
100Wクラスのソーラーパネル2枚にコントローラーを使い、ディープサイクルバッテリーを充電しながら、12VDCの独立系電源を私が愛用していることを前のブログで紹介したが、ファンやノートPCとの間には、別の装置を入れている。小屋には、この写真にあるように、側壁の高い部分に丸い換気口があり、ここから温まった空気を強制的に排出しないと夏は室内がとても暑くなる。
12Vで動作する換気扇代わりに、以前に乗っていたカルディナのラジエーターファンの予備を窓に付けた。風向きが換気扇と逆だが、外の空気を強烈に吸い込み、天井近くにある2つの換気口から空気が抜ける。もう一つの窓を開けると、そこからも空気が抜け、その空気の流れは強風に近く、このAmazonで買ったPWMコントローラーで風量を制御している。この結果、風量が自由に設定でき、音も静かにできる。でも静かさを取るか、涼しさを取るか悩むこともある。
ノートPCは、19V 3.95A の電源が必要であり、Amazonで買ったこの昇圧コンバーターを使っている。
また、パネルからの生の電圧は23V程あり、これを利用して、DC式デサルフェーターを動作させて、その後に、性能が幾分良いAC式デサルフェーターを使うことで、バッテリーの再生をしている。DC式デサルフェーターはここで紹介したものだが、写真を拾うとこれである。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1275711/car/2658098/5298154/note.aspx
これら3つの装置はどれもAmazonで買ったものだが、自作するより遥かに安くついている。でも、共通して言えることは機能面では良いが、どれも電磁波輻射が酷く、ラジオがまともに使えなくなるという問題が起きて、EMI対策をあれこれ必要とした。
iNARTEエンジニアの私にとって、EMI対策をすることは暇潰しに持って来いの案件であり、Amazonのお蔭で、普通なら苦労するところを楽しませてもらった。紹介したこれらの機器は、EMI対策して使うのが前提の製品で、それはどこにも説明はないが、私の場合、ラジオだけでなく、無線通信に大きな支障をきたしたことで、作りの単純さが分かってしまい、入出力ラインを電流量に応じてLとCでフィルタリングした。
Amazonでこれらの機器を買ったが、どれも中国製で、多くを期待し切れないところがある。電子技術で飯を食ってきた自分としては、改良して使えば、安価で便利グッズになるので利用しない手はない。他の中国の通販ではもっと安価に入手できたりだが、私はそれらは避けることにしている。Amazonでも、クレジットカード支払いにはせず、セルフギフトカードからの支払いにしている私である。国内の信用ある会社以外でクレジットカードを使うのはリスキーこの上ない。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2025/05/02 12:31:43