Ｕ-ＴＡＮ（う～たん）のブログ一覧

日増しに暑さが本格的になってくる、快適な春はあっと言う間に過ぎさり、高齢者に
は嫌な季節がやってきた。
もうオープン適期は終わりで、エアコンをスイッチオンしても暑さを凌げなくなる。

で、今年前半のエリ乗り納めにやって来たのは山神様ご希望の信州伊那の寒天パパ
ガーデン。


思っていたより広大な敷地。
案内板を見ると山野草園に加えてレストランや美術館、物販施設もなかなか多い。


山神様の第一のお目当ては、ここに咲くという笹百合。
自然の中ではなかなか見かけることが少なくなったが、その可憐さは山野草の中
でも特筆すべき存在だと思う。
まずは、山野草園へ。


ちょうど、紫陽花が見頃。
ほとんどがヤマアジサイらしい。


いろいろな色の花が咲いていたが園芸種なんだろうか？


シモツケソウ


ホタルブクロ


初めて見る黄色い九輪草、赤紫色だけだと思っていたが驚いた。


そしてお目当ての笹百合・・・なんとまだ蕾。


ちょっとがっかりした山神様、本日第二の目標の低カロリーランチを食べるべく
寒天レストランへ。


僕は、一押しの「寒天麵」梅鰹味。
もちろんあっさりだが、お味はなかなか。
ボリュームは、かなりあるので取り敢えず腹は膨れる。


山神様は、「寒天パスタ」、トマト味とクリーム仕立てのセット。
食感はパスタとはまったく違うが、こういう食べ物なんだと思えばそれなりに
美味しい。


日向は少々暑いけれど、木陰のオープンデッキは涼しい風が吹き抜けて快適♫
ご機嫌で低カロリーランチを召しあがるが、一食だけじゃね・・・？


食後は、園内散策。
苔の管理もなかなか素晴らしい。


・・・と、一輪だけ満開の笹百合発見！
これで伊那まで来た甲斐があったというもの　(^▽^)/
笹百合にはいろいろな亜種があるらしいが、これは花が大きい。
信州産だろうか？


最後は、伊那食品の会長が惚れこんで常設美術館まで建ててしまったという植物
細密画家「野村陽子氏」の２５周年企画展をゆっくりと堪能。
朝ドラでは、「牧野富太郎」の細密画が話題だが、野村氏の作品にも感動。
当然乍ら、館内は撮影禁止。


本当に久しぶりのエリでのドライブ。
これでまたしばらく夏休みだな・・・さ、帰ろ。

先週の大雨以来、毎日鬱陶しい天気が続く。
そんな中、梅雨の中休み的な貴重な晴天。
以前から一度登ってみたかった蓮華ツツジの山「横尾山」へ。

長野県川上村廻り目平で昨秋以来のクライミングキャンプ。

自宅をゆっくりと出て、昼少し前に到着。
一番の目的は、新調したテントの設営。
基本的には、普段登山で使っているモデルをサイズアップしたものなので違和感
なくサクサクっと完了。
レジャーキャンプらしく小さなタープも組み合わせてみる。
森の緑に溶け込んだ控えめな風情がいいなぁ・・・やっぱりこの色で良かった♪


ランチは、村内スーパーで購入した地区限定ラーメン。
これが予想外に旨い！特に麺が気に入ったので帰りに自宅用に追加購入。


午後は、随所に咲き乱れるシャクナゲに見惚れながら岩場へ。


派手に改良された園芸用と違って、この淡い色調に心和む。


久しぶりのスラブ壁。
関節の固い夫が落ちて擦り傷を負った核心部を妻は苦も無く突破・・・


一足一足、岩の感触を楽しむかのようにスルスルと終了点へ向かっていった。


３ケ所も擦りむいたのでモチベーション低下。
早めにクライミングを切り上げて、明るい内に夕食開始。


気温は、約１０度、寒いのでとにかく焚火。
まずは、「焼あなご」を炙るが下戸なのでアルコールは無し。


地元スーパーオリジナルの焼鳥、味付けが好みだ。
これは、今後、定番に決定！


いろいろな食材を少しづつ時間をかけて焼いて楽しむ。
最後には、サラダのミニトマトも焼きトマトに。


食事の後は、童心に帰ってお楽しみのマシュマロ。


マシュマロの焦げる甘い香りと薪の唐松の煙に包まれると、もうクライミング
のことも忘れて、二人無言で炎を見つめ続ける。


そして登山用の1.5倍の広さの新テント。
この夜は、壮絶な場所の取り合いをすることも無く、ぐっすりｚｚｚｚｚ。

翌朝、早い時間に信州で暮らす次男が偶然やって来た。
しかし、友人と高グレードのルートへ向かうとのことで面倒を見て貰えず、夫婦で
１本だけ低グレードルートを・・・それでも死ぬ思いで楽しんだ。

今年は、たくさん呑気な天泊をするとしよう♫

当地では「躑躅」でちょっと知られた山域を久しぶりに訪ねた。

高度により差はあるが、やはり例年より少し早い開花。

ミツバツツジ。
登山道を染める花弁。
鮮やかではあるが、決して派手ではない。


僅かに紫がかった「高貴」と呼ぶべき色合い。


シロヤシオの巨木。
このサイズとなると、なかなか貴重。


新緑に映えて「清楚」の一言に尽きる。


今日は、山神様が通院で不参加。
ゴローと二人きり。


途中、登山道をはずれてクライマーしか知らない絶景スポットへ。
岩の頂上部から見下ろす霧湧く山腹の躑躅。


この急傾斜を固定ロープに導かれて下る。


岩壁の基部にもミツバツツジ。
まるで山水画。
ここでランチ。


残念ながら、お前と二人じゃ登れないネ・・・。


さぁ、霧が濃くなってきた降り出す前に下ろう。

宿題の日記がまだ書き終わらない　( ；∀；)　そんな気分で・・・。

GWが終わり、今年も待ちに待ったコシアブラの季節到来。
この木は、前回剪定してから４年間養生、すっかり新しい枝が整った。


いつも通り、木の負担にならぬよう二枝程頂く。


こちらは、３年前から少しづつ剪定させて貰っている巨木。
何だか、葉の付き方が薄い・・・？。
無理な剪定のせいかと思ったが、近くにある一度も手を付けていないコシアブラの
ほとんどが、やはり同じように芽数が少ない。


年々、春の気温上昇が早くなっているが、今年もまたその傾向が強まった感が
ある。
温暖化の影響が少しづつ速度をあげて迫っているのが肌に感じられ、森全体が何か
おかしく、これまでと雰囲気が違うような気がした。
コシアブラ採りは早めに切り上げて、咲き始めたシロヤシオやミツバツツジを
愛でる。


例年に比べて少量ではあるが、帰宅してからの始末には採取よりも遥かに時間が
かかる。
ひとつづつヘタを切り捨てゴミを取り除くという面倒な作業だが、これも山菜採り
の醍醐味、ペーストに加工して香り高いパスタソースで楽しむことを思えば苦にも
ならない。


ただ相変わらず、猫の手は出てこない・・・・。