F355 challenge セルモーター電源系修理

　令和元年（2019年）5月19日、「F355誕生25周年記念大会」に向かう日の朝、セルモーターが回らないというトラブルが発生。
　JAFに応援を頼み、セルモーターへ直接給電してエンジンを始動。
　原因不明のため、エンジンを切ることなくガレージまで帰還。
　ガレージに収めてエンジンを切り、再度セルによる始動を試みるも、やはりセルは回らず。（顛末は、2019年5月20日のブログを御参照願いたい。）

JAFに応援を依頼するまでに自らチェックした箇所、その１。
　左ヘッドライト後方にあるヒューズ・ボックス内のヒューズをすべて抜いて点検し挿し治す。異常は見つからない。
　なお、この際、ヒューズ１個を手が入らない間隙に落とす不手際。

左ヘッドライト後方のヒューズ・ボックス全景。

JAFに応援を依頼するまでに自らチェックした箇所、その２。
　助手席フットレスト（矢印部分）の奥にあるヒューズボックス内のヒューズをすべて抜いて点検し挿し治す。やはり異常は見つからない。

助手席フットレスト奥のヒューズボックス全景。

助手席フットレスト裏には、ヒューズの用途が記載されている。

自分では解決できなかったため、知人に修理を依頼。
　調査の結果、写真の部分の内側一部に、「はんだ」の浮きがあり、通電が途切れていたとのこと。
　処置として、「はんだ」を盛りなおし、併せてヒューズの端子をすべて清掃しなおして修理完了となった。
　F355も経年劣化が避けられず、またチャレンジ車両ということもあって脚が固く、道路の継ぎ目等での突き上げによるストレスも小さくないことから、「はんだ浮き」が生じたものと推察される。
　よって、今後も同様のトラブルが発生する可能性は、否定できないため、注意していきたい。
　最後に、本件で多くの人に御心配と御迷惑をおかけしたことをお詫びしたい。