プロの意地とは。。。

男子サッカーは予選3連敗という悲惨な結果で、逃げるように北京を後にして日本へ帰ってきましたが、今大会オールプロで臨んだ野球星野ジャパンの結果も、サッカー同様余りに寂しい限りとなってしまいました。

今日の野球3位決定戦でも、投手の起用法とか4番バッターとかGGのエラーとか、いろいろ書きたいことがありますが、まぁとにかく金メダルを獲りに行った星野ジャパンは、メダルどころか4勝5敗と負け越しました。

野球と男子サッカーは、いずれもふがいないオリンピックの結果となってしまいました。どちらも、日本では多くのファンに支えられるプロスポーツです。スタッフや練習設備、試合の機会などありとあらゆる面で他のアマチュアの種目を凌駕する厚遇を得ているのです。なのに、こんな惨状ですから泣けてきます。

女子サッカーなでしこジャパンの選手やソフトボールの選手は、普段は会社員として所属する企業で仕事をしたり、実家の家業を手伝っている人がほとんどです。その彼女たちが世界と伍して戦い素晴らしい成果を挙げている一方、プロという優れた環境を手に入れながら世界との大きな差がハッキリした野球や男子サッカー。

なんとなく燃え尽き切れなかったようなプロの選手達を見て、オリンピックで勝つことの難しさがどこにあるのか考えてみるものでした。

（写真は、ロイターより拝借）