「こだま」のブログ一覧

　ＴＶＲＣＣＪ（TVR car club JAPAN）というＴＶＲのオーナーズクラブがあります。今日は夜から新宿で、そのメンバーの方たちとの飲み会があります。

　グランドツーリングで思いのほか疲れたのですが、ＴＶＲ初心者の私は、聞きたい事がたくさんあるのでとても楽しみにしていたこの会をすっぽかすはずがありません・・・

　実際にお会いしたメンバーの方はやはり、とても温かい方ばかりで初めてでも違和感無く溶け込めました。ＴＶＲというクルマを維持していくには並大抵でない苦労が伴うと思うのですが（まあ、それを苦労と思わないから維持できるのかも知れませんが・・・）、それをしている皆さんは一般的なクルマ好きとは一味も二味も違うクルマ好きなのです。

　かといって、危惧していたオタクの集団（すみません・・・汗）ではなく、人間的に魅力的な方ばかりだったので、ますますＴＶＲというクルマが好きになりました。あっという間に時間が過ぎて、お開きの時間になり２次会も・・・と一瞬考えましたが、明日も朝早いのであきらめて家路につきました。

　また、近いうちに集まりたい気持ちになりました・・・めずらしく写真はありません・・・

　今回の目玉の最後を飾るのが須坂市の須坂駅近くにある「宗石亭」です。

　ここは、最初にスキーの帰りに偶然に入りました。地元の人に愛されている安くて美味しい焼肉店です。が、今回のオススメはランチの「すきやき定食」￥１６８０です。その肉の上質なこと！まるで今半で昼のすき焼き（￥４７２５）を食べているのかと勘違いしてしましそうです。

　信州牛はあまり知られていないブランドですが、昔（今は禁止されていますが・・・）有名ブランドのＯＥＭとして使われていた時代があったくらい質がいいそうです。辛目のタレと相まって本当に美味しいお昼ご飯でした。世の中、お金を出せば美味しい肉を食べさせてくれるところはたくさんありますが、安くて美味い、しかもいつも安定した肉質を誇る店は、実は地方に多いのかもしれませんね。

　さて、満腹になったところで腹ごなしのツーリングです。国道４０６号通称「大笹街道」から菅平に入り鳥居峠を越え国道１４４号を新鹿沢温泉まで走ります。この辺りも交通量は少なく気持ちの良い道が続きます。

　新鹿沢温泉から先日も走った地蔵峠越えのルートを今度は逆走して東部湯の丸方面に抜けました。

　本日最後にこの道沿いにある、お気に入りの「アトリエ・ド・フロマージュ本店」に寄ってチーズケーキとコーヒーを補給し、小諸ＩＣから素直に（笑）高速に乗って帰りました。

　こうして振り返っていると、ツーリングの度に太っていく気がしてならないのですが（汗）・・・

　最後にレガシィＢ４の印象を少し、私のモデルは（マイナーな？）２．０Ｒなのですが、トルクが多少頼りないところを回転のスムーズさで補って走っていて実に気持ちの良いモデルです。ターボのようにトルクが突然立ち上がることもなく、３．０のように鼻先が重いこともなく、最高速や加速の速さを競わなければとてもＣＰの高いクルマだと思っています。レカロのお陰もあり、疲れ知らずでした。ただ一つ、きついコーナーでフロントの入りが悪く感じたのは荷重の掛け方が悪いのか、タイヤがたれてきたのか、サスが少々くたびれたか・・・これから検証します。

　渋温泉の二番湯と一番湯の中間あたりにある温泉まんじゅう屋「松本製菓」のまんじゅうは最高でした。美人女将（であっただろう）にオススメを聞くと「そばまんじゅう」だそうでした。確かにアンに味噌を使ったその味は甘さが絶妙で美味しかったです。皆さんも是非・・・

　女将の肌は今でも本当にきれいで、その秘訣を聞くと何とお菓子を扱うので化粧水やクリームは付けられないそうです。そうスッピンなのです！恐るべし渋温泉！！温泉の力を再認識させられました。ちなみに渋の湯は飲んでも良く、胃腸に効果があるそうです。

　「今度の「アド街」に出るのよ・・・」と恥かしそうに言っていましたのが印象的でした。

　さてさて、目玉の２番目「小布施」です。皆さんは小布施をご存知ですか？最近では観光地として定着してきているのでご存知の方も多いかもしれませんが、東京の人は、善光寺と志賀高原に挟まれているので高速を使って素通りされる方も多いかと思います（最近は小布施ＳＡからスマートＩＣで出入り可能みたいです）。栗鹿ノ子だけは知っている方も多いかもしれませんね（笑）

　しかし、素通りはもったいない！とてもよい街なのです。北信濃の経済の中心地として栄えてきた小布施は一茶や北斎も訪れた街として有名です。特に北斎とはゆかりが深く北斎館や高井鴻山記念館でその足跡を偲ぶことができます。最近は、前述した栗鹿ノ子で有名な小布施堂が中心となって素敵な味わい深い、素敵なショップも多く観光には持ってこいです。

　今回は、新しく出来たカフェで栗入りの豆乳ソフトとコーヒーを飲み、いつも行く煎餅屋さんでお土産を買っただけで後にしましたが（あっ、どっちの料理ショーに取り上げられたという、幻のりんごも買いました・・・）、一度、泊まりでゆっくり訪れたい街です・・・

　今回のグランドツーリングは渋峠を越える道そのものが目玉なのですが、その他にも目玉が３つあります。今回はそのうちの一つ「渋温泉」です。

　志賀高原に行く時には長野オリンピックを契機に国道２９２号のバイパスが整備されたため、昔はよく通っていた、湯田中、渋、両温泉は素通りするようになっていました。

　そんな、渋温泉に大人になって改めて行ってみるととてもよい温泉だったのだと気付きます。いたずらに近代化することなく、街ぐるみで温泉そのもの良さを中心において旅行客がくつろげる温泉街になっているのです。（何と渋温泉の全宿、天然温泉掛け流しです！）大規模な宿が無いのもその居心地の良さを作り出す要素になっているかもしれません。

　外湯巡りができるのも、その特徴の一つですが残念ながら宿に泊まらないと外湯に入れず、今までは指を加えて見ているだけでした。しかし、最近外湯の目玉「大湯」が日帰りで入浴できるようになっていたのです。あまり、知られたくないほどいい湯なのですがこのブログに遊びに来てくれた特典にこっそり宣伝します。本当にいいお湯です！しかも、建物等の雰囲気も最高です。源泉の真上に立っているので、その蒸気を利用した天然の蒸し風呂まで付いています。

　雪が降る前に是非入りに行ってください。もちろん、冬に泊りがけで訪れるに越したことはありませんが・・・

　※タイミング良いのか悪いのか、今週のアド街は何と「渋温泉」みたいです。番組登場後、混まないことを節に祈ります・・・