2011年11月07日
CX購入までの顛末PART1
10月29日、私は妻に内緒(ここ重要!)で購入希望のCXをオーナーさんに見せてもらうべく、シトロ菌に感染している友人メカニックと二人で出かけた。
そのオーナーはシトロエンを複数台所有する生粋のマニアである。保管場所には他に数台のシトロエンが眠っている
その日まで、CXについていろいろ予習していたのだが、一番心配だったのがパーツの入手についてだった。10年前、私がBXに乗っていたとき、CXオーナーからパーツがないと聞いていたからだ。
しかしそのCXオーナーに聞いてみると、以前とは比較にならないくらい、パーツ入手は楽になったということであった。
私には上記の友人がいるので、パーツさえ手に入れば心配ない。
一つ心配解消!
次の心配、そのCXはオルタネーターがオリジナルだった。私が悩んでいると友人が
「オルタネーターを換える楽しみが増えたじゃないですか!やりましょ!てゆうかやりたい!」
と興奮しながら言った。
この時点で私の心は100%決まった。
その他いろいろオーナーと談笑していると、友人の姿がない、探すと、保管場所の奥にある、こりゃまた売却希望のCXプレステージュを見て硬直している。
彼とは10年来の親友なのだが、その硬直は以前も何度か見たことがある。
その硬直の後に、彼はBXやエグザンティアを買ったのだ。
やばい!完全にミイラ取りがミイラ系である
彼は新婚さんで、12月に子供も産まれる。そんな状況でプレステージュなんか買った日にゃ、家を追い出されるに違いない。シトロエンが原因で家庭不和になる人間は私だけで十分だ。
私は彼を説得した。
「オレが購入するCXは俺たち二人の共同財産だから、CXは1台で十分、プレステージュはやめようぜ!第一、こんな長いのガレージに入らないでしょ!ねっ!ねっ!」
「ガ、ガッ、ガレージ片付ければ、ぜ、ぜ、全長6メートルまでだ、だ、だ大丈夫ですっすっす~」
ダメだこりゃ、完全にノックアウトされている。
その後、説得を繰り返しなんとか諦めさせたのだった。
そして我々はCXに試乗した。非常に快調であった(インプレッションについては割愛)
オーナーに購入の意志を伝え、連絡先を交換し、その場を辞した。
帰路、車内ではシトロエン談義の花が満開であった。
友人も子育てが落ちつくまで貯金し、ガレージを片付けて(笑)、いつかプレステージュを買う!と誓った。
友人を送り届け、帰宅すると、鬼以上の形相で私を睨みつける妻の姿があった。
「おい!CX買うなんて聞いてねぇーぞ!!!ちょっとそこに座れ!!」
注)この表現は私が妻から言われた言葉をそのまま表記しています。
げげげげぇ~~~~!!
なぜ?どうして?なんで知ってるんだ?なぜ?バレてるんだぁ????
つづく・・・
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Posted at
2011/11/07 10:53:37
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