ヤキを入れる
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
ヤキを入れるといってもクッソ生意気な後輩を呼び出して・・というのではありません。そういうコトは高校で卒業しましたのでw
ふと思いつきでプラグカバーを留めてるボルトにちょっと細工をしようってことで、チタン製の六角穴付きボタンボルトを入手しました。これを加熱して焼け色を付けます。
厳密にいうと加熱することでチタン表面に酸化皮膜を構成するということです。
2
生地のままだときれいに発色しないそうなので、耐水ペーパーで研磨してツルツルにします。
あくまで実験なので研磨はかなり雑ですが、とりあえず#240から始めて、#320→#400→#600→#800→#1200→#1500→#2000まで研いだのが左、生地のままが右です。
3
粗めのコンパウンドで手磨きして、仕上げはリューターでバフ磨きです。
4
バフがけ完了。6本を生地からここまでもってくのに1時間弱でしょうか。
5
ガスコンロでもいけるらしいですが、作業性が悪そうなので仕事で使ってるカセットガストーチを使います。
6
研磨したボルトをしっかり洗浄・脱脂(これ重要です)した後、ペンチでネジ山をつまんで頭を加熱します。
で、これがまた思ったより難しく、頭全面を均等に加熱できません。
あと、ホントは紫一色に仕上げたかったんですが、紫の状態でキープできません。紫になったところで加熱を止めても余熱?残熱?ですぐに青くなってしまいます。んで、青は割と長い時間(といっても数秒の範囲内ですが)青いままでいてくれます。
茶色→金色→紫→青→薄青→薄緑→薄赤紫・・みたいな感じで色が変わっていきます。この間おおよそ30秒程度でした。
画像上が一応仕上がりで、下は色の変化を見るためにわざと長い時間(頭がオレンジ色になるまで)加熱したものです。ちなみに皮膜なので研磨すれば色は剥がれます。
7
参考までにステンレス生地ボルト(SUS304、M6×20)を加熱したものです。形状・研磨の有無など違いはありますが、チタンのようには発色しませんでした。
ちなみにこのステンボルトと同サイズのチタンキャップボルトは1本335円、実験台のボタンボルト(M6×16)は1本167円、ここで使ったステンキャップは1本13円ですw
8
完成。
一番右が6で長い時間加熱したボルトです(再研磨→再加熱してあります)。
とりあえずまだ届いてないプラグが届いたら交換時にこれも換えます。
エンジンの熱で変色するかも知れませんが、どうなるのか経過観察してみようと思ってます。
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