Ｕ-ＴＡＮ（う～たん）のブログ一覧

思いの外、面白い収穫のあった動物カメラ。
雨が通り過ぎたので、再びセットに現場へ向かう。

ヌタ場付近の紅葉は、ちょっと散りかけてきたかな？


お！雨でクリタケ復活？・・・と思ったら、ニガクリタケでした、がっかり。


このカメラ、一応、防水ってことになってますが、構造を見るとちょっと信頼できません。
今度は、1週間くらい置いておきたいので、ＰＥＴボトルを活用したレインハットを被せて
あげました。ついでに「触らないで・・・」のお願いも。
今回は、鹿、猪はあきらめて、熊に絞り込んだ場所へセットしました。


さて、新たな熊の痕跡探しへ。


鹿や


猪の落し物は、新しいのが見つかりましたが、熊の太いのは見つかりません。


山頂まで上がり、風の当たらない暖かな窪地で鳥の囀りを聞きながらマンネリランチ。
僕がいるのに気づかずにすぐ傍まで来た鹿のカップル。
咳払いをしてやったら、仰天して走り去りました。（＾＾


盛りは過ぎましたが、周囲を見渡せば、まだまだ楽しめます♪






同じルートを下るのもつまらないので、この山に入り込んでいる廃林道を経由して
下山することに。
以前、ﾊﾟｼﾞｪﾛﾐﾆで走ったこともありますが、今はもう途中の落石が激しくて入れません。
でも、平坦部分は道幅いっぱいに落ち葉を敷き詰めた快適なダートのまま。


ちょっと幅は狭いですが、林道好きが見たらよだれがでそうな美しい道が残っていました。


でも、廃林道を歩くと凄い遠回りになるので、適当な尾根を下ってショートカットを企てます。


狙いをつけた尾根へ入ると、猟師の目印。
不安なルートにお墨付きを貰ってほっとするような、ルート探しの楽しみを奪われて
がっかりするような、矛盾した気持ちになります。


順調に30分下って、ショートカット一発目成功。
引き続き、林道を横切りショートカット継続。


植林帯になると地形判断が難しい、文字通り山勘で下っていくと、放棄された山葵田が・・・。
こんな、奥山に猫の額ほどの山葵田。かっては、他に現金収入の手段が少なかったのでしょう。


山葵田に続く山道の跡が、あるだろうと思いましたが、少し下ったら果てしない間伐地帯。
まぁ、こんなところ歩けたもんじゃありません。
時間だけが、無駄に過ぎていきます・・・・悪戦苦闘。（＾＾；


仕方なく、植林帯を外して急傾斜の沢沿いに逃げます。
ここはここでリスクもありますが、下降速度は各段に上がりました。


ようやく最下段の廃林道へ脱出、後は車まで歩くだけ。
ここまで入ってきた車もあるようですが、ここで追い返されています。


やれやれ、結局、登りと同じくらいの時間をかけての下山となりました。
昨日の雨で、３０ｃｍくらいの落石もいくつか落ちています、慎重に帰りましょう。


湖沿いの紅葉も良い感じになってきましたが、残念ながらもう陽の光がありません。


あ～、今日は、行きはよいよい帰りは怖い～でした。

でも、熊さん写るといいなぁ～。