中古オーナー涙の物語　・・・山ネタ・・・舞茸シーズン到来

９月になりました。
山遊び最大のイベント、舞茸採りのシーズン開幕です。
エリーゼにはまったく関係ない話で、山遊びにご興味の無い方には、
つまらない話ですが御赦し下さい。

シーズン開幕は、まず舞茸のでる水楢の巨木を巡回し、舞茸の小さな芽を見つけます。
そして、適当な間隔を空けてジャストタイミングで収穫に出かける訳です。

１日目、土曜日は独りです。
この山は、厳しいので奥方から「あなた独りで下見してらっしゃい、芽が出てたら
次に収穫には行くからね！」と指示されました。

急登に喘ぎ


熊の糞におびえ


尾根を巡り


崖をへつり


渓があれば

これを渡渉し


まさに御神木巡礼。


しか～し、無い・・・何にも無い、気配も無い。

一日目は、打ちひしがれて日没すれすれに下山。

２日目、日曜日。
今日は家の山の神が一緒です、頑張るぞ～！


だが、この山も山肌は乾燥し、舞茸はおろか茸の気配すら希薄。


疲れた～、かあちゃん、ボク・・・もうヤダ。


気を取り直して、新天地開拓。未知の尾根から下山します。


なんとブナの根元に腐ったトンビマイタケ（真夏に出る舞茸に近い種類ですが、
価値はずっと低い茸）が、十数株。
あ～、これが舞茸であったなら・・・・・。


未知の尾根を下山に使うのはリスクがあります。
地図からは、想像できない複雑な尾根別れに文字通り山勘総動員でなんとか下山。
同じルートをもう一度歩けと言われても・・・？
いずれにしても２日間、合計１７時間の山中徘徊は、くたびれもうけに終わりました。