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U-TAN(う~たん)のブログ一覧

2023年05月04日 イイね!

舞姫

筆不精故、まだGWの備忘録。

南アルプスから戻った翌日は信州へ。
息子の家の近くにある八坂神社。何でも松本地区で萱葺き屋根の本殿を保持している
のは2社のみで、この神社は三間社で規模も大きくこの地方の神社建築史上貴重なもの
だという。
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全国的にそうであったようにコロナでここしばらく自粛されていた祭礼。
この神社でも久しぶりに昔ながらの習わしに沿った祭礼が復活した。
中でも近在の少女達による宵宮の舞の奉納が、祭りの中心らしい。
そして舞を踊るのは、今年小学校の6年生となる少女だけで、一生に一度の誉だ
という。
偶然にも孫娘も今年6年生。
二度と無いことなので、膝痛の足を引きずって馳せ参じた。

伝統の舞を継承する師匠からなかなか厳しい練習を課されたという少女達。
神妙な面持ちで扇の舞が始まる。
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途中、持ち物が鈴に変わって終盤へ。
大きな間違いをしませんようにと祈るような気持ちの爺婆は、正直なところ自分の
孫しか目に入らなかった。
案ずるまでも無く、孫娘はまるで幼い頃から舞い続けてきたかのような滑らかな
動きで、鈴の音に合わせての立ち居振る舞いには妖しさすら漂っていた。
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古式ゆかしい舞神楽が無事に終わるのを見届けたら、山の疲れも相まってしばらく
動けなかった。
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またひとつ、得難い冥土の土産が増えた宵だった。♪
Posted at 2023/05/21 01:06:24 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2023年05月02日 イイね!

南アルプス 残雪の上河内岳東尾根

2年前から計画していた残雪山行、昨年は終活のアパート建設に追われて見送り。
そして今年こそ!と意気込んでいたら右膝痛とトレーニング不足で体力低下。
4月初めの途中までのテスト登山(伊谷山)の結果、このコースは現在の自分の
脚では日帰りは不可能であることが判明。
コースは、いつものように南アルプス南部、上河内岳2803mの東尾根。
南部玄関口のエリアに当たる場所だが、知名度が低く入山者の少ない山域だ。
2年前の秋に主要部をトレースしているが、無雪期には人丈を超える這松漕ぎが
厳しい。しかし、残雪期ならば這松を覆う雪稜を快適に登れるはず。
人出の少なくなる連休明けにと思っていたが、ここのところ気温の上昇が顕著
で雪融けが一気にすすんでしまう恐れがある。
滅多に人の入らない山域なので連休の人出も殆ど影響はないだろう。
まずは天候優先で5/2-3の山行とし、どうせ泊りとするならば第一級の展望地
ながら、なかなか登るチャンスが少ない上千枚山2359mにも寄っていくことに
した。
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ーーーーー5/2 ーーーーー5/3

