ジャッキオイル交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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ラリーやダートラのサービスではおなじみ、カヤバ(現:KYB)のシザーズジャッキ。
もう30年ほども前に、先輩から新同品をいただいたもので、ラベルの「茅場工業(当時の社名)」が時代を感じます。^^;
これは、うちのエスクにはストロークが足りずに使用できませんが、オートバイのフロントタイヤを浮かせての整備の際などに使っています。
が、先日のシェルパくんのフロントタイヤ交換の際、ポンプアップしても上がりがかなり遅く、ストロークも足りなくなっていることに気付きました。
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考えてみれば、いただいて以降、使う頻度が少なかったこともあって、オイル交換などしたことがありません。(←ダメダメ
ということで、さっそくオイル交換。
シザーズジャッキのオイル交換など、ネット上に山ほど情報があふれていますが、まあ、気は心で。^^;
まずはポンプレバー裏に付いている、ゴムのグロメットを外します。細いマイナスドライバーで軽くこじって、指でつまむと簡単に外れます。
経年変化で、ゴムが硬化してひび割れていることもなかったのは、さすがのジャパンクオリティか。
本体をひっくり返すと、100cc程度でしょうか、オイルが流れ出ますので、受け皿等に受けます。わたしは横着してウエスに直接受けましたが、当然真っ黄色に変色していました。
同じ穴からあふれない程度に、新しいオイルを注入します。
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手でジャッキをストロークさせると、かすかにコポコポと音がして、エア抜きがされているのがわかります。10回もストロークさせればじゅうぶんです。
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ちなみにオイルは、エーゼットのこれ。ホームセンターで普通に入手できるのが良いです。
ちなみに商品名が「ジャッキオイル」ではなく、「ジャッキーオイル」になっているのが謎。もちろん空飛ぶスタリオン専用というわけではありません。^^;
粘度はVG32。油圧モーターなどの作動油によく使われている粘度ですね。
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ジャッキの作動を確認して終了。本来は専用のケースがありますが、いただいた時点で本体とハンドルだけだったので、ツールケースに入れています。画像はそのまま入れていますが、実際にはウエスにくるんでいます。
ちなみにずいぶん昔にKYBはジャッキ事業から撤退しており、現在はマサダが後継機を製造しています。
かわねこ的にはあまり使用頻度は高くありませんが、基本オートバイ用として使っているので、アタッチメントを自作することも検討中です。
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続いては、ガレージジャッキ。
もう3年ほど愛用している、アストロのオリジナルですが、買ってからオイル交換してませんでした。
まあ、タイヤ交換くらいにしか使わないので、これも使用頻度低いんですが。と、言い訳。^^;
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ボケ画像ですいません。m(_ _)m
オイルはこのプラグを外して出し入れします。ボルトではなく、プラスビスなのが意外。
プラグを外して、ジャッキ本体をよっこらせとひっくり返してオイルを抜きます。
このプラグはなめてしまわないように、あまりガンガン締めるわけに行かないのですが、オイルを入れすぎるとハンドル操作でオイルがにじんできます。圧の逃げのためにそうなっているのか、単に精度が悪いのかは不明。
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オイルはシザーズジャッキに使った残り。
ガレージジャッキオイルの粘度は本来VG10らしいのですが、構造が単純なジャッキは、あまりオイルにシビアではないことと、取説に特に粘度の指定が記されていなかったことから、そのままVG32を使いました。もちろん自己責任です。
注入口が奥まっていて、そのまま入れようとするとこぼれまくるので、オイルボトルの先端にホースを繋げて注入。
容量は意外に多く、シザーズの倍ちかく入ったので、300ccボトルを買って正解でした。
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