STIサイドアンダースポイラー加工・装着
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
パーツレビューに書いたような経緯で、中古のSTIサイドアンダースポイラーを入手しました。
片側には擦り傷とえぐれた穴があったので、手持ちの模型用パテ、サフェイサーで補修しましたが、スポイラー材質(PPE)との相性なのか深い傷には食い付きが悪かったので、瞬間接着剤も併用しました。
ウェルナットはホームセンターで9.6φのものと、ステンのM5ネジを購入(画像右上)
キズ補修後は1000番のペーパーで足付けし、バンパープライマーを吹いてガンメタ(日産KH2)、クリアを吹いて乾燥後ピカールで磨きました(画像左下)
なお、塗装は基本的に見える範囲にとどめました。表面は装着して隠れる個所は無塗装、裏面と端面はエッジから1cm程度回り込んだ範囲までを塗装しました。(画像右下)
2
純正サイドステップを外します。(この画像は左側です)
底面はクリップ7ヶ(片側)で固定されてますが、中間部分の5ヶは画像上(オレンジ丸印)のように、中央部分をマイナスドライバー等で持ち上げ、ベース部分ごと引っ張れば簡単に外せるタイプ。
クセモノは前端(画像左下、緑丸印)と、後端(画像右下、ピンク丸印)のクリップ。
中央部にプラス溝が切られていて反時計回りに90度くらい回すと中央部が浮き上がりベースごと引き抜けるはずですが...
下回りなので当然ですが固着して共回りします。何とかベース部分を押さえて固定してやっても中央部を回すことができず、悪戦苦闘するうちにネジ溝がつぶれてどうしようもなくなります。手間掛けるのも馬鹿らしいので左右計4ヶ所は潔く破壊して外しました。(そもそもこのタイプを下回りに使うことが間違いだと思うのですが...)
なお、後端には青矢印のクリップもありますが、これは外す必要はありません。
3
底面のクリップが外れれば、あとはサイドステップ側から生えたクリップ11ヶで留まっているだけなので、真横に引っ張れば取り外すことができます。
一人作業なので万一の落下を考えてクッションシートを敷いて外しましたが、私の場合はリア上端から順番にめくるように引っ張っていくことで落とす心配もなく難なく外すことができました。
なお、クリップには画像上のオレンジ矢印に示すように当たり面にスポンジのクッション材が付いています。サイドステップを外した際に大半はボディ(サイドシル)側に貼り付いて残ってますが、汚れているサイドシルを拭こうとすると剥がれてしまうので、先に全部剥がして画像下のようにクリップ側に嵌め込んでおきました。
サイドステップ裏もけっこう汚れているので、室内へ持ち込む前にざっと拭いておきました。
4
いったん室内に持ち込んで合体作業。
中古品の悲しさ、型紙が無いので現物合わせで穴位置をマーキング(画像左上)、キリでガイド穴を穿ちます。(画像右上)
その後ドリルで2φ→4φ→6φ→8.5φ→10φと底面の穴を開けていきます。純正のウェルナットは9.5φのようで、取付説明にはウェルナット用の9.5φの穴(10ヶ所)と、クリップ穴用の10φの穴(前方1ヶ所)は区別してありますが、今回使ったウェルナットは9.6φなので、全て10φ穴としました。
穴が開いたらウェルナットを差し込んで(画像左下)、スポイラーを被せてワッシャを通したネジで固定していきます。
前方1ヶ所のクリップは手持ちの物を適当に嵌めましたが、ピッタリでした。
5
後端の固定穴は指示どおり6φで開けて、別途買ってきた6φクリップで固定したんですが...
現物合わせのわずかな狂いによるものか、やや浮いてしまいます。(画像上)
仕方ないので、M5のトラスねじで締め上げて密着させました(笑)
6
ようやくサイドステップとスポイラーの合体完了。(画像上)
あとはサイドステップをボディに押し付けるようにしてクリップを嵌めたあと、底面クリップを順に嵌めていけば完成です。(画像下)
なお、問題の前端後端の破壊したクリップについては、カー用品店頭で見比べネジ式ではないエーモンのNo.1923のクリップで置き換えました。
7
装着後の画像です。
やはりあるとサイド部分に締まりが出ますね。(乗降時には気を使いますが...)
惜しむらくは、せっかく塗ったガンメタ、地色が黒色のせいか色味が濃くなりすぎて光の加減によっては塗装したとは判らないこと。
8
追記
光の当たり方では、ちゃんとこのようにガンメタに見えるんですが...(笑)
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