タミヤ　クラッドバスター製作記①

　2022年11月、馴染みの模型屋さんに譲っていただいたクラッドバスター。



この写真がウチに持ってきたときの状態です。
期間は不明ですが、かなりの年月が経っています。

店主さんも、『そういえば…あるな〜、クラッドバスター。』という感じでしたので、もはや忘れ去られかけていたのかも。

ホコリだらけで汚れやキズも多数…。割れもあるし、前オーナーさんは激しく使われていらっしゃったのでしょうね…。


　まずは全バラシ。
シャーシから始めます！










シャーシや構成部品の劣化は少なく、主に洗浄で済ませられました。

　次はメカです。
クラッドバスターはツインモーター(！)の4WD、4WSのために発売当初から長らく3段の機械式スピードコントローラーで前進後退を行います。これは兄弟車である、ブルヘッドも同じですね！

後発のスーパークラッドバスターでタミヤ純正ツインモーター用ESCが同梱されるようになりましたが、それまではずっと機械式のスピコンでした。

スピコンの状態を確認していくと、汚れがひどく断線も…。
これだと当然動きません。


下手ながらハンダで修理をしていきます。


あとは接点を磨いて、元通りに組み付けていきます！










レジスターは模型屋さんに当時物新品在庫があったので、惜しみなく投入！
説明書も当時物です！

サーボはフタバのエントリーモデル。もともと付いていたので作動確認し、そのまま使っていきます
ー。

ちなみに受信器はコレ。


AMの受信器でなく、現代の？2.4Gです。
送受信器が新しく、スピードコントローラーとサーボは当時物というチグハグ仕様笑。


　メカは無事に動くようにできたので、シャーシの組み付けに移ります！


タミヤカスタマーより袋詰を購入しました。これらはスーパークラッドバスターのものが入手可能(2025.1現在未確認です。欠品or生産終了の可能性あり)なので、こちらを使います！



このプレートはなんぞや？と思っていたら…、


↑初代クラッドバスターの説明書

↑スーパークラッドバスターの説明書

通常のナット止めから、プレートを使って固定する方法に変わっています！
この方法により、ピボットの強度アップをしているんですね〜。

感心しながら、サクサク組み付けしていきます。


ステアリングサーボも組み付け。




スピードコントローラーも配置してみます。



こんな感じですね。

　アクスルまわりを作っていきます。こちらは前後共通ですので、2個ずつ作ります。


アクスルシャフトはツーリングカーとは比較にならないくらい大きいです！


もちろんフルベアリングもしていきますよ！
主に1280と850のタイプを使用します。


モーターはマブチ540をツインで。

ツインターボみたいに言いましたが、要するにノーマルモーター2個です。

ステアリングナックルの組み付けに入ります。


こちらにも当然ボールベアリングを組み込みます。



このような感じで、前後のアクスルが完成しました。





少し端折りますが、シャーシは無事完成です。


スピードコントローラー用の防塵カバーを作ってみました。


さぁ、次はいよいよボデーに取り掛かりますよ〜。