備中松山城 [47枚]

真田丸のオープニングに使われている備中松山城

　全国で最も高いところにあり、現在でも臥牛山（がぎゅうさん）上に天守閣が残る非常に歴史的価値あるお城です。

　戦国時代には毛利元就の支援を受けた三村家親、元親の親子が領有し、宇喜多直家と間に争いがおこります。その後、宇喜多直家と毛利元就が手を組むと、三村元親は織田信長と手を組み、毛利氏に対して反旗を翻します。
　しかし、信長包囲網の対応に手一杯だった織田方は十分な援軍を送ることができず三村氏は敗北し滅亡し、毛利氏支配となりまして、毛利輝元により対織田信長の前線基地として活躍しました。
　それからそれから関ヶ原の戦後処理で毛利氏は周防へ配置換え、明治維新まで幕府の直轄地（代官所）となっていくのでありました。

その時代の間に一時的に赤穂藩預かりとなった時がありまして、城の受け取りに大石内蔵助が入場した歴史が御座います。