Ｕ-ＴＡＮ（う～たん）のブログ一覧

一週間前に下見をしておいたタラの芽。
そろそろよかろうと林道タラの芽ツーリングをしてみたら、無～い！無～い、何にも無～い！！
まぁ、ＧＷ初日の昨日は山菜採りも大勢来たに決まってる。

で、幹線林道は早々に見切りをつけて、冬季閉鎖中の支線にある我が家のタラの芽畑
を目指します。


残雪の南アを眺めながら最高の天気♪


・・・と、山の神様の行く先にカモシカ君が。


道下には、ベストコンディションのタラの芽が。


タラの芽を採って振り向くと山の神様とカモシカ君は、まだなにやら話していました。
僕はカモシカ語ができないので、会話の内容は分かりません。


延々と続く、支線林道。


見下ろせばイワナ渓。


見覚えのある滝も見えました。


歩くこと1時間半、待望の畑に到着。


少し、伸び過ぎた感じですが収穫、収穫♪


しかし、半数のタラノ木は枯れてしまっています。
原因は、鹿の食害。


こんな糞溜めがあるので、ここを縄張りにしてる奴が間違いなくいます。


ちょっとがっかりですが、可愛い春竜胆なんかを愛でつつ


家の畑、初物のグリーンピースご飯のお弁当。


ランチ後、さらにタラの芽を探していたら、突然足元からヤマドリが飛び立った。
羽で叩かれそうなくらいの至近距離だったので驚いたになんのって！！
すると、なんとそこには卵が４っつ。
抱卵していたヤマドリが、ぎりぎりまで卵を守っていたのですね。
これだけ山を歩いていても、ヤマドリの巣を見るのは初めてです、
まして卵まで見れるなんて＼(^o^)／。
チャボの卵よりわずかに大きいくらい、ひとつだけ頂いて卵かけご飯で食べたかったけど、
ここはぐっとこらえてやめました。


周りを見渡せば、いつ見ても胸躍る落葉松の新緑。


最高の萌え木色です。


さて、来た道を戻ります。
山の神が、下を見て・・・アレ！と指させば


ガードレールをまたぎ、駆け下りて収穫し、


山の神が、見上げて・・・アレ！と指させば


即座に崖を駆け上がり


確実に収穫します。


側壁には、日本蜜蜂の巣箱が掛けてあったりします。
この箱の周りは、蜂が飛び回っていたので、きっと居ついたのでしょう。


そして、カモシカ君は、朝会った場所から１０ｍも動かずにまだお食事中でした。


陽射しが強まり、林道歩きも暑くて辛くなってきました。


適当な尾根にエスケープして林の中を登ります。


まるで初夏の陽気、木陰で憩えば心地良い風が吹き抜けます。


針葉樹の増えた森を行くと


異様な形をした木々が目につく。



朽ちた老木の上に着生した若木が成長した結果の様です。
こうして森は、新陳代謝を繰り返していくのだけれど、老いた我が身もかくありたいものです。


と、ここで鹿の落し物！！
なんと完璧な対の角です。
山で鹿の角を拾うのは珍しいことではありませんが、２本の角が同時に抜けることは無いので、
対で拾えることは極くまれなことだそうです。
もちろん、僕も初めて　v(^^


あわわ・・・角は、もう充分でございます。（＾＾；


幹線林道に戻り


ちょっとだけコシアブラの下見に別の森へ。


あと１週間だね。


今日の収穫♪


あ～、今日もいろんなことがあって楽しかったネ。
さぁ、帰ろう。


桜もこれが見納め。

こう気温が急上昇すると、野山の時計が早くすすんでしまいます。
午後から、ちょっと在庫補充に山の畑。

あらら、もうこんなに開いて・・・（＾＾；


でも、まだまだ出てくる。


最高に旨そう　ｖ（＾＾


足るを知る。今日はこれくらいで。


さぁ、帰ろ♪

昨日の「日本一美しい村」ツーリング大満足の余韻を感じながらの目覚め。
今日も素晴らしい天気だ～！

「ねぇ～、桜ばかり見て遊んでいたけど、もう蕨が伸びすぎちゃうよ。」と山の神。

で、やって来ました峠の山桜。
小川村の山の上より、蕾が硬いよ。


まだ、蕗の薹もこんなのがあるもんね。


独活も頭を出しました。


峠を越えて下った先にある我が家の？蕨畑。
あれ？ちょっと伸びすぎ？


いやいや、ベストタイミング＼(^o^)／


ねぇ、ほら、ザックを降ろしてから採ったらどう？


昨年まで気にならなかったが、今年は野ばらがとても増えた。
これが増えすぎると、痛いし、蕨が出なくなる。
無駄と知りつつ、少しでもと思って切り払う。


でも、タラの幼木も増えてきました。
先行き楽しみ。


お～！小一時間でこの収量。
誰が、食べるんだろ・・・って、僕です。毎食でもOK。（＾o＾


さて、久々の山弁当。
おかずは、奥三河で買い求めたアマゴの昆布巻き甘露煮。
なんか、襟巻した子供みたいに可愛くて、食べるのに心が痛むネ（＾＾；
でも、美味し～い♪


