
明日、那須のBSテストコースでおこなわれる「アウディ・ドライビング・エクスペリエンス Situation4」に参加するためガヤルドで初めてのロングツーリングです・・・
今まで首都高と中央の均一区間しか走ったことが無かったので、今回がはじめてのハイウェイでのインプレとなります。もう既に、その大きさ(幅です)と操作には慣れているので純粋に走りを楽しむことができるはずです。
平日の東北道は空いていて、あらゆる速度域(あっ、あくまでも法定速度内ですよ、念のため・・・)での運転を試すことができます。で、今までの印象からするとそのあらゆる速度域でも全く安心してハンドルを握ることができるはずでした。しかし、(あくまで私の・・・)実際の感想は違うものとなりました。
ある雑誌に「ガヤルドは直線番長にもってこい」と書いてありました。その通りで4WDとボディ剛性の高さ、エンジンの素晴らしさ等で実際に300(あっ、油温ですよ)出しても何事もおこりません。ハンドルに手をそえてアクセルを踏むだけでその世界に到達します。
超高速域でのカーブも何の事はない、前輪に荷重を掛けてあとはアクセルを踏んでトラクションを掛けてやるだけでウソのように曲がります。何の心配もありません。では、何が問題か・・・それは人間なのです。運転する者(私の)の技量の問題かもしれませんが、あらゆる情報をクルマが伝えてきて処理しきれないのです。ここは、「路面がこうなってますよ」とか「今はエンジンは何回転ですよ」、「どうしますか」と常に聞いてきます。大げさに言えば、まるで、耐久レースをしているようなものです。1週間ではなく、1ヶ月、1年と乗っていれば違う感想になるとは思いますが、これが1週間しか乗れない者の素直な感想です。
例えばアルピナで味わった280以上(あっ油温です)の世界ははるかにいろいろなものが見えています。ということは逆にある程度クルマは限られた情報しか乗り手に伝えておらず、乗り手が処理する能力に余裕があるからなのかもしれないと今日初めて思いました。レガシィで味わう180(油温)も同じことが言えます。ある意味グランドツアラーとスポーツカーの違いかもしれません。
フォーミュラーカーは、はるかに全ての限界が高いからといって高速を那須まで走ればとても疲れるそうなのは想像できると思います。それと同じようなことが起きたのでしょう。ただ、間違いなくある特定の事象、例えばパニックブレーキであり、とっさのダブルレーンチェンジのようなことをしなければならない時、より操作しやすいのは、フォーミュラーでありガヤルドであると断言できます。
あと、ブレーキ、シートに関しては文句のつけようがありませんでした・・・
Posted at 2006/11/15 00:11:45 | |
トラックバック(0) |
ドライブ | クルマ