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慢性シトロ炎のブログ一覧

2014年02月01日 イイね!

シトロエン、愛の物語②

初詣のご利益があらぬ方向に飛び火してしまい、久しぶりに動揺してしまった私。なぜなら、以前にアニエッリとした約束があるからである。


「家族が増えたら、シトロエン極道から足を洗い、7人乗りの車を買う」


絶対に無いと思っていたので、軽はずみに約束をしてしまったのだ。

私は


「7人乗りはせめて秋まで待ってくれ!新型C4グランドピカソが出るまで待ってくれ!」


と懇願したが


「シトロエンから足洗う約束でしょ!だからシトロエンは絶対にダメ!」


と。

ということはC5の夢も完全に消え去るということである。

アニエッリの攻撃は静養中のエグザンティアにも飛び火し


「乗らなくても日常生活に支障がないということは、無くてもいい」


と機銃掃射のような攻撃である。
(SMと2CVは所有者が私じゃないので、治外法憲)

私はどん底に落とされた気分だった。やはり私の年代&状況的に趣味車を諦めなくてはならないと真剣に思った。


さようならシトロエン・・・
涙が止めどなく溢れた。

しかし、シトロエンの神は私を見捨てなかった。
C5の日本導入中止のドタバタを、私のブログで知った後輩が、人生初の新車としてC5ツアラーを購入したのだ!
私に非常に近しい所に新車のC5が導入されることは、とても嬉しい。しかし私が購入したわけではないので、多少残念な気持ちはあったのだが、それを察した父が


「俺的に最後のハイドロシトロエンはエグザンティアだと思う。LHMがステアリング系統にもブレーキ系統にも流れているのが真のハイドロニューマチックだ!
LDSはトラント君(後輩)や他の同志に任せて、お前はどこまでもLHMに突き抜けろ!LHMにまみれ続けろ!2CVだってブレーキオイルはLHMだ!だからエグザンティアは手放すな!」


まさに魂の叫びだった。私は放心状態のまま、父の言葉に涙した。


シトロエン愛は新たなシトロエン愛を呼ぶ。2CVを父にプレゼントするという愛が逆に私を救ってくれた。

そして私はアニエッリの意見も尊重し、ピカソは諦めてアニエッリの要望する7人乗りの車をプントの代替車両として導入することを決めた。しかし先立つモノは無いので、これから貯金である。後輩の思いや、父が教えてくれたシトロエン愛の力があればどんな困難にも打ち勝つことができると思う。


「自分が乗り越えた壁は、やがて自分を守る盾となる」



「自分がシトロエンに費やした愛は、やがて自分を守る愛となる」


シトロ炎お父さん、頑張るぞ!!!

Posted at 2014/02/01 23:16:22 | コメント(6) | トラックバック(0) | シトロエン全般 | 暮らし/家族
2014年01月13日 イイね!

シトロエン、愛の物語①

ある日の夕飯時であった。家族で様々な話をしていて、父とクラシックカーディーラーズの話をしていた時の事。父が急に人生最後の車の話をし始めた。

「人生最後の車は、左マニュアルで、しかもシフトチェンジをプッシュ&プルでやる車がいい」

父は以前から

「紅葉マークを貼ってまで車を運転したくない。大好きな車で人に迷惑をかけたり、交通を乱したくない」
と言っていたので、運転できる期間はあと10年である。
私は

「4の方は、私のルートではなかなか見つけれないが、2の方ならなんとかなるかも」

と話した。

父は

「オーケーオーケー!色は贅沢言わないが、できればチャールストンカラー以外がいいな~」

まるで暗号のような会話であるが、フランス車に造詣の深い皆さんならお分かりであろう。

そして奇跡的に1台見つけることができた。しかも立ち回り先で(笑)




父に報告したら、ものすごく喜んだ。しかも最近見た古いフランス映画で奇しくも同じ色の車が登場して、いいな~と思っていたそうなのだ。


それから1ヶ月後、父が体調不良を訴え、病院に行った。精密検査の結果、父の身体は危険な状態であることが分かった。

本人にも病状は伝えられたが、父は冷静だった。そして

「悪いが2CV頼むよ。」

と言った。私は心の底からマグマのような闘志が沸き上がってきた。不思議と悲しい感情はなかった。父が初めて私にモノをねだった、その事が私の心に火をつけた。母もアニエッリもガタガタ言ってきたが、問答無用!!車バカ息子の車バカ親父に対する最大かつ最後の恩返しだ!

