ホットショットのカスタム　その９

シャフトドライブ車のプロペラシャフトは、一般的に前進のとき、時計回りに動きます。
サンダーショットしかり、TT-02しかり、ヨコモのドリパケなどもしかり。
ですが、ホットショットは逆の反時計回りでした。

なので作ったセンターワンウェイユニットは、ワンウェイベアリングを引き抜いて逆向きに入れ直せばできあがるんですが、手持ちや借りられる工具ではこのワンウェイベアリングを引き抜けるものがなく、最終的に壊してまで引き抜きにかかったものの及ばず、失敗に終わってあきらめてしまいました。

またワンウェイから探せば良いと分かっていても、この失敗でかなり凹んでいて、そんなときにカーボン板用の切断歯が届きました。

気分転換にカーボン板の切り出しをしてみたんですが⋯

まあ、あんまりうまくは切り出せず、切りたくない内側まで歯が進んでしまって、いびつな板ができてしまい。
なんか、ドッと疲れました。

ただこの歯、すごくよく切れます。
コッピングソーは糸鋸の仲間で、テンション調整が要らないすぐれもの。
いたく気に入って使ってます。

カーボン板の中敷きは、こんなのを作ろうとしていました。
カーボンの板をアッパーデッキとメカボックスでサンドイッチにして固定することで、シャーシが歪みにくくなるというもの。
スタビライザーのようなものですかね。

板を四角く切って穴を開ければできあがるんですが、ヘタな切り方をしてしまいましたし、テンションだだ下がりになってしまったため、一度放り投げて頭を冷やすことにしました。

いささか急きすぎたかと反省して、センターワンウェイとシャーシのヨレ止めはいったん白紙にして、他を進めていきます。

先日JBウェルドで埋め立てたアッパーデッキは、こんな感じになりました。
ロールケージのAピラーをガッチリ取り付けできています。
いいぞいいぞ。

このあと気晴らしにトップフォースの分解清掃をしていたんですが、そちらの記事で書いた通り、ホットショットのセンターワンウェイについて急展開がありました。

カワダ製のセンターワンウェイユニットはプロペラシャフトのみで完結するもので、TA01用ですからマンタレイ系ならすべて使えます。

回転方向もホットショットと同じですから、プロペラシャフトのみをカットするだけで、ホットショット用センターワンウェイユニットになるという。

ただし絶版で、たまたまヤフオクにあったものをいただいてきました。

開封品をホットショットにあてがってみた状態。
シャーシ側は無加工でいけそうです。

カワダさん、これもう1回出しませんか？
トルクスプリッターが入手できないマンタレイ用、シャフトを詰めたホットショット用、ワンウェイベアリングを逆に圧入したサンダーショット用とちょっとした差でかなりのシャーシをカバーできます。

ヴィンテージラジコンは、もはや長い継続生産が見込めるカテゴリーですよ。

これで気を良くして、シャーシについてはブーメラン用を取り寄せることとし、不足部品をリストアップしてきました。

アッパーアーム用のターンバックル、ピロボール、各種スクリューピンとトップフォース用の部品をちょこちょこ。

ドライブシャフトはスコーチャーの足ですしスコーチャーのもの良いかと思いましたら、どうもこの部分に闇があるようで、部品を選べなくなりました。

とりあえずドライブシャフトやアクスルシャフトは選択を保留して他のものを発注。
年内に来るといいなあ。

ホットショットのドライブシャフトについては、それだけで記事が書けるのと違いますか。
次回はそんなお話でも。

結構オオゴトでしたよ。