タイムスリップ妄想

最近、新しい自動車雑誌をあまり読まなくなってしまった。
読む暇がないのが第一の理由であるが、たとえ欲しい新型車が出現しても買えないので、自然に最新号を買わなくなってしまった。
しかし本棚にはカーグラのバッグナンバーを備えているので、時間を見つけては熟読しているのだが、当時の新車価格表を見て妄想するのが楽しい。

画像は1987年9月号のフランス車の新車価格表である。当時私は小学生であったのだが、この時代に車が買える年齢になってなくて、ホントに良かった。

欲しい車をピックアップすると、フランス車はほぼ全車両になってしまう。その他の国の車や国産車を含めると50台程になり、総額8000万になる。

奇しくも1987年は、父親が人生初めてのフランス車であるプジョー505GTIを購入した年であり、現在も続く我が家のフランス車病が発病した年でもある。


震災を乗り越え、未来に向かっていく被災地の人間にとって「昔は良かった」という言葉はあまり使いたくないが、こんなに萌える車が新車で売っていた時代をとても懐かしんでしまうのであった。