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U-TAN(う~たん)のブログ一覧

2021年05月31日 イイね!

魔子の山

先週、カンマンボロンルートで瑞牆山へ登る際にいろいろ調べていたら、近くに
「魔子の山」という一風変わった名前の山があるのに気が付いた。
伝説によれば、山頂近くには「人穴」と言う洞窟があり、その昔そこには「魔子爺」
という全身剛毛で覆われた怪物が棲み、時折人里に降りてきては家畜を盗み、時には
赤ん坊をさらっていくこともあったという。

で、山神様のリクエストで地図上1700mの「魔子の山」へ登ることに。
ついでにその先の尾根を北上し、瑞牆山の展望も楽しむことにした。


7時40分
「魔子の山」登山口。


怖ろしい名前の山だが、すぐに満開のレンゲツツジが迎えてくれた♪


標高にして僅か200mに満たない登り。


山頂直前の小ピークに「魔子」の標識・・・何だ、これは?


こちらが本当の「魔子の山」山頂。
登り始めてたったの30分で到着。


山頂から少し進んだ1680mの岩場記号のピークが、展望台。
右手には金峰山、山頂の五丈岩も確認出来る。


中央に雲の沸き立つ瑞牆山。


左手には、先週の登山口「みずがき自然公園」


今日は、まったりハイキング。
ゆっくりと展望を楽しんでくつろぐ。
この時季、山神様が用意してくれる凍らせた夏ミカンが最高!!
爽やかな酸味が、心身をリフレッシュしてくれる。


展望台から少し戻って岩場を左から巻くと、そこに「魔子爺の人穴」があった。
思いの外、奥行きもあって住み心地も良さそうだ。
「魔子婆」が、「オーイ!」と読んでみたが留守の様で返事はなかった。
実際は、武田氏時代の金山坑道跡と言われる。


地図で見ると僅か先の西側に展望が期待できそうな1690mピークがあるので
急斜面を攀じ登ってみたが、シャクナゲの群落に覆われて展望無し。
徒労だった・・・・(;ヘ;)


1602mピークに向けて尾根を辿ると唐松林の中はコシアブラの宝庫♪
ま、簡単には届かない高さだけど・・・。


やがて予想外の伐採地。
瑞牆山方面の展望は抜群だが、この時すでに瑞牆は雲の中。
残念。


薄い踏み跡を追って1522mの三角点。
この先、踏み跡は途絶える。


少し戻って、支尾根を指す古い道標に従って下るがここにも道は無い。


そのまま方角を定めて、伐採地に突入。


これが林道に立つ案内標識、これに従っても道が消滅することになるのだが・・。


小さな流れのそばに九輪草。


大喜びで撮影に夢中。


二人静・・・まだ蕾。



「魔子の山」登山口に向けて真夏のような林道を行く。


途中の唐松林、「松蝉」の蝉時雨を聴きながらランチ。
山神様曰く「何だか夏休みの遠足みたい・・・」、確かにそんな気分になる風景。


約4時間で「魔子の山」登山口に戻ってきた。


まだ早いので車を置いた瑞牆山荘前を通り過ぎ、富士見平小屋方面へ登って
富士見平林道からみずがき林道へ繋がる山道に入る。


この辺りのシャクナゲは、すでに終盤。


しかし、ミツバツツジは最盛期!!


ここにこんな素晴らしい群落があるとは知らなかった。


この満開の大群落を見れただけでも今日来た甲斐があると言うものだ♪


梢越しにカンマンボロンの洞穴が、指呼の距離だ。


新緑の香りに包まれて、


天鳥川を渡り、


白樺の径を行くと


「みずがき林道」へ出る。


そして、舗装路をクリスタルラインまで走り


再び、小川沿いの瑞牆山荘へ続く歩道に入る。


まるで廃道のような道だが、こんな小さな流れでも岩魚が走るのが嬉しい♬


薄い踏み跡は、瑞牆山荘駐車場まで続いていた。


14時、瑞牆山荘でカフェタイムと思ったが、本日休業。

「魔子の山」以外は文字通りそぞろ歩きの一日だったが、たまにはこんな楽しみ方
も良いものだ。
Posted at 2021/06/03 16:44:11 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月26日 イイね!

瑞牆山 カンマンボロン参拝

聖岳に没頭して、しばらくおろそかにしていた山神様サービス。
久々にちょっとばかり本格的ハイキングに懐かしの秩父・瑞牆山へ。

今回の目的地は山頂では無く、地図上の赤丸地点の岩壁に彫られた梵字「カンマン
ボロン」に参拝すること。

北杜市黒森地区から瑞牆山を望む。
山頂直下には、この山のシンボル「大ヤスリ岩」の岩塔が確認できる。


背後には、南アルプス北部、北岳、仙丈岳、甲斐駒ヶ岳の連なり。


みずがき自然公園から


まったく役に立たない案内図を確認して出発


爽快な新緑のカラマツ林、山神様ご機嫌♪


九輪草群落!!


