それはそれは凄い迫力でありました。
目の前を四国行きのフェリーが通るのでありますが、そこが狭い海峡でありまして、逆に流れ込む潮の流れに向かって進むのであります。
潮に抗って進むスクリュー音と、船体にあたる潮の音、グオーっというような感じの音が向こう岸とこっち岸で反射してそれはそれは凄い光景でありました。
音戸の瀬戸という90mの幅しかない海峡での事であります。平清盛にちなんだ場所らしいですが、あまり興味が無いのでそれは置いといて、こんなダイナミックなショーが見られる場所ならば椅子を出して一日座って見ていたいくらいでありました。
その四国行きのフェリーが、この海峡の北側(呉側)から入って来るのですが、その時不自然な航路の変更をしてました。よく見ると、小さな船を避けるようにしていたのであります。
その小さい船こそ、音戸渡船なんであります。この激しい海峡を渡してくれる渡船であります。自転車は渡船料90円。距離にしてみれば短いですが、この激しい海峡をしかも大きな船が行き来する合間をぬって渡るテクニカル料としてそれは安いんじゃないかとも思いますが、そこは流石に300年の歴史、人々の足となって今に至っているのであります。エラい。感激してスーベニアとして携帯ストラップを買っちゃいました。
今朝は、いつも通り、宇品港から三高港へ渡り、江田島を襷掛けで横断し、早瀬大橋という橋で倉橋島に渡り、倉橋島の海岸線をグルッと回って、音戸に出て、渡船で海峡を渡って呉まで走り、その後は31号を海を左に見て広島に戻って来ました。倉橋島の海岸線は、上ったり下ったりでインタバールトレーニング並みでキモチが萎えそうになりましたが、一つ一つの岬を回り込むと新たに見えてくる海の色だったり砂浜だったりが美しいので、その点は飽きずに走る事が出来ました。もう既におなじみとなったR31号沿いのベイサイドビーチ坂では、西に傾く日を見てたら眠たくなっちゃって昼寝をしちゃいませした。その後、海田市の自転車屋に寄ったところ、とうとう「ちゅうげん」さんにお会いする事が出来たのですが、あの水尻の公園で寝とったろと、昼寝してるのを見られておりました、ハズカシ。
本日のコースです。
早瀬大橋の袂にやって来ました。
倉橋島の南側はこんな感じの海ばっかり
岬を巡るとこんな湾もあります。
グルッと回って走って来たので腹がへって目も回って来ました。
そしたら丁度良い塩梅に食堂発見。
じゃ、突入
昼と言えば、カツ丼でしょう。
この店のおばちゃんが作ってくれたカツ丼は旨かった。
音戸の瀬戸までやって参りました。向うまで90mくらい、その中で通れる航路は60mくらい。
高速船が通り過ぎて行きます。
そして、四国行きフェリーがやって参りました。
すごい、迫力なのであります。
じゃ、しばらく行き来が無さそうなので渡船に乗りますか。
こちら側には係員いません。
料金は船で払いなさいとの事。
桟橋まで下りてみたら、向こう側から迎えにやって参りました。
うひょ〜、ちょっと前に通り過ぎた小さな船の余波をうけて、桟橋がゆれるゆれる。
渡船のお客は3人。なぜか右側のおばさんは向こう岸から乗って来た。
なんで?
自転車は90円です。
向こう岸に着いたら、
こんな注意書きが。桟橋に見つけたら迎えに来るというルールらしい。
最後に復習を。
また来てね〜、
走行距離 概ね110km
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Posted at
2014/05/25 01:26:36