
やっと辿り着いた頂上は、ちょうど海側の視界を確保するためか木が切られていました。おかげで、南側の展望がバーンと開けておりとても気持ちが良い!
江田島で好きなトンネルがある赤鼻曲までのエメラルドグリーンの海岸線が手に取るように見えて、そういえば3月に息子が広島にやって来た時に一緒に走った事を思い出しました。そしてその次の日に金比羅山に行ってぶっちぎられたんだった・・・と縦走トレーニングのきっかけとなった事のムカつきももれなく思い出したのでありました。
今回上ったのは、江田島で最高峰である宇根山(542m)であります。ここには広島でも17箇所のみ設置されている一等三角点と全国で48箇所のみ設置された天測点があります。なんか凄いところだったようで、この情報は後からの付け焼き刃です。事前に調べない派ですが、後から実は・・・というのがお得感があって私は大変好きです。・・・面倒な事前調査をしない言い訳(笑) ところで、地図には宇根山と記載されていますが、そこまでのアプローチは野登呂山林道と書かれています。そして、頂上には板切れに野登呂山と表記されていました。そういえば現地では宇根山ってどこにも書いてなかったような・・・。で調べてみると、野登呂山は旧名で最近は宇根山と変わったようです。しかし、変える必然性は何だったのだろうか、って別に私にとって理由はどうでも良いんですけど。
尾根まで上った林道は、ところどころに展望所が設けられており、そこから見下ろす江田島湾の景色と共に下界から吹き上げて来る風がとても気持ち良かったです。今日も早起きしてやって来て良かったなぁと思ったのでありました。
本日のルートはこちら。

ルートラボを画像として貼り付けるにすると結構雑なルートを描画するな〜(泣)
今朝の広島、ちょっと肌寒い感じがしたものの晴れ渡っております。

自宅を7時前に出発しました。
宇品港 7:30発の三高行きに飛び込みました。
大体8時頃の便だろと適当に走ってみたら間に合っちゃった。
これも行き当たりばったり(笑)

向かいは安芸小富士がある似島へ行くフェリーです。
そしてこれが安芸小富士。

今日は近くまでやってきましたが、昨日の二葉山から真正面に見えます。
三高港に到着。信じらんないくらいの晴天。

暖かい船内から外に出るとちょっとピリっとした朝の空気です。
じゃ、スタート。

地元の人が歩いてるのんびりしたとこが島旅だということを感じさせます。
途中の高田港に宇品からきた高速船が立ち寄ります。

もう、どうですかこのキラキラ感。私の目の中もきっとキラキラしております。
そして、林道入り口に到着。

この道を通る度に、この看板が気になってました。
さっきの看板のところから村落の中、畑の中をジリジリと高度を上げていくと、また看板が!

そして、ここが本当の入り口か。
さて、曲がって林道に入るかと思って足元を見ると、このプリント。

よーし、相手としては不足は無いではないか!
しかし、空は青いね〜。

御託ばかり述べてますが、この入り口からガッと上っていて多少怖気付いてます。
ひ〜、個人的ローリング作戦で上ってきましたが、キツイっす。

ルートラボで調べて見るとこの500mは 16%Aveだった模様。
そして、看板を見ると、ここから林道だと!
今までの激坂はなんだったんだ(怒)

しかし、ここからの林道は比較的普通の上りで助かりました。
でもコーナーでは自転車が後ずさっちゃうくらいの斜度です。

でも見下ろす景色は抜群。この湾内に3月に来た時は自衛艦が停泊してましたな。
ずるずると上ってきました。あの鉄塔がピークか!

林道は最初は北に向かって進み、そしてターンして南の頂上に向かう道になってますが、ターン後は尾根に出るのでそこからは楽チンです。路面は整備されてるし、空が近いので気持ち良い上りです。
そしてあっけなく林道は終点。ここからは山道を進めと。

えっ、鉄塔はどこにある???
ここから先は進入禁止のようです。

こんな映画でしか見た事ないような鉄条網のグルグルが置かれているなんて・・・・。
コーンを見ると、

どうも自衛隊の関連施設のようですね。じゃ、近寄るのはやめときましょ。
ということで、山道をすすみましょう。(自転車は入り口に放置)

ピークが見えて来たようです。歩いたのは10分もしませんでした。
これも普段のトレーニングの賜物か・・・って2回しかやってないじゃん>自分。
はい、到着。
じゃ、とりあえず喉を潤しましょう。

今回は、気合い入れてニッカー姿であります。
一等三角点があります。

ここの天測点は8角柱でした。
ところで天測点といえば我が埼玉には堂平山にあるようですね。
天測点については、
こちらのページを参考にさせていただきました。
登頂記念のスタンプ箱がありますが、ここには野登呂山と記載されてます。

江田島では、観光協会が
登山マップを配布しております。
それによると6つの山が紹介されてますが、あと1つクマン岳に登ればコンプリート!
そして、どうですかこの景色!

これは南側を見ています。
ズームしましたが、いつもはこの右手側を奥に走って行きます。

息子が広島に着た時にも走りましたね〜。
山頂をウロウロしておりましたが、そろそろ戻りましょう。
山道の階段下りもトレーニングのおかげでへっちゃらです(笑)

放置していたVM号が見えてきました。
私が林道の終点に降りてきて、また走り始めたら、3組の人々(自動車に乗ったカッップル。110CCのバイクに乗った男性、そしてハイカーのカップル)が続けざまに上ってきました。しかし、自転車は一台も無し。ちょっと残念。
今回VM号には、フロントバッグ用のひっかけアダプタをつけて来ました。

以前まではザオーを使ってましたが、ハンドル周りがゴチャつく感じがしたので広島レーサーに移し変えました。段差を乗り越える時にカタカタ言いますがそれ以外は全く問題無し。出がけに思いついたから、革ベルトが見つからなかったのでそこらにあったナイロンベルトで代用(笑)
林道をバビューンと下ってきました。

あの天辺に居たんだと振り返るのは好き。
いつも通り、一周して切串から帰ろうかとも思いましたが、なんとなく面倒なので三高港をめざして戻ります。

道端にポツンとある電柱というような景色も好き。
三高港に戻ると、宇品に渡る自転車軍団がたくさん居ました。
これから11:55の宇品行きに乗ります。朝練してさっさと戻るんでしょうか。

その中でも興味を引いたのが、私の前に居たbd-1号であります。このbd-1は綺麗にカスタムされていてカッコよかったです。このbd-1氏に、最新の形かと尋ねたところ、最終形だとのこと。もうbd-1じゃなくてbirdyと言うんだそうですね。私の初代bd-1のフレームのクラックやら
ハンドルポストが割れた話をしてちょっとちょっと盛り上がりました。(いや、bd-1氏は迷惑だったかも? ごめんなさい)
宇品港に到着です。これから正面の柱と柱の間にぴったり着岸します。

これはかなりの技だと私は思いますけど。
お昼は、anijuによってランチを頂きました。今日は鯖の竜田揚げ。

一人で食べるのは慣れてるけど、休み位は誰かと食べたいね。
平和大通りまで戻ってくると沿道の新緑がとても眩しかったです。

GWに開かれる広島フラワーフェステバルの準備も進んでるようですね。
このFFは、毎年GWのベスト3に入る催しだそうです。GWは広島はどうですか?
私は埼玉に帰りますけど(笑)
走行距離 概ね43km