ホットショットのカスタム　その８

シャーシのヨレ対策について、あれこれ考えていくうちにボンヤリしたものが見えてきました。
アッパーデッキとメカボックスの間に硬い中敷きを置き、中敷きで上下のモナカを支えてみようというもの。

これなら見た目を変えずに強固な構造にできます。
うまくいきますかねえ⋯

青のステッカーはメカデッキから採寸したネジ穴位置と外縁。
カーボン板から切り出してみます。

これで失敗したら、とっとと諦めてブーメランのバスタブシャーシを使います。

中敷きを作るか、ブーメランのシャーシにするかのいずれの場合でも、ブロックヘッドホットショット2のロールバーとホットショットのアッパーデッキを使いたいので、先にアッパーデッキを加工することにしました。

Aピラーを固定したい場所がくぼみになっていて、そのままでは留められないんですね。

対策としてはくぼみを埋め立ててしまうことにして、ただのパテでやってもくっつかず剥がれてしまいそうですから、両面テープを先に貼ってエポキシ接着剤をパテ代わりに充填します。

足の長いタッピングビスで留めますが、後日剥がれても両面テープを貼れば元通りにもできます。

使うエポキシ接着剤は、一家に一本でおなじみのJBウェルド。
えらく固くなるので、ネジも利きます。

2液混合ながら1：1で混ぜれば良いと超おてがる。

塗料皿にとってあるのはヒートガンで温風を当てるからで、温めると粘度が下がって流し込みやすくなります。

エポキシ接着剤は遅乾性なので、流し込んで放置しておけば空気も抜けていきます。

ちょっと盛りすぎたな。

硬化したのでリューターで粗削りまでしてみました。

ちょっと気泡も残ってしまいましたが、どうせボディが被るので無視。
手前の大きい穴は気泡ではなく、効果途中でロールケージを組んでAピラーを押し付けておいたところ。

だいたいこの位置に穴を開けます。

硬化を待っている間に、届いていたHPIのワンウェイに合わせてシャフトを削り、ノーマルと入れ替えるセンターワンウェイ付きプロペラシャフトを用意しました。

ここで大問題が発生。
プロペラシャフトの回転方向がサンダーショットと逆のようで、ワンウェイベアリングの向きを入れ替えなければなりません。

まいったな。
道具がないんです。

まあシャーシの部品を作るのに相当な時間がかかりそうなので、これが済まなければ後回しにもできるのがプロペラシャフト。
まあ、ノンビリやっていこうと思います。

中敷きに使うカーボン板は、作ることのなくなったアカデミー・STR-4のメインシャーシから切り出すことにしました。
STR-4にはφ5mmのカーボンプロペラシャフトも残っていて、これも使っちゃおうかと画策中。

ワンウェイはまいったな。
HPIのくせに精度が高く、きっちり作ってあるので抜きようがないんです。

万力ないかなあ。