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2023年07月04日 イイね!

クリームこそ真のヘヴィメタルバンドだと思う!

3人という最小単位で作られたクリームは最初もっと牧歌的な雰囲気のバンドを目指したらしい。それはファーストアルバム「フレッシュクリーム」を聴いても伺える。
例えば「NSU」もライブに比べるとかなりのんびりした演奏になっている。
それがライブではまるでリミッターを外したクルマのように3人とも暴走して手がつけられないプレイになる。
私がクリームの生演奏から受ける印象はドロドロに溶けたマグマを連想する。
ファッションやジャンルとしてのヘビメタではなく無加工で剥き出しの「重金属」だ。

ジンジャーはクリーム時代を振り返って、大音量で演奏するのが苦痛で仕方なかったと言っていた。それまでドラムの魔神のようなイメージを持っていたのでとても意外だったが、一方でこの3人が出会ってしまった結果思ってもいなかった化学反応が起きてライブではそうならざるを得なくなったのではないかとも考えている。
実際スタジオ盤のジンジャーのドラムは羽根のように軽いタッチでレッドツェッペリンのジョンボーナムの力いっぱい引っ叩く感じのドラムとは対照的だ。(「荒れ果てた街」のスタジオ録音盤で特に顕著)


ジャックがボーカルの「包装紙」でも噛み付くようなライブでの歌い方とは正反対の優雅で古典的なポップスのようなナンバーでとてもこれがハードロックバンドのものとは思えない。
エリックがボーカルを担当した「エニィワンフォーテニス」などはまるでフォークソングだ。
クリームの本質はそういうバンドだったのだ。
ハードロックの元祖と呼ばれるようになったのは偶然の結果だったと私は考えている。

商業的な受けを狙ってやったわけではないから本物だと言えるのではないかとも思う。

その辺りがクリームの成功の後を追って生まれたレッドツェッペリンとの違いでもある。ツェッペリンは基本的にはスタジオ盤もライブのプレイもだいたい同じフォーマットだからだ。いや、その後のハードロックバンドも大体同じなのではないかと思う。

クリーム以外のロックの事などほとんど知らないのに昔から思っていた事なのでつい熱が入ってペンも暴走してしまいました。
偏った意見かも知れませんがかれこれ50年も聴いてきたバンドなので大目に見ていただけると助かります。



Posted at 2023/07/04 19:37:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ
2023年07月01日 イイね!

日本上陸以前のEC~ECミュージアム第5回


ミュージックライフの星加ルミ子編集長がイギリス公演中のECの楽屋を訪れてミュージックライフ70年度人気投票ギタリスト第一位の楯を渡した時の模様を伝えている。

ECを見た日本人としては、クリームのライブを観たイラストレーターの横尾忠則、ミュージックライフの特派員としてアメリカに住んでいた岸辺シローがいるが、1970年のECに会った日本人として星加さんはとても貴重な体験をしたと思う。しかもステージを観ただけではなくて直接インタビューまでしたのは日本人では彼女が初めてではないか?そして一緒に2ショットまで撮っている!まさに昔のガイジンと日本人の典型的な雰囲気の写真だ。

ちなみに星加ルミ子さんは日本人で最初にビートルズに会った人でもある。

この雑誌を古本屋を巡って買った時期はECを知っていろいろ調べ始めた頃だから1972~3年位だったと思う。生のECを見る前だから私の中の神様具合もハンパじゃなかった。
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この時期では珍しいECのファッション
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元トラフィックのデイブメイソンとの共演姿。ソロアルバムの時期ともダブっている貴重な写真。
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後ろに写っているのはこの後も一緒にやる事になったカールレイドル
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記事の中でECの叔父がマネージャーのような事をやっていると書かれているが、後に「レプタイル」で語られた人の事なのだろうか?

この取材時は大阪万博開催時だったようで、ECは万博開催中に日本に行きたいと答えている!(wikipediaによると日本万国博覧会は1970年3月15日から9月13日まで行こなわれていた)凄い時代だ。ECはその時既に大スターだったのだ!

その時の私は中一でまだECの存在も知らなかった。一家で縦目のセドリックカスタムで世田谷から大阪まで長距離ドライブだ行った記憶がある。多分夏休みだったと思うが、クーラーもないクルマでよく行ったものだと思う。
いや、次期からするとレザートップのついた3代目トヨペットクラウン2ドアハードトップだったか?だとすると型は1969年マイナーチェンジ後のものだったと思う。この時初めてクーラー付き(エアコンではない)のクルマになったので真夏の長距離旅行ができたのかとも考えられる。クーラーは確か助手席のグローブボックス下に付いていたと思う。
想像すると、クーラーのついたクルマが嬉しくて親父も長距離を走りたかったのではないかとも思う。更に調べると東名高速の開通が1968年とある。新しい車(中古だったが)+万博+東名の三つが重なって親父もうれしかったのか…。このあたりから今の使い捨て大量消費の時代が始まったように思う。家の近くに近代的なアメリカ型の大型スーパー「サミット」ができた時は驚いたものだ。

以上ミュージックライフ1970年8月号





Posted at 2023/07/04 11:02:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 音楽 | 音楽/映画/テレビ

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