5/2  02:20 畑薙ダム出発、大吊橋を渡って上河内沢登山道へ。
04:20 目印の古い森林組合看板、登山道をはずれ東尾根末端に取り付く。
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05:20 廃屋となった造林小屋、ここでかっての植林時のかすかな踏み跡が
消える。
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08:10 2057m点、樹間から下山時に通過する鳥小屋尾根の畑薙山が見える。
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09:25 2300m点、ようやく雪が出てきた、やはりテスト時からかなり雪融けが
すすんでいる。
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2350m、西に茶臼岳、小屋の赤い屋根が確認できる。
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10:10 2423m伊谷山山頂より目標の上河内岳を仰ぐ。
泊り装備なのでテスト時よりも荷物は重いが所要時間はほとんど変わらない。
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ここから上千枚山へは、一旦100mほど下る。
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12:00 シラビソの藪を掻き分けて上千枚山山頂2359mに到着。
陽当たりの良い山頂部は雪が消え、三角点が出ていた。
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聖岳、赤石岳、荒川岳と南部3000m三座がそろい踏み。
なるほど、知る人ぞ知る展望地だ。
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さらに荒川岳の右手に霞むのは塩見岳から間ノ岳の北部3000m峰だろうか?
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往路を戻り伊谷山へ登り返し、西北に向かって急坂を下降する。
途中、青黒い壁のようにそそり立つ東尾根を見る。
明日の樹林帯の登りを考えると溜息が出てしまう。
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15:00 標高2292m、上河内沢支流横沢のコルにツエルト(軽テント)を設営。
トレーニング不足で鈍った体は正直だ、お湯を注ぐだけのアルファ米を掻き込んで
17時には爆睡した。
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5/3
東の空、朝焼けに浮かぶ笊ケ岳のシルエットを鑑賞しながら出発。
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2500mの樹林限界まで尾根の上にはシラビソのブッシュが濃い。
ブッシュの密度が低く、雪が多く残る北側斜面を巻くように登っていく。
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樹林の中とは言え、斜度が増してくればアイゼンは必須。
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06:10 2550mで樹林限界を超えると突然平坦な地形となり、ブッシュから
解放される。
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右手北方向、主稜線の3000m峰の連なりに手を伸ばせば届きそうだ。
昨日、頑張ってここまで上がり幕営したかったな・・・と思ったがとても無理。
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正面には、上河内岳へ向けて立ち上がる大斜面。
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その大斜面を左方向へ斜上して尾根に乗る。
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振り返れば黒々とした伊谷山と上千枚山、その向こうの青薙、稲又山越しに富士が
浮かぶ。
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07:20 2660m点、ここもなかなか得難い展望地。
右手に聖、赤石、荒川岳と北へ向かう主稜線の高度感が凄い。
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正面に上河内岳山頂へ続く雪稜。
左南面は完全に這松が現われ、北面も予想より雪は少ないが何とか頂上まで
繋がっているように見える。
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左手にはこれから向かう茶臼岳から光岳への主稜線。
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この日、最も恐れていたのは雪が融けて這松漕ぎを強いられることだったが、
この最も雪の少ないところでも僅か1mの幅で雪が繋がっており這松を踏むことなく
登ることが出来た。
ただ、この先の最も傾斜の強い場所でのちょっとしたスリップをストックで止め切れず
5m程のプチ滑落。
幸いダケカンバにぶつかって停止したが、軽量化の為にピッケルを装備から外したこと
が災いした・・・軽量化の為に安全性をないがしろに・・・猛省すべきだ。
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2750m いよいよフィナーレ、憧れた天国へ続く道。
痛む膝、疲れたふくらはぎも軽くなる。
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08:40 上河内岳山頂着。
冬でも強風で雪が吹き飛ぶ西側は、もう完全に地肌が露出。
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登って来た東尾根、伊谷山を振り返る。
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さぁ、これで二年越しの目的は果たせた。
帰路への下降点、茶臼岳に向かう。
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名残惜しい気持ちで上河内岳を振り返る。
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茶臼岳まであと一登り。
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10:45 茶臼岳着。
さすがにGW、主稜線では10人ほどの登山者と出会った。
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ここからは、今回のルート核心部を手に取るように見ることが出来る。
上河内山頂から横沢コルまで一挙に高度を下げた後、伊谷山まで頭をもたげ、
再び上河内沢出合まで高度を落としていく東尾根の姿を目に焼き付ける。
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11:10 茶臼岳直下の雪田から下降路の鳥小屋尾根に向かう。この尾根にも
整備された登山道は無く、一般登山者は立ち入り禁止とされている。
雪田の遥か彼方にゴールの畑薙ダムが見える・・・今の自分にとっては遠いな。
さぁ、家に帰ろう。
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13:40 1900m付近から横沢コル、伊谷山の最後の眺め
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14:40 畑薙山1835m山頂。啄木鳥の鳴き交わす声が賑やかだった。
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16:50 長い下りに右膝に加えて左膝まで悲鳴を上げかけた頃、ようやく大吊橋
を渡る。畑薙ダムへ戻る林道に出ると大好きな山吹が登頂を祝ってくれた。
GWにも拘わらず、結局、登りの東尾根、下りの鳥小屋尾根ともに一人の登山者にも
出会うことは無かった。
否応なしに老いを感じさせられる急登の多い行程だったが、今回も本当に楽しかった。
ダムまでの小一時間、山旅の余韻に浸りながらゆっくりと歩いた♪
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Posted at 2023/05/09 12:51:22 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2023年04月27日 イイね!

諏訪湖周遊

GW直前。
観光地が混み合う前にちょっと遊んで来ようと諏訪湖に遠征。
「すわっこランド」駐車場にエボワゴンを置いて出発!


