妻が欲しいと言った車

新型プリウスはマーケティングをしっかりして発売された商品ですね。
本日、試乗させて頂いて、新型プリウスは完成度も非常に高く、あらゆる層をターゲットにした本当に良い車だと思いました。
唯一の不満はブレーキの効きです。
しかしながら、個人的に先日試乗した GS F より“欲しい”と思いました。

先ず、車としての完成度より福山雅治を上手に使ったパンフレットを見て妻が欲しいと言い出した。
確かに、パンフレットでは福山らが「これが、プリウス？」「エロいね」「ぜんぜん別物」「いいじゃない」と興味をそそるコメントして、一般家庭では決定権を握るであろう主婦層をターゲットにした戦略に出ている。
そして、試乗してみると・・・・。

・試乗車は昨日納車されたばかりで走行距離37kmの本当に新しいモノでした。
・外観を雑誌やWebで見た感想は？が多かったですが、実際の車を見るとなかなか良いです。
・ドアに重厚感があり、締まり具合や締めたときの音も高級車っぽい。
・シートもポジションが作りやすく、シートそのものの完成度が高いと感じます。
・ドライビングポジションを取りながら思ったのが、手になじむ本革ステアリングホイール。
　これだけでも高級車イメージがわきます。“プリウス”であることを忘れました。
・前後左右の視野が広く、周りが良く見える、そして車内が明るく感じられる。
・走り始めてすぐに感じるのはボディーの高剛性からくるしっかり感。
・大型コンソールボックス型アームレストがとても良い感じで楽な運転姿勢が取れる。
・サスペンションもふわふわでもなく、しっかりしていて欧州車のような完成度です。
　荒れた路面も非常にスムーズで、サスペンションが良い仕事をしていることが分かります。
・追い越しや加速も一般的な使用には全く問題ないパワーです。
・勾配がきついS字コーナーをフルスロットルで駆け上がりましたが、アクセルレスポンスも荷重
　移動時のサスペンションもしっかりしていて、“プリウス”というイメージを忘れさせてくれる出来
　栄えです。
・ブレーキは初期型プリウスのような重たい回生ブレーキの感覚は無くなりました。良いです。
　しかしながら、フルブレーキングはダメダメ。狙い通りに止まらない。
　高速コーナーリング中のアクセルコントロールもダメダメ。
　走行距離が40km程度でブレーキにあたりがついていないのかどうかわかりませんでしたが、
　唯一、ブレーキが駄目駄目でした。
・しかしながらハンドリングも良く全体として運転する楽しさもしっかり感じられました。
・２０分程度の試乗の間の平均燃費は21km/Lと立派でした。

試乗を終えて参考見積をしてもらいながら営業マンとのひと時。。。。。
・ボディーカラーは個人的にエモーショナルレッドが好きになりました。
・なんと4WDが安い！！
　2WD(FF)から4WD(トヨタではE-Fourと呼ぶらしい)への差額が20万円。
　前後のトルク配分コントロールもするのに20万円アップで済むなら絶対E-Four選択でしょ！
　燃費も大差がありません。
・40.8ｋｍ/Lという燃費は装備が限られる専用のEタイプ。このオチ？は、まぁ、許せるレベルです。
・私が欲しいオプション内容で見積してもらいましたが、乗り出し価格 3,930,096円。
　安くはないが、この完成度なら納得の金額だと思いました。
・納車は余裕をもって来年の１０月とのこと。（すげぇ～！）
・流石っ、トヨタの営業マン。地域に根付いて一人で４～５００人の担当顧客を持ち、会話の中から
　洗練された営業マン教育がされているのだなと直ぐに感じました。

トヨタのAA型種類株式を購入して良かったと思うとともにトヨタ車も良いなぁと感じた試乗会でした。

トヨタ　プリウス　流石、Japanese Intelligenceの一つですね！