| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
まー、あれです。
ホットショットのセンターワンウェイ造りに失敗しました。
またイチから考え直してみます。
中敷きデッキも道具の到着待ちで、もう数日掛かりそうなので、ヒマつぶしにホットショットと一緒に届いていた、トップフォースとおぼしきシャーシをジロジロし始めました。
2
このシャーシに取り付けられていたグレーの2.2インチホイールにモンスターピンスパイクタイヤは、おそらくワイルドダガーとかそのあたりのもの。
直径130mmはさすがにバギーのギヤ比では荷が重かったろうと思います。
そのあたりを考慮できない持ち主なら、さぞいい加減に作ったのでは?とも感じる車体なんですが、それにしては端正にできてますし、付属していたアンプもキーエンスA-07RZとマニアックなものだったので、この変なオーラが落札したいという気持ちにさせました。
3
気になっていたシャーシ底面の白いものはファイバーテープでした。
おそらくは傷防止のもので、ポリカのアンダーカバーを使っていなかったのは、トップフォースの復刻前で部品が絶版だったのかも知れません。
こう推察するのも、タイロッドが大昔のカラー部品だったから。
ピンクと黄緑と黄色があったような。
これは今なお再販されてないんじゃないかと思います。
4
モーターベースプレートは折れてしまっていました。
カラー部品のタイロッドは前後共にきちんと組まれていて好印象。
オプションのハードプロペラシャフトも入ってますし、なによりアンプが良い。
キーエンスA-07RZは2000年くらいのモデルで、ターン数無制限のバック付きでした。
クラッドバスターやワイルドダガーなど、当時スピコンでしか動かせなかったツインモーター車のアンプとして利用できたんです。
5
フロントギヤボックスは割れていてギヤが覗き、ダンパーステーも原型をとどめていませんでした。
その割にはサスアーム回りが傷んでおらず、落としたのか投げてぶつけたのか、走行以外の理由がありそう。
ちょっと不思議な壊れかたをしていました。
片方のステアリングワイパーも欠落してたな。
6
フロントタイヤを手で回してみると、リヤタイヤが回りません。
逆だとフロントタイヤも一緒に回ります。
マンタレイトルクスプリッターが入っている感じ。
もしやこれは本当にトップフォースなのでは!?と色めき立ったんですが、ドライブシャフトは前後ともドッグボーンでした。
元マンタレイのお化けトップフォースです。
7
底面のファイバーテープを撤去して出てきたステッカー群。
いずれもかなり古いもので、2000年以前かな。
当時物マンタレイからのスタートで、念入りにカスタムして遊ばれた車体じゃないかと思います。
晩年にトラックタイヤを履かされ、壊れて眠りについていたのかも知れません。
8
あれこれジロジロしてみた感想としてはいい加減な遊びかたをしていなかった持ち主が作ったもので、よほどマンタレイが好きでもなければ、ここまで端正には作れないです。
余り物のビスで組んだ跡はなく、ダブルデッキシャーシやトルクスプリッターなどを備え、そんじょそこらでは売っていなかったアンプまで入っていたんですね。
レースでもされてたのかな。
このトップフォースと思しきシャーシは、バギーが斜陽から暗黒の時代へ移りゆく中で培われてきた、マンタレイが正体でした。
時代を映す寄せ集め。
まるでラプソディではありませんか。
元の持ち主の考えかたを汲めるかどうか分かりませんが、できるだけその意に沿うような形でリフレッシュさせてやりたいと思ってます。
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