ETC純正戻し

N-ONEの納車が予定より早まったので、急いでN-WGNの売却準備をすることになりました。まずは2年前に助成金目当てで購入したETC2.0を取り外し、標準装備のETCに戻します。

大抵のクルマいじりは自分でやるのですが、このETC車載器は量販店で取り付けたもの。なぜなら助成金の条件に「地域の販売店で取り付けること」が含まれ、DIYが許されなかったから。転売ヤーのような不正対策と思われます。

アンテナ部を純正に交換。外していたのはこのアンテナ部とカードリーダー部だけで配線は車両に残っていたのでやることは単純。とはいえ、やはり他人が行った取り付けを外していくのはそれなりに苦労します。

たとえば外したカプラーにビニールテープが巻き付けてあったり・・・。これはゴミや埃の侵入を防ぎ一見丁寧に見えるけど、当然はがした後は接着剤でべったべたですよ。やっぱりクルマいじりは自分でやるのが一番。

バラしついでに中華ナビ、フットランプ、おもてなしフォグライト、自作オートACC電源ユニット等を全摘。こんもり山のように配線が取れました。

標準装備のETC1.0に戻りました。これでも新セキュリティ対応で2030年以降も使えます。今朝ETCゲートを通り正常動作も確認。普通に使えます・・・いや、使えちゃうのか？

というのもこの助成キャンペーンの申し込み時に「既存車載機の情報は消去する」という条項があったはずで、これだとN-WGNの情報がセットアップされた車載器が二つになってしまい、普通車を軽自動車料金で通行するような車載器不正が可能になる恐れがあります。まあ今はナンバーも読み取るからそんな原始的な不正はすぐバレるにせよ、外した車載器がまた使えるのはちょっと意外でした。