MSR復活計画（その1）

オートバイやスイフトで走りに出かけると、走るのに夢中で「ただ走る」だけになってしまいがちなﾁｬｯｸ。

たとえばデジカメを持っていっても、一回もシャッターを押さずに持って帰ってくることも珍しいことではない。ま、これは写真を撮るのが下手なのが本当のところだが(^^;

先日、またひとつ歳をとったせいなのか、今更ながらﾏｯﾀﾘとツーリングやドライブを愉しみたいと思い、そんなツーリングのためのアイテムとしてストーブを復活させてやろうかと。

注）ここでいうストーブとは野外用の携帯式のコンロのこと

ストーブといっても、料理の腕をふるうためではなく（もともと腕自体がない）、まずはコーヒーを淹れるための湯沸かしとして使うことを考えている。
ストーブがあれば、どんな山奥でも旨いコーヒーを好きなときに飲むことができる。夏でもホットコーヒーが飲みたいﾁｬｯｸの希望が叶うわけだ。
出先でコーヒーを淹れようとすれば、自然と手間が増えるためﾏｯﾀﾘせざるを得ないだろう。

さて、以前紹介した、MSR(Mountain Safety Research)のストーブ。

ﾁｬｯｸはWhisperlite Internationaleというモデルを持っているのだが、入手してから20年は経つ。最後に使ったのは10年以上前だろう。
たぶん、各部のOリングは劣化しているだろうから、このままいきなり使うのは危険すぎる。ということで、Oリングだけでも替えておこうと、メンテナンスキットを入手した。
MSRのストーブは部品単位まで分解可能な上、すべての部品が単品で購入できる利点がある。

好日山荘で相談したところ、メーカに送ってO/Hしてもらう手もあるらしいが、ここはやはりDIYということでメンテナンスキットを買ってやってみることにした。

MSRはオプティマスのスベアや8Rのようにモデルチェンジせずに続いているものと違い、ある程度の互換性を維持しつつ年々改良されている。燃料ポンプ部分でいうと、最新は第4世代なのに対し、ﾁｬｯｸのは第2世代にあたるようだ（灰色のポンプ）。
メンテナンスキットは新旧どちらにも対応しているらしいが、逆に言えば余計なパーツも含まれていることになる。しかし、好日山荘の方もﾁｬｯｸのためにいろいろ調べてくれたので、これ位はよしとせねば。

まだメンテナンスには取り掛かっていないが、MSRが復活したらドライブに連れ出してやろう。