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イイね!
2015年11月23日

コラボレートな旅

コラボレートな旅 川を下っているとですね、水面がまったりとした緩い流れのトロ場に入る事があるんですけど、しばらくすると必ずその先に流れが速い瀬が出てくるんですよ。

パチパチと燃える火を眺めながら、今日の川旅の話を聞いている時にW氏はそう言ったのであります。私の頭の中には人生楽ありゃ苦もあるさという言葉が浮かんだのでありますが、この話はそんな切り口の理解じゃ無いなと思い返しました。人生楽ありゃ・・・は、今日の私の自転車旅、苦しい峠を登り切ればあとは爽快な下りが待っているという話にはぴったりだけど、先の川旅の話はもっと深いものがあると、うすらぼんやりした頭で考えておりました。基本、川旅は上流から水の力を借りて下ってくるのであります。途中、トロ場でゆったりのったり進む場合もあるけど、いきなり白波が立つ瀬に突っ込んじゃう場合もあるわけで、まあそれは勝手に向こうからいろんな状況が来るわけなんだけど、それに対していろいろな形で対応をする、そのためにいつも備えていなければならないものだろうと思います。これは深いなぁ。しかし良く考えてみると、なんかこれは仕事の事を言われているようで折角のホリデーなのにヤナ事思い出しちゃうじゃん・・・(+_+) \ バキッ!。それに対して自転車旅は自由度があるなあと。そもそもコースは自由に決められるし、振り出しに戻る事もできるし、大幅な寄り道やコースアウトやエスケープも自由。だからこそ、決まった「もの」「こと」が無い分、充実した旅にするためには自分を律しないといけない・・・となどとややこしい事を考えてたつもりだったのに、いきなりパーン!と焚き火にくべていた竹が破裂して目が覚めました。双方の旅の無事を祝った乾杯に次ぐ乾杯で結構飲んだので、火を見ながらいつのまにかうつらうつらしていたんですね。


待ち合わせののキャンプ地(≠キャンプ場)にたどり着いたのは、17:30過ぎ。先着したW氏は濡れたものから着替えてテント張って焚き火を焚いてました。暗くなってしかもヘトヘトになって到着した私は、テントを張るのにも手間取ってグダグダなキャンパーでありました。ハズカシー。それでもなんとか準備をして、さあ、無事着いたぞー、乾杯~だ~と飲んだビールの旨さ!一気に2本空けちゃいました(笑)そして次はこのために山の向こうのスーパーから買い込んできた「もつ鍋セット」を食べようぜーと、アルミホイルの鍋を火にかけてから、付いてきた出し汁を注ぎ込んだら、なんかジュージューといっております。おおおおおおおおっ!ガスバーナーのバーナー部分がそのジュージューいってる張本人じゃん。そこでW氏が言った事、最初に出し汁をいれとかなかったから底が抜けちゃったんじゃない?急いで鍋を探ってみると真ん中に綺麗な穴が開いておりました。注ぎ込んだ出し汁はここからバーナー口に直接注ぎ込まれたのであります。バーナー口はびちゃびちゃのネチャネチャであります。なんてことだ! その上、急性酔っ払いの私は何を思ったか、こんなびちゃびちゃは洗えばいいじゃん、と傍の川に行ってバーナーを水につけてジャバジャバ洗っちゃたのであります。さあ綺麗になったから改めてコッフェルに移し替えて続きを作ろうと、火をつけようとして着火ボタンを押しても、バチッと火花が飛ばない。あれおかしいな・・・。って水に浸けたらダメじゃん。という事で私のSOTOのバーナーの着火部はご臨終となってしまいました。チーン。酔っ払いはヤダね~。


心配していた夜中の冷え込みもなく。私のペラペラなシュラフでも全く問題無しで朝を迎える事ができました。残念ながら曇り空ではありましたが、朝の川面を流れる風も心地よい朝でありました。朝飯にそれぞれラーメンを食べてからキャンプ地を撤収して2日目の旅をスタートさせたのであります。W氏はそこから下って観光客でいっぱいの錦帯橋の下をくぐって旅を終わるとの事。それだったら、私も川沿いを行って錦帯橋でW氏の大団円を一緒に迎えようとなったのであります。どうせ行き当たりばたりの旅だしね。そんじゃ、川下り開始であります。


当日のコース

位置エネルギーが高いから今日はラクショー(笑)



キャンプの夜は更けていく(いろいろなハプニングを起こしながら・・・)







そして朝はやってきたのであります。


それは、希望の朝・・・か?




