コダワリのキャリパー塗装!
1
DIYの定番、キャリパー塗装です。
キャリパー専用塗料は高いですし、そんなもの使用しなくても無問題だと思いますので、トタン用油性ペンキを使用します。
ネットで下調べしますと、やはりこの塗料を使用している方が多いようです。
また、これで色あせ等の不具合が出るという事はないようです。
トタン用油性ペンキの赤と白、溶剤、ハケ、ペットボトルを切った溶剤入れが主な準備物です。
ここには大きいハケしか写ってませんが、小さなものも用意するといいでしょう。
また、同じハケで違う色を使用しないようにしましょう。
しめて¥1500くらい。
2
ウマをかけます。
タイトルにもありますように、私が今回行った方法はかなり時間がかかります。
もし私の方法を参考にして塗装をされる方がいましたら、ウマをかけっぱなしにできる場所がないと厳しいと思います。
足回りを洗います。
中性洗剤とたわしでゴシゴシ洗います。
ついでにホイールハウスも洗っちゃいましょう。
もちろん、キャリパーもゴシゴシします。
足回りについた小石などが、塗装中に落ちてきて張り付いたら悲劇ですので…。
3
パッドやパッドの押さえの金属板も外します。
パッドに塗料が付かないようにするためです。
また、外したついでに内側のブレーキダストも綺麗にするといいかもです。
塗装する際は、パッドを抜いた状態でキャリパーを写真の様に仮組みしておきます。
いろいろ考えましたが、やはりこの状態が一番塗りやすそうであるという判断です。
この時点で、ブレーキクリーナー等で脱脂しておきましょう。
4
ここが、本作業におけるキモです。
「コダワリ」の部分です…。
赤くキャリパー塗装を経験された方の多くは、イメージする鮮やかな赤に塗ることができなかったのではないでしょうか?
キャリパーに直に赤を塗ると、朱色のような黒ずんだ赤になってしまいます。
黒い紙と白い紙に、赤い絵の具で塗ることに例えると分かりやすいと思いますが、下の色によってその上の色の映えが変わります。
キャリパーは一般的に黒ずんだ色ですので、その上に赤を塗るといくら重ねても鮮やかな色を出すのは困難です。
つまり!
下地を白くしてやれば赤が映えるはずです。
というわけで、まずは白で塗ります。
もちろん白も初めは綺麗に映えませんが、気にせず一通り塗ります。
白は、二度塗りします。
二度塗りをすると、写真の様にかなり白が映えます。
5
白を二度塗りして乾燥させたら、次はいよいよ赤です。
赤を塗り始める際には、白が完全に乾燥していることを確認してください。
中途半端に乾いていなかったりすると、赤を塗った際に白と混ざってピンク色になる可能性があります。
写真の様に塗装の基本に沿い、細かい部分、塗りにくい部分から塗っていきます。
また、厚く塗りすぎないよう注意してください。
もちろん白を塗る際も同様です。
赤も白と同様に二度塗りします。
これで赤白合計で4度塗りしたことになります。
6
根気よく丁寧に作業を続ければ、黒ずんだ赤ではなくブレンボのような鮮やかな赤に近い色になると思います。
かなり大変でめんどくさく、気が滅入りますががんばりましょう!
赤も二度塗りしたら、ここでも6時間以上おいて乾燥させたほうがいいと思います。
7
パッドを組みます。
一応クレのパッドグリスみたいなのを塗っておきました。
グリスかな?と思ったらどちらかというとゴムっぽいケミカルですね。
ラゲッジが作業場と化してます…
8
せっかくの塗装面を痛めないよう、最新の注意を払いながらパッド組み込み、ホイール組み付けを行います。
長い戦いでした、結果は大成功!
ブレンボのような鮮やかな赤が足元を彩ります。
作業期間3日、乾燥時間を除く作業時間は12時間以上と、値段の割には大変な作業でした。
結果はこの写真を見ていただければ分かるように、大満足です!
みなさんもぜひチャレンジしてみてください。
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