ホットショットのカスタム その10 
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
 初級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
Xではなにやら、ホットショット生誕40周年と銘打っての企画を催すようで、間に合えば僕も参加できたらと思ってます。
間 に 合 え ば で す が 。
間 に 合 う ん で す か 。
まあその40年前のモデルとなるとラジコン黎明期でもあって、車体そのものが独自規格と言っても過言でなく、僕のような規格化が前提にある流用屋は、なかなか遊びにくいものでもあります。
2
目下の悩みはドッグボーンで、このアルミとスチールが混在するのは、シリーズでもホットショットのみ。
長さも前後で異なっていて、リアが71mm、フロントが69mmだったかそこいら。
玉径が大きかったり、アクスルも前後でカップ長さが違っていたりと実に独特です。
3
よく走らないモデルなら、よく走るモデルを手本にすればいい、と年代が近くダンパーレイアウトに融通の利くスコーチャーの足回りを移植中ですが、驚いたことにバギーの標準的な70mmドッグボーンでは短すぎて利用できないと判りました。
DF02のサスアームを移植したホットショットでは、ドッグボーンはそのまま使ったとあり、じゃあスコーチャー足でも問題は出ないだろうとタカを括っていたんです。
4
流用屋泣かせだったのがこの写真でした。
DF-02のユニバーサルシャフトはキーンホークと同じもので、ドライブシャフト長は70mm。
5
DF-03のドッグボーンは70mmで、ここは整合していました。
それでDF-02のドッグボーン長は70mmと覚えてしまったんです。
採用車種にはサンダーショットのほか、マンタレイ系、ブリッツァービートルなど多岐にわたり、ホットショット系のブーメランまで入っている伝統の長さ。
6
スコーチャー足のホットショットをザッと測ってみると、75mmくらいの長さのドッグボーンが必要と判断したんですが、タミヤはおろか他のメーカーにもありません。
アリエクにはあるんですけど、ドッグボーンは消耗部品ですから輸入に頼るわけには行かないうえ、中国製はよく折れてしまいます。
そこで国産に絞って探したところ、73mmのTD4用か、79mmのDB-01用しかないうえ、ドッグボーンは完売でユニバーサルシャフトしか入手できそうにありません。
7
それでまあギャンブルでもするか、とTD4用のユニバーサルシャフトを買ってみたんですが、もろくも惨敗。
ギヤジョイントカップに届きはしますがこれっぽっちなので、走らせればドッグボーンがひん曲がってしまうのがオチです。
それで何が理由でこんな差を生んでいるのか、と改めて調べてみましたら、
8
そもそもDF-02にDF-03と共用のユニバーサルシャフトを使う場合、ドッグボーンの長さの変わるギヤボックスジョイントやアクスルシャフトに加え、デフまで変えて使うものだと判りました。
なにも変更が要らないのはDF-03のみ。
またホットショット系はデフが薄く、ギヤボックスもスリムなので、他のモデルと比べるともともと長めのドッグボーンを使わざるを得ないようです。
DF-02は本来、63mmのドッグボーンが標準なようで、これの足回りをホットショットに移植する場合、ギヤボックスの薄さ分として7mm程度を長くしてやる必要があって、それでホットショットの71mmドッグボーンでもちょうど良くなる、というのがDF-02足ホットショットの真実。
これを勘案すると、僕のスコーチャー足ホットショットなら、78mm程度のドッグボーンが必要なのであり、それはDB-01しか該当しないということが判りました。
ええい、もっとちゃんと調べればよかったです。
買ってしまったTD4用のユニバーサルシャフトはヤフオクに流すか何かで使うか考え、改めてDB-01用のユニバーサルシャフトを買ってこようと思います。
DB-01のユニバーサルシャフト、2セットあるかねえ。
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