沢のせせらぎを聴きながら・・・


急斜面を登っていくと


ミツバツツジが満開♪


さらに登山地図に無い急傾斜の踏み跡を辿ると、見上げただけで目が回るような
大岩壁の下に着く。
これが、「カンマンボロン」の岩壁、中央左手の緑の藪に向けて登る。


最後は、狭い岩の隙間を・・・抜けれるかな?


抜けた~!!


そして見上げると、岩壁に彫られた梵字が・・・。


これが、古の昔、弘法大師が彫ったといわれる「カンマンボロン」という梵字で
「大日如来」やその化身である「不動明王」を意味するという。


実際には、いつの時代にか修験者が彫ったものだろうとの説もある。
いずれにしても、よくもまぁこんな場所に・・・・。


とりあえずこれで目的は果たしたので、山頂へ向かうシャクナゲロードへ


高度によるがこの辺りは、満開!!


さすがクライミングの聖地。
山中、岩だらけ


傾斜がきついので随所にお助けロープ。


麓から見えた「大ヤスリ岩」が目前に


岩壁越しの富士山は、また格別


大ヤスリ岩を基部から見上げる


南アルプスと高さが合ってきた


東に金峰山


大ヤスリ岩の頭を見下ろすようになると頂上はもうすぐ


出発から4時間弱、瑞牆山山頂2230m着!
戒厳令下の平日にもかかわらず、それなりに登山者で賑わっていた


山頂からの展望を満喫♬
西に八ヶ岳


南に南アルプス


東に金峰山


そして金峰山に続く東尾根


山頂の岩に刻まれた落書き・・・恥知らずめ!!


登山者の少ない不動沢ルートで下山


登りほどの急傾斜ではないが、やはり大岩だらけ


夫婦岩と名付けられた岩


ニ三度、沢も渡る


シャクナゲ越しに轟音が聞こえると


この沢のハイライト「不動の滝」


滝上の尖塔も印象的


久しぶりの山神様、寝不足も祟ってお疲れモードに・・・


しばらくお昼寝をして、さぁ帰ろう


穏やかになった流れに沿って


なかなかスリリングな一本橋


残念ながら、岩魚は見えなかった


再びミツバツツジ


カラマツ林に入ればゴールも間近


この辺りは、人気のボルダーエリア
もう無理じゃ~!


ツツジの垣根に沿って下ると


自然公園の芝生広場に帰着!

出発から約8時間、ちょっと疲れたようだけど、念願の「カンマンボロン」も
見れたし、今日も楽しい一日だったぁ~♬
Posted at 2021/05/28 00:14:29 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月13日 イイね!

コシアブラのピザ

毎年作るジュノベーゼ風のコシアブラペースト。
コシアブラを摺り下ろしてチーズ、松の実などを併せて冷凍。
解凍してそのままスプレッドとしたり、パスタやピザに使う。

今年の初物は、ピザに焼いて貰った。

南アルプスのコシアブラに駿河湾のシラスのトッピング!!
今年も食べることが出来て、幸せだぁ~ v(^o^
Posted at 2021/05/16 09:06:10 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月10日 イイね!

南ア 聖岳リトライ

先週、トライした「聖岳東尾根」。
翌日お葬式もあったし、行けるところまで行ってみよう程度の気持ちだったが、
2900m付近まで届いてしまったので正直なところ未練たらたら・・・。
一般登山道では無く、いわゆるバリエーションルートと呼ばれるルートで若い頃
からの憧れの課題のひとつでもあった。
まさか、この歳になって、それも「日帰り登頂」を企てるなんて夢にも思わな
かった。
でも、コシアブラを採りながら雪融けのすすみ具合を見たら・・・「やっぱり、
もう今年しかないよな。俺達に明日は無い!!」

