2日目のレッスンです・・・今日は嬉しいことに、朝から晩まで湖の上で運転です。
バッチリと整備の行き届いたA4(左・MTのみ)がお出迎えです。一日中ドリフトで酷使されるクルマのコンディションを維持するのは大変だと思います!例え雪の壁に乗り上げてバンパーが取れたとしても翌日までには治してくれます(例えですよ・・・笑)
朝食を済ませ、8時に出発ですが外はまだこれぐらいの明るさです。しかし、朝の景色は息を呑む美しさです。
一般道を走り、湖に降り立つと寒さが一層増してきます。最初のレッスンのレクチャーを受けるため、「原田先生」(注:もちろんドイツ人です)の助手席に乗っていると、突然大声で叫びます「ようこそフィンランドへ!」(注:もちろん英語です)。ビックリして心臓発作を起こしそうになりましたが、指差しているところを見ると出ました
「-30℃」!やはり、これを体験してはじめて冬のフィンランドに来たことになるのです・・・
さて、今日のプログラムですが、まず、昨日と同じようにオーバルを走ります。
昨日は、ステアリング切り過ぎのアンダーステアからオーバーステアに持っていくことと、ステアリングを内側に素早く切って、アクセルを踏むことによるオーバーステア(いわゆるパワーオーバーステアですね)を繰り返し練習しました。
今日はその応用として、高めの速度域で進入して曲がり始めてからブレーキを踏んで、加重が前輪に移動してリアが流れ始めたら、カウンターとアクセルでコントロールするオーバーステアの練習です(いわゆるブレーキングドリフトですね)。
ここで大事なのは、ブレーキの掛け方で急にしかも強く踏むとその時点でアンダーステアになってしまいます(プッシングアンダーですね)。その為、ローターとパッドが擦れるか擦れないかぐらいの繊細なブレーキを使うことです(ドライ路面では当然もっと強く踏みます)。極端に言うと、ブレーキペダルに足を乗せただけでリアが滑り始める感じです。
次は、フェイントによるドリフトです。カーブの手前で一旦外側にステアして(フェイントをかけて)次に内側にステアして軽くブレーキです(内側にステアしてブレーキは先程と同じですが)。フェイントを掛ける分、先程より低い速度域でもドリフト状態に持ち込めます。
これを何回も繰り返したあと、短めのコースに入ります。いくつものコーナーを今までの練習した引き出しを使ってクリアして行きます。このような内容で午前中はあっという間に過ぎていきました・・・
(続く・・・)
Posted at 2007/02/20 13:40:33 | |
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