にわか「鉄」～ＳＬ冬の湿原号２

定刻１１時０９分、汽笛とともに釧路駅を出発。
この後、釧路湿原、塘路、茅沼、標茶と停車します。

発車時に外が煙で霞むのが、いかにも蒸気機関車。
ちなみに乗り心地も、気動車や電車と違って、シリンダーのストロークを感じる、独特の周期的な振動がありました。

釧路湿原を抜け、釧路川を望みます。
木で見えにくいですが、画面真ん中のやや右に、カヌーでツアーしている方々がいますね。

写ってませんが、線路沿いはカメラの砲列ができていました。

塘路駅は停車時間が長めだったので、ホームに降りてみました。
木の電柱がいいかんじです。

定刻１２時２４分に、標茶駅に到着しました。
この黒光り感も、たまりませんね。

機関士さんも妙に楽しそうで、少しだけお話しをさせてもらいましたが、気さくに応えてくれました。

ここから釧路へ戻るため、機関車はいったん切り離し、客車の最後部に再連結されます。
Ｃ１１はタンク車なので炭水車がないぶん、機関車だけだと妙にカワイイ。（笑

昼食を終えて戻ってくると、ちょうど再連結をしていました。
構内ではちゃんと再連結の案内アナウンスもあります。

機関車の前は、緩急車といい、いわゆる「車掌車」で、冬の湿原号では、ここにも乗車することができます。

連結完了。
釧路へは、バックで客車を牽引して戻ります。

ちなみに機関士さんの席は前向きなので、後ろを振り返ったまま乗務するのだそうです。