
雪道を求めてリゾナーレを後にしました・・・
しかし、今回の
この辺りは理想的な雪道になっていました。普段のドライの時でも、よく練習に使うルートなのですが、比較的空いていて、見通しがよく、適度なカーブとアップダウンが続く、素敵な道なのです。
それが、今日はというと、ほとんどクルマもいません!雪は軽い雪で湿り気が少ない為、抵抗が少なく、レガシィ向け!まだ除雪車も来ていない為、まさに天国です。まず、クルマが1台もいない、広い駐車場で8の字を書く練習です。(サイドブレーキは使ってはいけません)
レガシィのAWDのセッティングは、アウディの縦置きエンジンのAWD(トルセン)ほど、効きが早いイメージがありませんが(要するに安定志向)、それでもアクセルを床まで踏み込めば、綺麗にリアが出て、パワードリフト状態になります。もちろん、最初はフロントが逃げますが、ちゃんと荷重を掛けてそれ以上に踏んでいると、フロントを中心にしてリアがきれいに滑りながら、押してくれる状態になります。そうして、大きな8の字を書く練習をすると、カウンターステアの練習とアクセルワークと自分のクルマの前後の駆動の配分が良く解かるのです。
いつも行く
氷の上だともっと簡単なのですが・・・いくら軽い雪とはいえ、長い時間これをしていると、デフにとても負担が掛かるので(実際、オイル臭くなってきます)、適当に練習を切り上げ、
もっと奥地を目指します。ここまでの道は、見通しがいいので、雪道でも比較的スピードが出せます。
このような道では、緩いカーブの手前で、ブレーキを踏むとリアが簡単に出てきます。そこで、焦って、アクセルを戻したり、強くブレーキを踏めばスピンです。で、アクセルを、逆に踏んでトラクションを掛けて曲がって行く練習が出来るのです。これは、FRでも同じ練習ができます。・・・ここで、大事なのは、進入速度です。いくら4駆とはいえ、止る力は一緒なので、適切なスピードで入らないと、それこそ、幾らハンドルを切ってもまっすぐ進むだけです。
「サーキットで100km/h以上出さないと経験出来ないことが、雪道では制限速度内で簡単に経験できる」これがSnowDriveの醍醐味です。サーキットで失敗すれば、クルマのダメージは大きいですが、雪道では(場所にもよりますが)せいぜい路肩に乗り上げるぐらいです。(もちろん、対向車もいない状態で周りに迷惑をかけない場所が絶対条件ですが・・・例えば、側溝があるような道は、どんなに空いていても、動けなくなるので論外です)ミューが低いので、クルマの負担も少ないのです。
雪道走行の仕上げは豪快なドリフトの練習です。見通しの良い、道幅の広いT字路で、綺麗にドリフトして駆け抜ける練習を、何回もします。この場合、ブレーキングドリフトでは、制限速度オーバーになるのであれば、サイドできっかけを作ることにしました。これは、最後に挙動が乱れないように、カウンターの当て方が適切になるように気をつけます。
このドリフトに関しては、4駆が、断然、楽で楽しいです。FRだと本当にスピードとアクセルが適切でないと、ドリフト状態にならないか、リアが出すぎてスピンするかどちらかです(まあ、そのコントロールが面白いのですが)。それが、4駆だと、リアが出すぎてスピン状態になっても、思い切りアクセルを踏むと(ココが大事)フロントにトラクションが掛かり、進みたい方向にクルマを導いていってくれます。これを一度でも経験すると病みつきになります。しかし、サーキットではインプでもココまで経験できるのは、D1の人達ぐらいでしょう・・・
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ドライブ | クルマ
Posted at
2007/01/10 16:38:58