Ｕ-ＴＡＮ（う～たん）のブログ一覧

山神様が骨折して２週間。
つまり、僕が家事修行を始めて２週間。
ちっとも進歩しないけど、やる気だけは認めて貰って今日は息抜きにランチの
ご褒美。

いつものイタリアン「ロメオ」に行くと、山神様のギブスは隠しようもないので
当然事情説明。
半分驚いて、半分呆れたんだろうと思けど、パスタの後のデザートに優しい気遣い。
怪我人には、こういうちょっとした気遣いが嬉しいね。


そしたら家事見習いにもこんな・・・・。

毎日、叱られてる見習いにも心に沁みる気遣いだった　(*^-^*)

ゴローは、毎朝、家の敷地と畑を巡回するのが日課。


夜の間によそ者が自分のテリトリーに侵入していないか念入りにチェック
したり、草の間に潜む虫を捕まえたりで、たっぷり３０分はかかる。


この日もいつものように巡回コースを辿ったのだが・・・。


隣地との境の高さ僅か１ｍほどのブロック塀に飛びあがるところで、何と塀の上に
届かずに落ちた。
たまには、猫もこんな失敗をするんだなあと思い、
「ゴロー、猫の癖に恥ずかしいなぁ。何やってんの？」と笑ってやった。
しかし、巡回を終えて朝ごはんの支度をする時、やはり１ｍほどの餌台に飛び
上がるのを再び失敗した。
その様子は、突然ジャンプ力を失ったようにも、あるいは目測を誤ったようにも
見えた。

振り返ってみると夏の頃から散歩の後、僕が前足を拭く時や腰のあたりを抑えた
時、「シャー！」と言って怒る素振りを見せたことが何度かあった。
家に来てから、僕らにそんな態度をとることはまったくなかった大人しい子だった
ので気にはなっていたのだが・・・どこか痛い処でもあるのだろうか？

兎に角、かかりつけ医に行って事情を話し、診察をしてもらう。
医者の話では、原因として考えられるのは
・足腰に直接何らかの問題が生じている。
・脳を含めた神経系になんらかの問題がある。
・感染症によるひとつの症状。
とうことで、すぐに血液検査、レントゲン撮影。
結果、感染症の可能性は低いようで血液データにも特に問題はなかった。
脳についてはMRIで検査しないと分からないが、感染症の可能性が低いので今の
時点でそこまでやらなくていいだろう。
ただ、レントゲンで脊椎に部分的に影があり、原因は分からないが炎症がおきて
いるように見える。
とりあえず、ステロイド投与で炎症を抑えるとともに念のため抗菌剤も処方して
貰い、経過観察となった。

幸い、それから２日間、同じような状況は起きていない。
変わったと言えば、腫れ物に触るように大事にし過ぎたせいか、やけに甘えん坊に
なったくらい。


大事な可愛いゴロー。
あー神様。
いくら我儘になってもよいので、二人と一匹、この穏やかな暮らしが一日でも
長く続きますように・・・。

天気予報は、いまいちだけど、今日も長野県は川上村の小川山。

本日の垂直ピクニックのルートはここ、八幡沢周辺エリア。
綺麗な岩だわぁ♬


空には西から流れる黒い雪雲。
微かに小雪が舞う中、第一ピッチスタート。
典型的スラブクライミングだわ。


陽射しが戻って少し暖かくなった。
怖いけど、楽しい♪


第二ピッチ。
かなり高度感が出て来たわ。


でも、とうちゃんが、ビレイしてくれてるから大丈夫！！


う・・・・、とうちゃんお願いだから落ちないで。(~_~;)


第三ピッチ。
ここまで高くなると却って怖さが消える。
天候も完全回復して気分爽快！
葉を落とした木々の幹の白さが際立つ季節♩


第四ピッチも無事に終えて登頂♫
ご褒美のアンパン休憩。


西股沢対岸エリアをバックに二人の遺影撮影。
（そろそろ遺影の準備も心がけるべきお年頃）


風が冷たくなってきた、休んでいると体が冷える。
さぁ帰ろう。
じゃ、先にいくよ。


次は、私の番。


久しぶりの長い懸垂下降に緊張。


次のピッチは、５０ｍ近いロングピッチ。(;^_^A
もうすぐ着地だわ～♬


・・・・と、ここまで順調だったのに、事件は着地１ｍ手前で起きた。
下るほどに傾斜の変わる岩に引き込まれるように右側に振られて壁に手をついた。
（振られると分かってたのにロープ末端を持ってあげなかった僕が悪い、ごめんよかあちゃん）
嫌な感じの鋭い痛みが取れない・・・翌日、整形外科で検査。
あーあ、橈骨が折れてたわ。

怪我だけはしないようにって、あれだけ気を付けてたのに着地寸前に気が緩んで
しまったのね。
こういうのを世間では「年寄りの冷や水」って言うのよね、きっと。
息子達にも叱られた。
これでしばらく冬休み・・・ごめんね、とうちゃん。

栗菓子を買ったあとは、長久手のトヨタ博物館へ。
以前から一度行ってみたいと思いつつ、機会が無かったがようやく実現。

入場料は、￥1200と思っていたら６５歳以上の高齢者はなんと￥700♪。
年齢証明の為に免許証でもみせるのかと思ったら何も言われなかった・・・見れば
分かるってことか・・・(-_-;)

まずは、入口でお迎えしてくれるのが、トヨタ2000ＧＴロードスター。


何でもこの車は、俳優の唐沢寿明氏が寄贈したものだという。
トヨタ２０００ＧＴには、本来オープンタイプはないのだが、過去に「００７は
二度死ぬ」で登場した車両がオープンだったそうだ。
しかし、この唐沢氏の２０００ＧＴこそ、トヨタが手を入れた世界に１台だけの
貴重な“純正オープン”なのである。