天ぷら用にちょいとコシアブラも


さて、蕨採りはこれにて終了。


高度を上げて林道沿いのタラの芽発育状況調査へ向かいます。


少しだけ採れたけど


まだまだ、硬い。あと一週間だね。


小川村も美しかったけど、僕らのお山もなかなか美しいなぁ・・・・。


さぁ、山菜シーズン本番。

いつも美しい写真で長野県の見どころを紹介してくれる「とら@長野」さん。
その昨年のお花見レポートで、日本一美しい村、信州小川村の桜の存在を知りました。
そして、きっと行ってみようと決心して一年。
開花情報では、標高の高いところにある一本桜は咲き始めだけど、村の中心部は満開と
なったようです。

静岡発３時３０分。長野自動車道安曇野IC～R19で信州新町経由、日高トンネルを抜ける
と北アルプス北部の山々が、突如として現れて迎えてくれます。
山の好きな僕達夫婦にとっては、感動の一瞬。


７時、とうとう憧れの「日本一美しい小川村」に到着。

これが、二反田の桜。

文字通り絵に描いたような、村民の皆さんが妬ましくなるなんとも羨ましい風景です。


混雑を避けるため、まずは山上の一本桜へ。
細い山道を駆け上がるとひっそりとした立屋集落が見えてきます。


駐車場には、一台の車もありません。どうやら本日の一番乗り。


目的は２本の大きな桜。案内に従って駐車場から集落へ下ります。




これが、ベニシダレの「番所の桜」。番所（関所）跡の鈴木家の敷地にあることから
この名があるそうです。




もう少し、下っていくと２本目、「立屋の桜」
樹齢３５０年以上というエドヒガン。


それぞれの桜の姿形もさることながら、この風景の中にあってこその佇まい。
我々観光客は「あ～、綺麗。」の一言ですませてしまいますが、その花の下には、先祖代々
のお墓や地蔵様が・・・。
美しい村の現実の暮らしが、過去どれほど厳しいものだったのか想いを巡らせても想像が
つきません。


さて、次に向かう村北側のR36方面、戸隠の山を望みながら、再び村の中心部へ下ります。


朝が早くてお腹がすきました、この時期限定の桜おやき。
おやきは、信州のどこへ行ってもありますが、地区ごとにそれぞれ個性がありますね。
定番の野沢菜入りも食べましたが、ここのおやきはふっくらタイプの皮が、かなり旨いです。


鬼無里へ向かうR36は、エリーゼをオープンで走らせる為にあるような素晴らしい峠道。
でも、コーナーリングスピードは、必要ありません。
この風景を遮る物なく眺めて走れば、オープンカーを所有する深い満足感に浸れます。






大洞高原、「星と緑のロマン館」駐車場。
我が家の神様は、その昔、この季節に登った「爺が岳」から「鹿島槍」の稜線に目が釘づけで
大満足のご様子。


せっかくだから、少し散歩もしてみようということで「味大豆（あじまめ）」地区にある薬師洞窟へ。
虫倉山への急な登山道を２０分ほど登ったところにある巨大な岩の洞窟に18体の石仏が
鎮座していますが、6体は他の岩の穴に隠れておられます。

急な滑りやすい斜面、それを探して歩くのも一興ですが、一般の方はまずなされないでしょう。


朝から一日、ゆっくりとこの美しい村を堪能させて貰いました、お別れです。


通称、オリンピック道路で白馬へ。
幹線をはずれて「塩の道」を拾います。


夕闇が迫る中、木崎湖対岸を抜けて孫の住む松本へ。


出来れば、「とら@長野」さんとお会いしたいと思いましたが、平日ですし北海道ツーリング
から戻られたばかり、またの機会の楽しみといたします。

ここでは、取り敢えず素晴らしいツーリングが出来たことの御礼を申し上げたいと思います。
「とら@長野」さん、期待以上でしたよ、ありがとうございました　m(__)m

桜の季節になってから雨ばかり・・・・。
せっかくの花弁が、はらはらと散ってしまいます。

２週間前に下見をしておいた奥三河の一本桜、もう見頃も限界でしょう。
そこで昨日８日、当家のS2と、すぐに壊れる黄色のS1、故障が趣味のアルファ１４７
そして特別ゲストのアルファ４ｃ新車という纏まりのない４台で古木巡回へ・・・という
予定だったのですが、またしても無情の雨で中止。
いったい、誰の心がけが悪いのでしょう？

