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昨日は友人が経営する住宅建築会社の新年会・・・とは名ばかりの、「報告・決起・奮起・講演集会」に参加してきました。

高校時代からの友人で、たまに暇なときにアルバイトさせてもらう程度の貢献ですが、ご招待いただきましたので行ってきました。

参加費は一万円ですが、豪華な懐石弁当とプレゼントがつくのでチャラです。

そんな中、ちょっといい話が聞けました。

とある住宅の建築現場で、施主のお母さんが毎日工事関係者用につめたい飲み物なんかをクーラーボックスで差し入れしてくれていたそうです。

田舎では今でも大工さんなんかに毎日お茶とお茶菓子を出しますんで、その風習の延長ではあったと思います。

で、その好意に、若い工事関係者がお礼の言葉をメモにして返したそうです。

若い現場の職人さんにお礼を伝えられた施主のお母さんは、そのメモを読んで一人涙されたそうです。
ご自分の好意がちゃんと伝わっていることの嬉しさからかもしれません。

意外と現場の職人さんと施主は顔を合わせる機会は少ないのだそうです。

そんな中、ちょっとした心遣いとやり取りで、この家作りは素晴らしい思い出を一つ作ることができたのだと・・・友人は語っていました。

工事をする人にとっては、数え切れない工事数の中の一つの現場ですが、施主にとっては一生に一度の大切な家作りです。

そこで作り手である工事人がいくつの心に残る思い出を残せるのか・・・こういうことが大切なことだと締めくくっていました。

簡単なことですが難しいことだと感じます。

計算では中々できないことですが、ちゃんと心得ていないとできません。

一期一会と言う言葉の大切さを感じるエピソードでした。

この「みんカラ」で関わりあえた方々も大切な人生の出会いであります。。。