本博物館では、ガソリン自動車誕生から現代までの自動車の歴史を日米欧の代表的
な車両約140台を眺めながら振り返ることが出来る。
ほとんどが動態保存されている貴重な車達だが、個人的に感銘を受けた一部の車を
挙げてみよう。

ドイツで誕生した世界初の実用的なガソリン自動車といわれる「ベンツ パテント
モトールヴァーゲン」（1886年 レプリカ）。
車両重量は、265kg。
現代のライトウェイトスポーツカーの代名詞である我らがエリーゼの約１/3だ。


まだ、スタート用のクランクも無くこの水平のフライホイール？を手で回して
エンジンをかけるというのには驚かされる。


「自動車」は、18世紀にフランスで造られた「蒸気自動車」にはじまり、続いて
「電気自動車」が登場。「ガソリン車」は最後発ながら、急速な性能向上などに
より、やがて自動車の主役となりました。・・・という。

米国製「蒸気自動車」スタンレースチーマーモデルＥ２：1909年
静かで振動も少なく高速で走れたようだ。


まったく知らなかったが、「電気自動車」はガソリン車より先に製品化されて
おり、米国では、ガソリン車普及後も長く製造されていた。
米国製ベイカーエレクトリック：1902



仕組みはシンプルだが、１馬力モーターで時速40km、一度の充電で80km走れた
というから驚きだ。
女性に人気があったとのことだが、現代でもお買い物用に通用しそうだ。


この車で凄いなと思ったのは、ヘッドランプ。
電気自動車だからもちろん電球だ！！


一方、この時代、ガソリン車のヘッドランプは、まだガス燈だったというのは
何だか笑える。


ご存知、ブガッティ！


おや？そのうしろにおもちゃのブガッティ・・・？。
これは５歳の息子の為に作った電気自動車の”ベビーブガッティ”。
何と１５０台以上も作られて上流階級の子供達がレースまでやっていたという！！


続いて大英帝国のSSジャガー100：1937
車名の”100”は、100マイルを記録した高性能をアピールするもの。


ボンネットにジャガー人形は乗っていない。


続いて国産車。
本日の展示車両で最軽量？150kgの”フジキャビン5A”
２ストローク121ccの3輪スクーターにFRPフルモノコックボディ！


名車は多いが、実際、心惹かれるのはやっぱり自分達の若かりし頃の車。
山神様がお嬢様だった頃、お家の車はブルーバードだった。
「あ～、懐かしいわ～♬」


現代でも十分に通用する独創的なデザイン、今すぐにでも再販して欲しい。
ニッサンシルビア：1966


兄の恋人が乗っていたセリカGT：1970・・・彼女は、今頃どんなお婆さんに
なっているだろう。


あの頃、最も憧れたギャランＧＴＯ－ＭＲ：1971
でも新入社員にはとても手が届かなかった。
今、ランエボを持ってるのはこのＧＴＯの代わりかな？


で、貧乏な若者は山神様と出会った時には、シビックＲＳに乗っていた。
展示車両は、CVCCのシビック：1975


アメ車には、あまり興味はなかったけれど、マスタング：1964 だけは惹かれる
ものがあった。


それから、これも欲しかった外車で三指に入るアウディクアトロ：1981
特に後姿が、好きだった。
これもフルタイム4WDのランエボ購入の遠因のような気がする。


そして、何も言うことは無い・・最も美しい日本車１１７クーペ：1968 - 1981
僕らの新婚時代を彩ってくれた懐かしい車（我が家は、角目だったけど）だ。
二人で顔を見合わせ、「エリーゼを叩き売ってもう一度買おうか。」
。

懐かしさでいっぱいになっている内に時間が過ぎてしまい、帰りの時刻となった。
そして、後でわかったのだが、文化館で開催されていた”日本車WRCへの挑戦の
記録展”に気付かずに帰って来てしまった。
トヨタのみならず、三菱、スバル、スズキなどの往年のラリー車が展示されていた
のに残念なことをした。
これは、もう一度出直しだな。

甘党の秋の楽しみのひとつ・・・栗のお菓子。
今年も中津川の川上屋さんへ買い出しに出掛けた。

土曜日なので駐車場も満杯。
今日の足は、何とエリーゼ！！
久しぶりの虫干し？


入店したら即刻食事処の順番券をキープ、家は１４番。
もう少しだ。
土曜なのに僅か３０分待ちで着席、ラッキー！


山神様が、「やっぱり、一年に一度はこれを食べなきゃ～！！」という栗おこわ。


栗と御飯が混じっておらず、自然な栗の甘さを最大限活かした「栗乗せおこわ」
って感じの上品な１品。
（でも、僕は舞茸の入った山神様の栗御飯の方が全然美味しいと思うのだんけど・・・。）


デザートは、昨年売り切れで食べれなかった「栗粉餅」を２年越しでGET♪
羽二重餅を栗きんとんで包み、栗粉をまぶした人気商品。
売り場では本日分が３０分で売り切れていた。


でも、僕のお目当てNo1は、栗きんとんを蒸羊羹で巻いた”ささめささ栗”。
川上屋の名前を知ったのはこのお菓子を食べた時から。
やっぱり、川上屋イチオシだと思うのだが・・・。
続いては、”柿の実きんとん”。
やや柿の風味が勝るきらいがあるものの、本物の柿の葉で包んだパッケージも
秋を感じさせて味わい深い。
そして、もちろん定番の”栗きんとん”。
素材の良さが決め手かな・・・。


そして、中津川を後にして一路長久手へ。
行先は、トヨタ博物館・・・　続く。