そして皮肉なことに翌日９日の予報は、☀。

１０日からはまた崩れるようで、もう今年は今日９日しかチャンスはないでしょう。
これは、行くしかありません。

毎日日曜日の僕は、問題ないのですが、皆さん計画中止の翌日じゃいろいろ予定と
いうものがあるだろうから我が家だけで・・・おっと、最近、適当に会社をサボルことの
重要性に目覚めたアルファ１４７、nomuさんの手があがりました。

というわけで、朝９時半。R257「道の駅鳳来三河三石」で待ち合わせ。
お空は、予報と違い、いまにも降り出しそうにどんより・・・。


２週前と同様に長篠からK３２へ。
お地蔵様に雨を降らさぬようにお祈りします。


四谷の千枚田は、ほんの一旦停止。


R４７３と合流する神田地区へ到着。川向うに目指す「神田のエドヒガン」が見えました。


樹齢推定150年。


盛りは少し過ぎたようですが、まだまだ見応えありです。＼(^o^)／


旧神田小学校へ続く坂にも、もう新入生を迎えることの無い桜が・・・・。


R４７３を北上。
程無く、和市地区。
愛知の巨木として有名な「和市のカヤ」が見えてきます。
お屋敷の爺様の話では、６月の梅雨時には、寄生蘭「セッコク」が開花するのだそうです。


そして、これが「和市のエドヒガン」


樹齢は４５０年ほど、根元には土葬のご先祖様が大勢？・・・・怖いです。


地元では、「種まき桜」と呼ばれて大事にされているそうです。


近くには、小さいながらも「種まき桜」に負けず劣らずの風情の古木がありました。
それにしても冴えない空模様。


R４７３は、田口でR２５７に合流。
R257を北上し、K10へ。
設楽町一本桜、本日最後のターゲット「八橋のウバヒガン」です。


本日の本命でしたが、満開で待っていてくれました　ｖ（＾＾


空に青さが見え、薄日も射して来たので山の神様が支度して来てくれたお茶の時間
とします。お菓子は、我が地元の代表「追分羊羹」。
あっさり甘味の蒸羊羹を本物の竹皮で包んだもの、どこにでもあるような羊羹ながら、
これはちょいと旨いのです。


苦手の甘いものを無理矢理食べさせて、nomuさんゴメンネ。


桜の下を流れる境川の岸にある心落ち着く佇まいの廃校。
やはり、数年の内に設楽ダムが貯水されると沈むのだそうです。


さて、大事？な用事のあるアルファ１４７とはここでお別れ。


僕達はK１０伊那街道を進み、Ｒ１５３で次の目的地、花盛りの飯田へ。


あまりに有名なので二の足を踏んでいましたが、どうしても一度は見ておきたかった
「杵原学校の枝垂れ桜」にやって来ました。


昭和24年に地元住民に寄って建てられたこの木造校舎（旧山本中学校）は、国の登録
有形文化財に指定されており、山田洋次監督、吉永小百合主演の映画「母べえ」のロケ
が行われて知名度が上がりました。
推定樹齢は80年と言われますが、八橋のエドヒガンとよく似た樹形です。


この時期は、学校保存会の皆さんが校舎を解放してくれます。
校内には被写体が一杯、やっぱりnomuさんも来ればよかったのに・・・。


「おまえは、廊下で立っておれ！」　先生の声を思い出してしまうような廊下（＾＾；


教室にも自由に入れました。


新入生は、どんな気持ちで窓からこの桜を眺めたのでしょう。


これは、現代の子供達の展覧会。


中庭にも懐かしい雰囲気が、いっぱい。


買い求めた桜饅頭を食べながら、保存会の用意してくれたお茶と食べ放題の漬物の
サービスを満喫させて頂きました。
写真は、撮り忘れたけどキノコの漬物にはビックリ！！


さて、まだ日が高い。
せっかく飯田まで来たからには、もう一本見ておきたい木があります。
２本の立派な木がありますが、


奥側が、飯田美術博物館の「長姫のエドヒガン」、長姫とは飯田城の別名とのこと。
また、飯田城主代々の安富氏の名を取り「安富桜」とも呼ばれるそうです。


見たかった理由は、樹齢350年で幹周5.4mもあるのに支柱が一本も無かったからです。　


ここは既に見ごろを過ぎ、花弁が側溝を流れていましたが、会えただけで満足です。


一日、桜の古木を堪能しました。
さぁ、帰ろうか。


朝とは打って変わった素晴らしい天気。
夕映えに染まる飯田に別れを告げ、浜松引佐へ向けてＲ１５１を南下します。


本日のお土産はそれぞれの一本桜の思い出と、帰りに下条村道の駅で見つけた
「タモギタケ」！！　図鑑では知っていましたが、山で採取したことはありません。
帰ってのお楽しみ～！　＼(^o^)