年賀状

今年の年賀状の中に一通、見覚えのない名前が目に留まった。

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ﾁｬｯｸには、割と早めに結婚した友人がいた。
しかし、結婚後1年も経たないうちに、不幸にも重い病気が彼を襲うことになった。
数年にわたる闘病の末、友人は奥さんを残して逝ってしまった。

その後は、あちらへ行く機会があると線香を上げさせてもらったり、お墓参りをしていたのもあって、奥さんと年賀状のやり取りだけは続けていた。

もらうたびに嬉しくもあり、哀しくもある年賀状。

故人を知る人と、故人を共に偲ぶことができる嬉しさ。
彼女が背負っているものと、まだまだ続く彼女のこれからを思う哀しみ。

そう思いながら、同じ名前と同じ住所から年賀状をもらい続けて十余年が過ぎていた…

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一昨年はﾁｬｯｸの身内に不幸があって、昨年は年賀状を出せなかったので、今年は2年ぶりに年賀状をもらった。
それを見ると、姓が変わった上、新しい家族も増えたファミリーになっていたため、すっかり別人かと思ってしまったのだった(^^;

ご主人は、友人の生前からずっと彼女を見てきた方のよう。
一歩を踏み出した彼女と、彼女を受け止めたご主人、そしてBabyの今後のお幸せをお祈りします。

新年早々、おめでたいニュースをありがとう＼(^^)／