デミオという車

　今日は朝から子供の塾の送迎や年末の買い物などで、一日中うろうろした。車は妻のデミオを使用。私はもっぱら運転手である。久しぶりにこの車に乗ったが、相変わらずきびきびと小気味の良い乗り味である。

　このデミオは、もともと妻用にと買った車である。買うときには例によってコンパクトカーを対象として各社の代表的な車を試乗した。トヨタのヴィッツ、日産のキューブ、本田のフィットなどである。
　結局マツダのデミオを買ったのであるが、その理由は、運転していて安心できるということが最大の理由で、これは妻も同意見であった。思い通りに車が動くというといいすぎかもしれないが少なくとも、このクラスの他車に比べると段違いに優れたハンドリング、路面を確実に捉えていることをドライバーに伝えてくれる足回りとシャシー、全周にわたって見切りの良い視界、軽快に吹け上がるエンジン、内装の造りが多少安っぽいという欠点はあったが、命を預けることと引き換えにするほどの欠点ではなかった。

　私は評論家ではないので胸を張って意見を言えるような身分ではありませんが、マツダにはこの路線を貫いて欲しいと思っています。所詮トヨタや日産と同じ土俵では戦えないのですから。
　このような小粒でもぴりっと辛い車を造っていくことで、これを求めるユーザーから絶大な支持を得られると思うし、このことが企業価値を高めていくことにつながっていくのではないでしょうか。

　さて、みんカラの皆さん、ロドスタはもちろんすばらしい車ですが、RX8やデミオやアテンザなどもいずれ劣らぬ素晴らしい車だと思いますよ。まだ乗ったことが無いとおっしゃる方は、ぜひ一度試乗してみることをお勧めします。きっと、ますますマツダ地獄にはまりますよ。笑