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2017年11月28日 イイね!

山中徘徊時々エリーゼ・・・憧憬の山下見

年老いて体力に不安を感じるようになると、いつかは訪れたいと思っていた山々への
憧憬の念が日増しに強まってくる。
そんな山のひとつに寸又峡近くの栗代川の奥に聳える「風イラズ」という一風変わった
名前の山がある。
以前からアプローチのしにくい山であったが、特に最近は栗代川に沿う林道の崩壊が
著しく、入山ルートについて情報が錯綜している。

そこで自身の目でアプローチを確認しつつ、一目でもその山容を拝めたらとお出掛け。

その昔、岩魚釣りに来た頃は車で林道奥に入れたのだが、現在は通行止め。


耳が痛くなる朝の冷気の中、黙々と林道を歩く。
寸又三山のひとつ朝日岳には、文字通り朝日が当たり出した。


しばらくすると深い栗代谷の奥に「風イラズ」が忽然と姿を現した。
何と12時間程度で往復してしまう足達者もいるようだが・・・やはり遠い。


大崩壊を高巻いて進んでいくと、やがて最近使われるようになったという取り付き地点の
マークを発見。


取り付きのすぐ先には、朽ち果てた寸又温泉の送迎バス。
道路の崩壊で出れなくなってしまったのだろうか?


古い作業道の形跡を時々見失いながらも辿っていくと、見込んだ位置よりやや南寄りの
1090m地点で尾根へ上がることが出来た。


尾根伝いに進むと、梢越しに「風イラズ」へ続く稜線が見え隠れする。


数十年前までは、林道からこの峠(尾栗峠)へ上がってくるのが通常ルートだったようだ。


しかし、今では林道方向を見ても登山道の形跡はまったく無い。


標高1320m点、唐松の一枝に秋の名残の黄色。
ここから先が急登下降を繰り返す核心部だが、今日はここまで。


とにかく、アプローチについては解明できたので日溜りで大休止。


帰路、西方に目をやると寸又三山の残る二山が望めた、左から「沢口山」と「前黒法師岳」。


林道への下降点まで戻り、よく知ったキノコ山方面を眺めながら紅茶でティーブレイク。


登りの数倍の注意を払い、不明瞭な地点にはマーキングをしながら林道取り付きへ下る。
薄暗かった朝と打って変わって、西日の当たる廃林道には散り際の紅葉が燃えていた。


冬の気配が濃厚だった尾根上と違い、暑さを感じるほどの陽射しだ。


頭上の赤や黄色に誘われて、とうとう二人して落ち葉の上に座り込んでしまう。






名残惜しいがどんどんと日が傾く、歩き出すとしよう。


「風イラズ」山頂付近の鋸状の稜線、本格的な冬の到来前にアタックできるか・・・?


無事な一日を山の神様に感謝して、今日も終わり。
さぁ、帰ろう。






Posted at 2017/11/30 14:32:49 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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