Ｕ-ＴＡＮ（う～たん）のブログ一覧

先週、日曜日。
山間部には、ろくに雨は降らなかったけれど、習慣的に山へ向かってしまいました。

多少のお湿りは、あったようで新しいハナビラタケ達が芽を出していました。



いずれも来週までおいた方がよさそうですが、ひとつだけお土産に頂きます。


と、遠くの切り株の上に何やら白いものが・・・・？


うわ～、残念。大きなハナビラタケが虫の餌です。
先週、この場所もチェックすべきでした・・・・。


イグチ達は、やはり乾燥に耐えられなかったのでしょうか、姿が見えません。
ようやく大物を見つけたと思ったら、ウラグロニガイグチ。
名前の通り、その苦いことといったらありません。見た目は、立派なんですが・・・。


午後になると霧が濃くなり、森全体が湿気を帯びてきました。
すると、喜ぶのはキノコ達だけではありません。
山の吸血鬼達も元気になります。
まずは、２ｍほど先からまるで走るように近寄ってきた「山ヒル」君。
きっと、先週は乾燥続きで石の下でじっと耐えていたのでしょう。
お腹がすいているのは、分かるけどオマエに血を分けてやるほど心は広く無いよ。


続いて知らないうちに手についた「山ダニ」。
正式には、最近感染症で有名になった「マダニ」だろうと思います。
僕は、皮膚の露出部には「ムヒ軟膏」を塗っているので簡単には噛まれません。
ダニもムヒが嫌いなので、右往左往している様子です。


先週まで目を楽しませてくれたヒメシャラの花も散りました。


最後に今シーズン最大のハナビラタケ発見！
でも、遅かった。手を触れるとキノコバエがワッと舞い上がり、よく見れば穴だらけ。


気がつけば霧の立ち込める森に夕闇が迫ってきました。
吸血鬼達の餌にされない内に、さぁ帰ろう。