ステアリングホイール交換
| 目的 |
チューニング・カスタム |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
交換に至った経緯はパーツレビューに記載したので割愛します。
DAMDのステアリングホイールを入手し、さっそく固く絞ったウェスで水拭きして汚れを落とした後、革用品の手入れには評価の高いベビーローションを塗ってメンテしておきました。
あと、どうせ交換するなら、シルバーが目立ちすぎて気になっていたスポーク部の化粧カバーも換えるべく、新品を取り寄せてガンメタ(日産 KH2)で塗装後、STIロゴを切り出して貼っておきました。
(ただ、ステアリング交換となると気合が要るので、その後はGWまで寝かせておくことになってしまいましたが...笑)
2
満を持してと言いたいところですが、結局は天候や所用その他で延び延びになり、連休最終日になってこれはいかんとようやく作業に踏み切った次第です。
さて、エアバッグ周りをイジるので、まずはバッテリー外し。 レヴォーグの場合バッテリーのマイナス端子にはバッテリーセンサーが付いているので、オレンジ丸印に示すセンサー側のほうのナットを外してケーブルを切り離します。
サービスマニュアルでは60秒経ったら作業開始してよいとありますが、念のため昔ながらの目安である10分程度待ちました。
参考まで、バッテリーを外した場合に必要になる対処を一覧にまとめておきます。
3
次にエアバッグモジュールを取り外す訳ですが...
正直、何でこんな脱着面倒な構造にしたのかと言いたくなりますね。
画像左上はサービスマニュアルの抜粋ですが、左右と下部の3ヶ所のバネ状のスナップピンでモジュールが固定されていることは読み取れるものの、あまりに端折りすぎで具体的な脱着手順が掴めません。
ここは先人各位の整備手帳を有難く参考にさせて頂きました。
ひとつ工夫したのは画像右上の工具で、タイヤバルブのムシ回し用ドライバーを使いました。先端が凹状になっているため、マイナスドライバーや六角レンチよりはスナップピンを捉えやすいと思います。
画像左下はステアリング右側を例示していますが、背面カバーに開けられた穴から工具を挿入しスナップピンを内側に押し込んで嵌合を外すという手筈。
左右のスナップピンの位置はオレンジ矢印で示すように、斜め上かつ手前側に位置しています。 最初手探りで悪戦苦闘するもピンを捉え切れず、誤って内部の配線を押したりしていたため断線させるとまずいと方針変更。 最終的に穴の奥を懐中電灯で照らしつつ、苦しい体勢で覗き込みつつ、スナップピンを目視しながら押し込む手順としました。 (これを客観的に見ると、運転席周りでアクロバットしながら何やってんだ? という構図ですが... 苦笑)
首尾よくスナップピンを押し込めて嵌合が外れれば、画像右下のようにエアバッグ表面がポコンと浮き上がります。 これを左側、下側と繰り返せばモジュールを抜き出すことができます。
なお、下側のスナップピンはステアリングの傾きに沿って真上に押し上げるだけなので、手探りでも簡単に外すことができました。
4
画像上に示すようにエアバッグモジュールを裏返し、背面に接続されているエアバックコネクタ(オレンジ丸印)とホーンの端子(緑丸印)を外せばモジュールを完全に取り外すことができます。
エアバッグコネクタのほうは中央の黄色いロックをマイナスドライバー等で持ち上げてから、コネクタ全体をまっすぐ引き上げて外します。
ホーン端子のほうもロック用のツメ付きタイプなので、ツメを押しながら引き抜きます。
続いて画像下に示すように、ステアリングスイッチ周りとパドルシフト周りのコネクタ2ヶ所(ピンク丸印、青丸印)も抜いておきます。
交換してしまうのであまり意味はないですが、将来的に純正戻しした時のために、いちおうナット、軸、ステアリングには合いマークを付けておきました。
5
いよいよステアリングの取り外し。
画像上のように工具を用いてセンターのナット(17mm)を緩めます。 かなり固く締まっているので1/2スピナーハンドルを使いました。
続いて画像左下、ステアリング左右を掴んで交互に揺すりながら引っ張り、軸のセレーションの嵌合を外します。 ここで、勢い余って抜けたステアリングで顔面強打... とならないよう、緩めたナットは外さずストッパーとして残しておくのが鉄則です。
ステアリングが外れると、画像右下のように舵角センサーを構成している円盤状のパーツ(ロールコネクター)がお目見えします。 いちおう下部に△の合いマークはありますが、回さないよう注意が必要です。
(注:画像でコラム周りのカバーを外しているのは、ついでに別の細工を施したためです。ステアリング交換のみならカバーを外す必要はありません)
6
純正ステアリング周りのパーツを移植するため取り外します。
画像左上、オレンジ丸印のサテライトスイッチを固定しているネジを外します。 緑四角に示す箇所で背面カバーに成形されているクリップに配線が固定されているので抜き出しておきます。緑矢印のコネクタも抜いておきます。
続いて画像右上、ステアリングを裏返しピンク丸印のパドルと背面カバーを共締めしている4ヶ所のネジを外します。青丸印のコネクタを固定しているクリップもラジオペンチ等でツメをつまんで外しておきます。
画像下のように背面カバーを取り外すと、黄丸印で示すステアリングスイッチ/リモコン、化粧カバーを固定しているネジ3ヶが見えるので、それぞれ外します。
紫四角で示すエアバッグモジュール固定用のスナップピンも忘れず取り外します。
7
ステアリングホイール単体になったところで、画像上のようにDAMD(左)と純正(右)を比較してみます。寸法的には上下、左右共にDAMDのほうが5mm小さいだけですが、左右のグリップ部分や下側のフラット部分の造形はかなり異なります。
さらに、純正のほうがはるかに軽量なのは意外でした。
さて、画像下のとおり、純正ステアリングから取り外したパーツ類を順次DAMDのほうに移植します。
8
あとはロールコネクタが回らないよう注意しながらステアリングを軸に挿入し、ナットを締め付けて各コネクタを接続し、エアバッグモジュールをパッチンとはめ込めば室内側の作業は完了です。
最後にバッテリー端子を接続し、パワーウィンドウのリセットやMFDの時計合わせ、オーディオ/ナビ周りのカスタマイズ設定をやり直せば全作業の完了です。
(ECUの学習は走ってるうちに勝手にやってくれるということで...)
ところで、よく社外品に交換するとセンターがズレてしまったという話を聞きますが...
この製品も純正に比べるとわずかながら反時計回りに傾いた位置で取り付きました。
ただし、元々純正でやや時計回りに傾いた状態になっていたのが幸いし、結果ほぼセンター近くになっています。
参考まで画像上は交換後、画像下が交換前です。 たまたまですが純正もDAMDも青ステッチだったので、見た目は形状の違い、グリップ部がパンチングレザーになっていること、ホイール部の径がやや太いこと程度です。(直径の5mm差は比べないと判らないですね)
インプレッションについてはパーツレビューに譲りますが、個人的には交換ついでにシルバーだった化粧カバーをガンメタ化できたのも収穫です。
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