらえないですがw
一昔前は27インチWQHDと言えば10万とか下手すれば20万とか30万とか....とても手を出そうと思える金額ではありませんでしたが、今は普及モデルなら4〜7万円ぐらいと昔に比べれば手が届く値段になりました。
ただ、このクラスに限らず液晶モニタ全般の問題として品質が下がっているような感も最近は見受けられます。
※流行の24インチで1万円前半のモニタなんかに多く見られますが、眼が痛くなるようなのも多数。
バックライトのLED化と低品質なパネルが出回った結果でもあるのでしょう。
ここのところ、朝から晩までモニタとにらめっこな日々が続いていて、これからも続きそうなのでできるだけ眼に優しいモニタを選びたいところです。
前置き長くなりましたが早速候補選び〜。
Apple Thunderbolt Display MC914J/A

にわかもエセも含めて、マカーならチェックしておきたいApple純正。
実売8万円程度と、他社に比べると比較的高いほうなのですが、FacetimeカメラとThunderboltでの接続、イーサーネットや1394、USBのハブも備えていて、手持ちのMacBookと繋げるとちょー快適じゃね?というほどな充実ぶりです。
高いだけに高級モニタと同等と勘違いされがちですが、画質は冷静に見ると安い部類と同じかな?パネルはK国製だそうです。(以下紹介するの全て同様です)
ま、私は写真それほどやらないので十分ですがw
グレアパネルであるとか、仕事に不利な面もあるのですが、これだけ見てると案外買いじゃないの?
林檎はリセールがアホみたいに高いし、ここで奮発してしまっても...とポチりたくなりますが、スペックシートを見ると衝撃の事実が。
消費電力250Wって!? Σ('A'
すごいですね。今時46インチの液晶TVだってこんな電気食わないです。
ま、ちゃんと注意書きに(MacBook Proを充電中のThunderbolt Display)って書いてあるんで、充電してるときだけみたいですけどね。通常時の電力も書いといて欲しかった。
つーかMacBook充電できるってすごいね。
そう考えるとやはり買いか?と一瞬考えましたが、おそらくすぐにiMac 2012年モデルのような薄型モデルが出てくることでしょう。
今買うと絶対後悔しそう。('A'
EIZO FlexScan EV2736W-FSBK

天下のナナオ製。同社でいえばスタンダードモデルなんですが、それでも実売7万5千円程度と価格は高め。
スタンドがチルト、上下、回転して縦画面などが可能でUSBハブも装備と隙は無い。
画質に対する評判も良く、長く使うならこれだよな〜と思える一品。
眼が疲れない工夫と技術がてんこもり。仕事に使うならベストバイですな。
欠点といえば高すぎてここらじゃどこにも展示されてない件。(笑
実物見れれば納得して買っていたのかもしれないけど、さすがに実物を見ずに5万円以上のものをポチる勇気はありませんでした。それが天下のナナオでもね。(笑
先日インテルのSSD買った時に、プレゼントキャンペーンの商品としてこいつがあったので2口応募しています。
当たるといいよね〜。でも当たらないよね。('A'
ユニットコム UNI-LCD27/WQHD

ユニットコムってどこだっけ?と調べたら「パソコン工房」ブランドでした。
こんなところからモニタ単体で出してくるんですね〜。
こいつの特徴は、39800円という27インチWQHDとしてはあり得ない低価格。
評判も上々で気になっていたので、近所で偵察してきました。
この価格でもしっかりIPS。※ここで紹介してるのは全てIPSです。
画質も見た感じ悪くは無いです。グレアパネルなのでちょっとテカってるのが気になりましたが。
色々操作とかもして悪くない印象。しかし、いかんせんスタンドがしょぼすぎる。
角度調整と首振りぐらいと最低限の機能しか付いていません。当然USBハブも無し。
ま、安いですからこれぐらいは削られても仕方ないですかね。
細かく見ていくとベゼルは太めで格好いいとは言いがたい。ベゼル色もスタンド色も艶ありなのでやたら目立つ。
ゲームに使うならいいですけど、仕事には...なんか...という印象。というわけで退却。('A'
IODATA LCD-MF271CGBR

こちらも4万5千円〜5万円程度で売られているお買い得系ディスプレイ。
ユニットコム同様、グレアパネルでUSBハブは無し、スタンドも貧弱。
IODATAというとりあえずブランド付きの安心が追加されたって程度かな。
モノが良ければそれでも候補には入るんだけど、新製品のためか情報が少なすぎるので踏み込めない。
とにかく実物を見てみたかったが、あまり流通してないらしく近場にはどこにも無し。('A'
DELL U2713HM

こちらはダイレクトショップオンリー。
DELL製ということで、これがPCだったら分かってる人からは「えーDELLかよ(笑)」と鼻で笑われるところだが、
ことディスプレイに関してはDELLは優秀な方だったり。
昔から1ランク上の高解像度を安く提供しているメーカーだったりします。その上作りも手抜きは無いとか。
※ま、価格によって当然ランク付けはされるので格安系はそれなりですが。
調べてみると抑えるところはきちっと抑えた上で、圧倒的な低消費電力、メーカーによるキャリブレーション済み(調整データ付属)、ナナオとほぼ同等のスタンド、USB3.0ハブ装備といった感じでかなり良い。
発色数が1677万色ではなく1670万色(疑似フルカラー?)ではあるけどカラーチャートではsRGBの99%ということで通常使うには十分。
実物が見れないのが気になるが、価格は49800と内容を考えると安い。
ネットでは概ね好評番で用途には十分そう。
あとはもう一つ決定打が〜っと悶々しながら半月が経過したころにお買い得情報が。
期間限定で法人向け価格が45800円!('A'
うん、別に会社作ったつもりはないが名前もある事はあるのでこれで発注できるべ。というわけでポチりました。
※後で調べたら会社名に「個人」って入れればほんとの個人でも全然問題ないみたいですw
もうそろそろ届くと思うんですけどね。はよ楽に仕事したい。('A'
最後に番外編。
DELL U2913WM

29インチで直販価格39800円というお買い得モデル。
ただし解像度が変態的で、2540x1080。
ゲームに使うとすればかなり楽しめそうな感じですが、いかんせん仕事に使うには縦が少ないのが勿体無いw
ドットピッチから計算すると、FHDの27インチで横が広くなった感じなので、大解像度だけど文字は小さいのは嫌だという方にはいいかもしれません。
そうそう、これ書いてる間にタイムリーに
超高解像度モデルが出てきましたね。
Retina同様非常に将来が楽しみなディスプレイですが、とても今は手が出ない。
5年後にはこんな解像度が買えるところまで下りてきてくれるといいんですけどね。どうなる?