朝から錦川清流線は走っております。

行波(ゆかば)駅の下にある河原でテント張りました。




さあ、W氏は出発であります。



荷物はファルトボードの後ろに突っ込みます。
荷物の中に見えるビール缶は目的地に到着した時のセレモニー用だそうです。




貴重品は濡れないようにケースに入れてから基本首に下げるようです。




リバースチールというメーカーのファルトボートであります。

上側が紺色で下側は黄色という、私の大好きな組み合わせにしびれました。くれないかな?




W氏が出発したので私も出発であります。

キャンプ地に残すのは感謝の気持ちのみ。




キャンプ地に感謝してたらW氏はさっさと行ってしまいました。

橋の上で見てたら水面がキラキラして綺麗でした。




橋の反対側からキャンプ地を眺めるの図

前の画像は、正面の橋の上から撮りました。




大きな川道を進むのと違って自転車はこんな細かい道を走ります。


沈下橋を見つけるとつい寄ってしまう(笑)




こっちは2個目の沈下橋。

先の橋は車が通りますが、こちらは点検中なので車は来ません。




だったら、ここでW氏を待ち伏せします。

こんだけ足開いてカメラ構えてるんだから、ちゃんと察して足の間を通ってよ!




いっちゃいました(笑)





さて、水面からの視点をご覧いただきましょう。

これは滅多に見られない視点です。W氏ありがとう❤️




川岸にはところどころ川船が繋がれてました

ここは生きてる川なんですね。




錦川と新幹線と交差する部分の下にヤナの残骸がありました。

ここは流石にポーテージが必要です。




空気圧を緩くしたタイヤはこんな砂利道も塩梅良く走ります。

やっぱり、過ぎたるは及ばざるが如しですかね。




一足先に、川を下ってきてしまいました。

正面は錦帯橋であります。今日は遊覧船が出てますね。




W氏を待つ間に、匂いに負けて岩国名物れんこんコロッケを。


これは美味しいよ〜。オススメです。200円




そして、錦帯橋の向こうにリバースチールが見えてきました。

遠くからみると下半分の黄色が目立ちますね。




おいっ!そっちかよ。もっとこっち来ないとレンズで追えないよ〜。


しかも、そっちの橋の下を行くと最後に瀬に突っ込むよ〜ん。(ひっくり返っちゃえ!)




そして何もなかったように、シューっとゴールイン

到着の儀として、彼はそれまで大事に持ってきたビールをうまそうに飲みました。




ゴール後は、輪行と同じくファルトボートをバラします。

アルミフレームにカバーをかけてるだけです。





無事到着を見たので、私は一足先に岩国駅に行って輪行して帰りましょう。
岩国駅では、W氏おすすめのラーメン屋さんで


チャーシュー麺を食べました。背脂ピッピ系は美味いね〜。




おっと、忘れてた。途中、W氏から「メーデー電」が入ったんだった。
漕ぎ出してからしばらくして、股の間を見たら・・・

これは生きた心地がしなかったでしょう(大笑)


走行距離 概ね20km
ブログ一覧 | 日記
Posted at 2015/11/23 20:13:25

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この記事へのコメント

2015年11月23日 21:35
キャンプ場でない場所でテント泊という経験が私には有りませんがお二人にとっては当たり前なんでしょうね。思い出に残る旅ですね~。沈下橋の下を通過する写真や下から撮った橋上の写真を見ていてもそれが伝わって来ます。
ところでWさん、ムカデにはビックリしたでしょうね。車にゴキブリどころじゃないですね(笑)。


コメントへの返答
2015年11月23日 23:00
今回のキャンプは別に不便なことはありませんでしたね。好き勝手にやりましたが、後は綺麗にもどしとけば問題ありません。トイレは気合(?)です。
橋の上から逆光気味に見送る後ろ姿がとても幻想的だったので、これなら自分もファルトボートで行きたかったなぁと思ったくらいです。
ムカデを発見した時は生きた心地がしなかったといってました。私はこの前買ったポイズンリムーバーを試せるチャンスだったのに惜しいと後から思ったものです。
2015年11月23日 21:52
ボートの川下りを自転車で伴走できるとは面白いですね。川面からの視点は、もっと寄りも見たかった気がしますが。笑