で、再びやってきました聖岳登山口。
時間は、前回から一時間早めて午前2時。


1時間弱の登りで一般道にさようなら。


1800m付近で夜明け、樹間からのモルゲンロート。
風は強いが、天気はokだ。


先週は1800m辺りで雪が出たが、今日は2200m付近から。
融けかかった雪が、夜間に凍るのでアイゼンがガツガツと効いて歩きやすい。


あっと言う間に2632m「白蓬ノ頭」。
これから向かう「東尾根」、明らかに這松が出てきている。


樹林限界の雪田にこの先使わなくなるストック、ワカン、そして万が一に備えての
軽テントやガスボンベ、余分な水等を残置して身軽になる。


畑薙ダムを出てすでに9時間、ちょっと疲れを感じていたがザックが軽くなると
同時に足も軽くなった。
どんどん、高度を稼いでゆく。


標高2800m、東聖岳への急坂。
先週は、完璧な雪壁だったが今日は両サイドに這松が出ている。


東聖のピークに立つと2880m峰とその向こうに奥聖岳が見えた。


今日は、先行者はいない。
雪面に自分だけの足跡を刻んでいく。


この角度から見る2880m峰は、完璧な三角錐。
この美しいピークに何の名前も無いのは可哀想に思える。


先週の最高到達点2880mから、聖岳山頂の一角、奥聖岳2978mを仰ぐ。
先週よりも岩壁が黒々として威圧感が増したようだ。


さぁ、ここからが本番・・・と、気を引き締めたその瞬間、「グェグェ!」と
言う鳴き声とともにライチョウが現われ、しばらくの間道案内をしてくれた。


もうすっかり衣替えの準備が整ったようだね。


ライチョウに緊張をほぐして貰い、このルートの核心部に取り付く。


ここがハイライトの雪&岩稜のMix。
足跡は、写真を撮り忘れた為に一旦戻った自分の物。


拍子抜けするほど簡単にこのポイントを通過。
ま、難場とは言いながら所詮クライミングの対象ではないのだから当たり前か・・・。
登り詰めた雪稜からは、聖本峰「前聖岳」3013mが見えた。


奥聖岳ピーク雪壁に向けて小さなリッジを渡る。


渡ったリッジを振り返る。
両側が切れ落ちて高度感満点だ。


雪壁をゆっくりと登り、奥聖岳ピークに立つ。
ついさっき、ここを仰ぎ見ていた2880m峰を逆に見下ろす。


実質的には、これで登頂したことになる。
後は、緩やかな尾根を本峰である前聖岳まで歩くだけ。


11時20分、前聖岳登頂。
北側の赤石岳をバックに。


東側、歩いてきた奥聖岳方向。


その右手に富士。


そして南には、一旦聖平に下がって上河内岳から茶臼岳、光岳へと主稜線が延々
と続く。


眼下には、聖平小屋の赤い屋根が確認できる。


しかし、本日の山頂は物凄い風!
時折、立っていられないほど吹く状況下では記念写真もスマホの自撮りが精一杯。


早々に山頂から奥聖側の窪地に逃げて、風を避ける。


一息ついたら、さぁ来た道を帰ろう・・・まだまだ先は長い。


雪壁を下り、岩場へ渡るリッジの上。
距離は短いが、幅も狭いので強風をまともに受ける時は要注意だ。


雪&岩稜Mixの下降開始。


ここも高度感はあるが、岩の脆さに注意しさえすれば難しくはない。


2880m手前の鞍部に降り立った。
ここから見てもこのピークは美しい。
ここにこそ「東聖」の名をつけてやれば良かったのに・・・。


午後になって雪が腐り始め、10歩に1回くらい踏み抜きが始まる。
簡単に言えばズボっとはまるので体力を消耗する。


2880mへの登り返しが辛い。
下山なのに・・・もう登りたくない。


次は、2800mの「東聖岳」。


登り返しは僅かだが、ここからは地面+雪+這松。
アイゼンを引っ掛けて滑落しないように細心の注意を払う。


樹林限界2650m付近。
振り返り「東尾根」に別れを告げる。


すると、あっと言う間に山頂方向が黒い雲に覆われた。
何というタイミング!!


急いで雪田の木にぶら下げておいた装備を回収。


ここから2250mのジャンクションピークと呼ばれる辺りまでは、幅広い尾根。
ピンクのマーキングを追って下っていく。


ジャンクションピークで南に折れると昔ながらの冬道。
ピンクリボンは減って、古い消えかかったコースサインが増える。


しかし、2000m~1800m辺りの大倒木帯ではそのサインも消滅し、地図読みを
繰り返す。
ここで、とうとう小さな雨粒が木の葉を鳴らし始めた。


1500m付近まで下りると気温も上がり、ミツバツツジが見頃。


間もなく一般道と合流すれば、登山口も近い。


そして、降り出した霧雨と強風の中、風が誘発する落石に怯えながらガタゴトの
林道を自転車に乗ったり曳いたりの15km。
出発から丁度20時間後の20時、畑薙ダムゲートに帰着。


眠気と闘いながら帰宅したのが23時・・・楽しくも長い一日が終わった。





Posted at 2021/05/12 18:15:47 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2021年05月08日 イイね!

コシアブラ

GWが終わると毎年恒例の「コシアブラ」採り。
いつものようにいつもの森へ。

「ちょっと早いかな?まぁ、採り頃ね。」


採り頃だけど、何故か今年は葉が小さめな感じ。
少し、遠慮気味に収穫。


新しいコシアブラの木を探しながら徘徊。
「あっ!南アルプスだ、聖岳も見えるよ。急に雪が減ってきたね。」


先週は、冬に逆戻りで真っ白だったのにまた雪解けがすすんだみたいだ。
う-----ん・・・・春山が・・・・。


Posted at 2021/05/11 19:07:54 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「良く曲がる ^_^ http://cvw.jp/b/1240840/48330458/
何シテル?   03/24 11:23
U-TAN(う~たん)です。 見た目は可愛い性悪娘エリに苦労してます。 よろしくお願いします。
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