久しぶりの湖畔ランは、気持ちいい♫


諏訪湖周遊コースは、ランニング用の弾力のあるウレタン舗装が施されているので
高齢者の膝にも優しい。


でも陽射しも強いので、無理せずすぐに木陰でモグモグタイム。


半周ほどすると対岸のど真ん中に富士山という絶景!


そして、ボートハウスのあるローイングパークには


何とランニングコースの脇に足湯がある、快適ー v(^^


足湯を楽しんだらお腹がすいてきたので、コースをはずれて岡谷市内のプチ・レストラン「メリノ」さんへ。


ところが生憎の満席で諦めかける・・・が、店主が「一番人気のキッシュをメイン
にしたテイクアウトをすぐ用意します、湖畔で召し上がったら如何でしょう?。」
と言ってくれた。
即座にOKして、釜口水門近くの岡谷湖畔公園でランチタイム (^^♪


キッシュメインと言いながらいろいろ入っていて大満足のフレンチ弁当。


お腹がいっぱいになりすぎて走れない?・・・消化するまで八ヶ岳を眺めながら
半分歩き。


途中、ランニングコースは整備工事で通行禁止になるので周遊道路を避けて細い
生活道路に入ってみる。
さすがに「諏訪湖」・・・スワンバスのバス停と


バス停近くの「スワン体操教室」って偶然か?


この歯医者さんの看板もなかなか風情がありますなぁ・・・。
こんな小さな発見も「旅ラン」の楽しみ・・・。


ランニングコース16km+ランチ捜索3kmの合計19kmを無事完走 \(^o^)/
約5時間かかったので平均時速4kmで歩きの速度・・・何てことは言わない。
高齢者の「旅ラン」は、楽しいのが一番。





Posted at 2023/05/07 22:48:58 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日記
2023年04月23日 イイね!

春まだ浅き・・・

全国で頻発する夏日。
当地も例外では無く汗ばむ日が続く、これでは奥山の山菜も動きが早いかも?
と、いつもの森へ”コシアブラ”の様子を確かめに出掛けてみた。

ここ10年近く世話になっている有難い大木の元へ。
毎年、少しづつ剪定させて貰っているが、樹形はまずまずに保たれている。


さすがに標高1500m、気温6度、やはり芽はまだまだ硬かった。
しかし、この様子ではあと10日ぐらいで収穫可能か?
例年の収穫時期はGW明け、今年はかなり早まることに間違いはなさそうだ。


少し肌寒い森でランチを摂って帰宅すると庭では朝はまだ蕾だった芍薬が開花
していた。
環境に対する植物達の反応は、本当に早いなぁ・・・。

Posted at 2023/04/27 22:21:11 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2023年04月17日 イイね!

芝刈り

1週間前のことだが、庭の手入れの備忘録。

最近の暖かさのせいで例年より早く芝の芽が伸びだした。
雑な管理故にまだら模様ながら取り敢えず長さを揃えておくことにした。


例によって猫の手はまったく役立たず・・・木陰で気持ちよさそうに寝そべる
だけ。


気付けば、小さな庭に植えられた花々も咲き揃った。
山神様の大事なクレマチス。



そして、随分昔からある小さなエビネ。


僕は、山吹の黄金色を見ると春山が恋しくなる。


そして、清楚な鈴蘭や


妖精のようなオダマキも好みだ。


こりゃこりゃ、花の上に寝るとおかあちゃんに叱られるぞ!


芝刈りを済ませたら、ゴローと二人、いつもの裏山へ登る。
いつの間にか、小さな青い花がラベンダーのように丘を覆っていた。


何でも茶園用の配合肥料に種子が混じっているらしいけれど、何という花かは
知らない。


時節柄、山神様が大量に作ってくれた苺ジャムたっぷりのサンドを楽しんで


光る風に頬を撫でられながらゴローと昼寝。
あーー、シアワセな世捨て人じゃ・・・zzzzzz

Posted at 2023/04/25 14:23:51 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「良く曲がる ^_^ http://cvw.jp/b/1240840/48330458/
何シテル?   03/24 11:23
U-TAN(う~たん)です。 見た目は可愛い性悪娘エリに苦労してます。 よろしくお願いします。
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