Ｕ-ＴＡＮ（う～たん）のブログ一覧

日本列島、雨の降るところは降りすぎるくらい降ってるのにマイフィールドの山域は、
先週はまったく降りませんでした。
夏キノコシーズンが佳境に入る時期なのに、乾燥はお肌の・・・じゃなくてキノコの大敵です。
さて、どんな様子でしょうか？昨日の土曜日に行ってまいりました。

まずは、先週、芽を見つけたハナビラタケを回収に行きますが、森に入るとまるで春先の
ように踏みつける落ち葉達が音を立てます。
乾燥が激しい証拠です、嫌～な、予感。


あ～、やっぱりです。
今週は、採り頃と思ったこの株。乾燥で、葉先が黒く縮れています。
中心部を除いて、乾しキノコ状態です。


これ以上、置いておいても劣化が進むだけ。
やむを得ず収穫します。


近くにあった一回り小さな株も、まるで焦げたような状態です。
近いうちに一雨降れば、復活するでしょうが、さて・・・？


新しい芽を求めて、ハナビラ山を彷徨いますが、全然だめです。


イグチの森に場所を変えますが、ここも同じように乾燥が激しいです。
先週、青々としていたコバイケイソウの葉が黄ばんでしまいました。


花は、ちょうど見ごろなのに残念です。


イグチ達も、カリカリに乾いてひび割れているものも・・・。
でも、充分食べれますからもちろん収穫します。



今年初のコガネヤマドリ。その名の通り黄金色の美しいキノコです。
図鑑では、毒ではないけれど美味しくないので不食とされていますが、
とんでもない。イグチ類の中で、１、２を争う美味しいキノコです。


ま、こんな日は頑張っても仕方ないのでゆっくりとランチを楽しみます。
今日は、奥方が久しぶりに「山弁当」を作ってくれました。
今や貴重品になりつつある地元の「井川メンパ」


開けますと、山女魚（正確にはアマゴですけど）と独活の若葉の佃煮、柚餅子。
僕の大好きな組み合わせです。ｖ（＾＾


曇天の薄暗い森の中にスポットのように光が射す場所で、ゆっくりまったり食します。


いつもより早めに下山して、夕餉は「ハナビラタケご飯」。
半量を炊き込みに、半量は炒めておいてご飯が炊きあがったら混ぜ込みます。
こうすると、歯切れ、香りともに格段にアップします。
乾しキノコ状態だったので、却って風味は濃厚です、頂きま～す(^^♪


しかし、来週も当地は、好天が続きそう。
もう1週間、降らないと壊滅的・・・う～、心配です。