
昨日、キミーラの減衰を変えて、SEVの追加をした足回りはどうなったかですが・・・
減衰の調整って効くんですね!全然、違います・・・いままで、如何に硬かったかが初めてわかりました。「こんなものかな・・・」と思って運転していたもので。たった、-3段階でこんなに、動くようになるなら「もっと柔らかくしたら・・・」とか「Sタイヤ履いて、凄く硬くしたら」等いろいろ考えてワクワクします。取りあえず、今のホイール、タイヤのセットでは、私は前より今の方が好きなのでこのまましばらく乗ってみます。
さて、SEVの方ですが減衰のように物理的に変るものではないので、言い方が難しいのですが、やはり前より良くなりました!何というか、細かい嫌な動きが減るのです。微小な振動が綺麗に押さえ込まれるのです。
極端な「例え話」を言えば・・・錆びたエキスパンダーを伸ばしています。音がギシギシ鳴るし、何となく伸ばし難いと思います。そこに、CRC556のような物をかけます。音は静かになるし、伸ばしやすくなって力も楽な気がします。しかし、物理的に引く力を測定したら、ほとんど変っていませんでした・・・でも、確かに音が静かで滑らかな方が楽に感じるのです・・・とこんな感じでしょうか?
要するに、SEVを付けると変化は確実にあるのですが、それを数値化しようとしてもあまり変化がないのです。ただ、現代は馬力とトルクでしか数値を表すことをしませんが、将来違う尺度の測定方が出来たら、もしかしたら、劇的に変化しているなんてこともあるかも知れません。何せ体感できるのですから・・・
と余談はさておき、ひとつ、柔らかいサスの欠点もお伝えします。それは、高速道路等の、高いスピード域での縦への「うねり」です。横方向の変化は、ステア操作で何とでもなるのですが、縦はどうしようもありません。
これは、実はアルピナとM3の比較でも気付いていたのですが、今日ハッキリとわかりました。私はアルピナのしなやかな足回りのファンですが、超高速(250~:油温ですよ)で縦のうねりに遭遇すると、M3にジワリと離されるのです。それと同じで、昨日まで気にしなかった「うねり」が今日はわりと気になるのです。サスに詳しくないので、感覚でしか伝えられませんが、たぶんそうなのでしょう・・・しかし、それでも柔らかい足がわたしは好きですが(笑)
Posted at 2006/11/29 18:37:43 | |
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