仕事のからみで北関東まで行ってきた。要件はものの20分で終わったので、鼻の下を伸ばしつつ、パラダイス三芳へ顔だし。アニエッリ総司令の出産も間近のため、今年最後の訪問になるであろう。
訪問していきなりの洗礼
頭のネジが外れかけながら、いつものように素性を463に聞いてみる。
私「シャチョー!あのZXって・・・」
463「ダメよ!ダメダメ!これ以上俺の楽しみとらないで!」
そうだった!私はエグザンティアもSMも2CVも、すべて463からぶん取ったのだ。シトロエン同好同志として、楽しみを取り上げてしまうのは本意ではない。しかし私の残念な気持ちを身体で表している瞬間の画像が「ついうっかり親分」のブログに出ているので参照されたい(笑)
今回の旅のお供は、仕事も兼ねていたのでイプシロンだった。出発時にシェルで給油したら、ツインエアもやっぱりスムーズになった。しかし、燃料タンクには半分程「マグナム100」が残っていたので、100%V-POWERにはなっていないので、途中で再び給油することとした。
ランチアイプシロンでの高速走行は非常に快適である。私が知る限り、最も長距離走行が安楽な1000cc以下の車であると思う。よく出来たシートで腰が痛くなることもないし、サスペンションストロークも長く乗り心地も良い。クライスラーイプシロンも基本的に同じ車であるが、出来損ないの右ハンドルに起因するイビツなスロットルペダル位置のせいで、長距離走行では右足が疲れると思う。
イプシロンの走りは私の「ZX未練」吹き飛ばしてくれた。
帰路はまだ時間に余裕があったのだが、寄り道しないで帰ることにした。途中のサービスエリアで自分の娘と同じ年代の子供を見たら、とたんに一人旅が淋しくなった。妊婦さんを見たらアニエッリ総司令のことが心配になってきた。
帰路は渋滞もなくかなり気持ち良く走れた。時より私をぶち抜いていくプロボック○やポルシェをロックオンして遊びながら(笑)イプシロンは水を得た魚のように走った。
全行程1100キロ走行し、無事家に到着。平均燃費18.2km/l、エアコン常時オンで、結構飛ばしたわりにはとても優秀な燃費である。
プロボック○やポルシ○とのお遊びで、フロントが超虫だらけになったイプシロンは、そのちっぽけな外観とは裏腹にとても凜とした風格が漂っていた。
家に入るとすでに寝ていたアニエッリ総司令と娘の寝顔を見たら、ZXへの想いは完全に無くなった。
「お父さん、ZXの誘惑に打ち勝ったぞ!!」
と、心の中で呟いたが、誰も誉めてもくれないし、分かってくれるはずもない。
それでいいのだ。
Posted at 2014/09/16 00:22:41 | |
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ランチアイプシロン | 日記