>ファルトボート
2人乗りの奴に久慈川で息子と乗って、見事に転覆したのは6年くらい前。あれから息子は川には付き合ってくれなくなりました。悲
コメントへの返答
2015年11月23日 23:04
これは面白いですよ。距離をボートに合わせるのであまり走らなくて良いし(笑)
それよりもうちょっと長い距離を撮れるレンズが欲しかったなあと思います。どうしても遠くなりますしね。水面からのショットは中々難しいと思います。立ち止まる事ができないのでぐずぐずフォーカスしているうちにどんどん近寄ってきちゃいますしね(笑)
2人乗りのファルトボートは乗ったことありませんが、バランスを人任せにするのはホントに怖いと思います。やっぱりファルトボートはオウンリスクの一人乗りでしょう。
2015年11月23日 21:54
橋の上に立つtaboomさん、カッコイイではありませんか! 自転車雑誌に載ってそう。

川から上がったらどうやって舟を持って帰るんでしょうか… 輪行?
紺色と黄色の組み合わせは美しいですね。次に自転車を買うとしたらその色だな。いや、買う予定はありませんけど。
コメントへの返答
2015年11月23日 23:10
いや、そう言われると照れますね〜。
普段自分を撮らないからこうやって残してもらうと嬉しいもんですね。W氏に感謝です。

川から上がったら、それこそ輪行と一緒です。アルミのフレームをバラして、ビニールの船体と一緒に畳んで専用の袋に入れて背負って帰ります。しかしこれが水から上がった直後は湿ってて重いんだ(笑)
しかし、この色の組み合わせはいいでしょう。予定はなくても、次はこの組み合わせとインスパイアされることでしょう。
2015年11月23日 23:30
Wです。
ムカデをボートの足元に見つけた時は、生きた心地がしなかったです。 でも、最高に綺麗な川でした。
伴走して写真を撮ってもらいいい写真をたくさんいただきありがとうございました。カヌーと自転車、なかなかない組み合わせですよね。
コメントへの返答
2015年11月23日 23:55
おおっ、W氏。お疲れさまでした。
楽しいキャンプでしたね〜。今回はきっかけを作ってくれて有り難く思っています。
そしてどうせなら、ポインズンリムーバーを使わせてもらいたかった(笑)
また、コラボで行きましょう。いや、次は一緒に川下りかな?
2015年11月24日 7:13
弥栄とか自分のカヌーは自分で漕げ(Paddle your own canoe)とか感謝の心のみとかまさに、once a scout.always a scout の旅じゃありませんか?!
コメントへの返答
2015年11月24日 7:35
やっぱりこれが原点なんだよなと確認するような旅でした。しかし、普段の生活では常に備えていないので色んな事が後手後手でバタバタです(笑)
2015年11月24日 17:43
沈下橋良いですね!!この前本厚木に、行った時沈下橋が無くなって居て少し残念だったけど…これは、時代の流れだな~と、思いました。新しい橋は、旧246号線の橋よりも立派な橋に成って居てびっくりでした。
それにしても、良い川ですね!!手長海老のシーズンに手長海老釣りして川エビの唐揚げでも作って食べたら…さぞかし美味しいかも!!
関東の川よりもよさそうかも!!
コメントへの返答
2015年11月25日 0:58
沈下橋は味がありますね。適当にウネっているのもなかなか良い(笑)だんだんなくなっていくのは残念ですね。橋って、それまで容易に行き来できなかったところを結ぶものだから、いろんなドラマがありそうで好きですね。
この川は錦川と言いますが、めちゃくちゃ綺麗でした。川エビは見ませんでしたが、大きな川カニの死骸を見かけました。まだここは生きてる川なんだなぁと思いました。

プロフィール

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これこれ!(笑)」
何シテル?   03/25 20:46
自転車は小さな旅の手段です。その自転車は主に鉄で出来てますが、必ずしもクロモリって訳じゃありません。古い自転車をレストア・カスタマイズしてます。クオリティは高く...
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