ミュージックライフの星加ルミ子編集長がイギリス公演中のECの楽屋を訪れてミュージックライフ70年度人気投票ギタリスト第一位の楯を渡した時の模様を伝えている。
ECを見た日本人としては、クリームのライブを観たイラストレーターの横尾忠則、ミュージックライフの特派員としてアメリカに住んでいた岸辺シローがいるが、1970年のECに会った日本人として星加さんはとても貴重な体験をしたと思う。しかもステージを観ただけではなくて直接インタビューまでしたのは日本人では彼女が初めてではないか?そして一緒に2ショットまで撮っている!まさに昔のガイジンと日本人の典型的な雰囲気の写真だ。
ちなみに星加ルミ子さんは日本人で最初にビートルズに会った人でもある。
この雑誌を古本屋を巡って買った時期はECを知っていろいろ調べ始めた頃だから1972~3年位だったと思う。生のECを見る前だから私の中の神様具合もハンパじゃなかった。
![alt](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/userstorage/000/065/710/223/5c0dd2f785.jpg?ct=a7cb5555f215)
この時期では珍しいECのファッション
元トラフィックのデイブメイソンとの共演姿。ソロアルバムの時期ともダブっている貴重な写真。
後ろに写っているのはこの後も一緒にやる事になったカールレイドル
この取材時は大阪万博開催時だったようで、ECは万博開催中に日本に行きたいと答えている!(wikipediaによると日本万国博覧会は1970年3月15日から9月13日まで行こなわれていた)凄い時代だ。ECはその時既に大スターだったのだ!
その時の私は中一でまだECの存在も知らなかった。一家で縦目のセドリックカスタムで世田谷から大阪まで長距離ドライブだ行った記憶がある。多分夏休みだったと思うが、クーラーもないクルマでよく行ったものだと思う。
いや、次期からするとレザートップのついた3代目トヨペットクラウン2ドアハードトップだったか?だとすると型は1969年マイナーチェンジ後のものだったと思う。この時初めてクーラー付き(エアコンではない)のクルマになったので真夏の長距離旅行ができたのかとも考えられる。クーラーは確か助手席のグローブボックス下に付いていたと思う。
想像すると、クーラーのついたクルマが嬉しくて親父も長距離を走りたかったのではないかとも思う。更に調べると東名高速の開通が1968年とある。新しい車(中古だったが)+万博+東名の三つが重なって親父もうれしかったのか…。このあたりから今の使い捨て大量消費の時代が始まったように思う。家の近くに近代的なアメリカ型の大型スーパー「サミット」ができた時は驚いたものだ。
Posted at 2023/07/04 11:02:51 | |
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