春になったら、父と二人でシフトをプッシュ&プルしながらゆっくりドライブする日を夢見ている。

私にとってシトロエンという存在は「車」を超越しているのである。

残された時間はわずか、全力で「シトロエン愛の道」を進んで行こうと思っている。
Posted at 2014/01/13 11:39:46 | コメント(8) | トラックバック(0) | シトロエン全般 | 暮らし/家族
2013年12月31日 イイね!

お世話になりました!

今年もお世話になりました。2013年は夢のイプシロンを迎えることが出来、SM女王様のお世話係になることができ、またCXを素晴らしいオーナーさんに託せて実り多き1年でした。

そして2014年もシトロエン馬鹿フルスロットルで参ります!


予告編をチラッと





良いお年をお迎えください!

Posted at 2013/12/31 22:28:28 | コメント(8) | トラックバック(0) | シトロエン全般 | クルマ
2013年12月23日 イイね!

新しいシトロエン愛に向かって

新しいシトロエン愛に向かって自分の中での「C5事件」を解決するため、私は身銭を切って、アニエッリにクリスマスプレゼントを渡して、1日自由時間をもらい、懇意にしているディーラーにイプシロンで向かった。スタッドレスのテストも兼ねていたのだが、路面に全く雪がない。最高にあった場所でこの位



気温が低い(-7℃)のも要因なのか、ぜんぜん滑らない。ハードにブレーキングしてみても確実に止まる。 タイヤの完全な評価は出来かねた。


ディーラーに到着し、カクカクシカジカ(ダイハツではないが)話すと、ディーラーサイドの人間も、C5に関しての危機感はもっていなかったようで、いろいろ調べてくれた。結論から言うと、やっぱり危機的状況に間違いはなかった。昨日の時点で私の所望するツアラーセダクション、色ブラスクは、残り3台。時間的に考えて諦めざるを得ない。クサラの車検が切れる再来年まで頑張って働いて、お金を貯めてからの計画であるので、PCJが左ハンドルのC5を導入するという英断をしてくれない限り、再来年の9月に正規モノの新車を買うことは不可能なのである。

この状況に私は心が締め付けられる思いがして、ふと自分の仕事のことを考えた。
私の家業は1920年代に曾祖父が起業し、もう少しで100周年を迎える。今でも曾祖父を知る大正生まれのカスタマーも来店し、尚且つ震災後に生まれた子供達もやってくる。
私にとってどちらの世代も大切なカスタマーである。シトロエンが教えてくれた私の職業人としての方向性は

「トラクション・アヴァンからDS5までどの年代も診れる人間」

である。

この点において現在のシトロエン(メーカー&インポーター)は反面教師である。

古いハイドロシトロエンを中心に愛し、所有してきた私でさえ、現行C5はなんとしてでも手にいれたい魅力的な車である。

伝統を重んずることを決して忘れず、新しい時代にも対応してゆく。私が目指したい人間像をC5は教えてくれたような気がする。

そんな素晴らしい車を正規に買えなくなるかもしれないなんて嘆かわしい。

右ハンドル云々、大きさ云々、ガダガタ言ってたせいで、今まで何回もあったC5を買うチャンスを逃してしまった己を猛反省し、予算の都合で今すぐ買えない悔しさをバネ(欲しいのはバネサスじゃないが)して私はAVANTして行きたい。

そんなことを思いながら帰路につこうとしたら電話が鳴り


「いつまでなにやってんだ!すぐ帰ってこい!」


とアニエッリ。

クリスマスプレゼントの効力は7時間しか効かなかった(涙)

しかし私はめげない、新しいシトロエン愛をつかむまでは・・・。

Posted at 2013/12/23 21:37:20 | コメント(4) | トラックバック(0) | シトロエン全般 | 日記
2013年10月10日 イイね!

心を入れかえて

秋・・・

なんとなくもの悲しい季節。仕事の合間に、秋の空を見上げながら、ため息をついている。
相変わらず車に乗る時間は少ないが、心はいつも燃えている。

そんな折、我が家の車のラインナップがとんでもない状態であることに今頃になって気がついた。

我が家にはシトロエンとフィアットしかない。シトロエンとフィアット(ランチア含む)、両社の歴史に詳しい方ならお分かりになると思うが、この二つのメーカーには因縁の歴史がある。
1960年代後半、両社は提携関係にあった。フィアットはシトロエンの買収を画策したが、実現せずに終わった。
そしてフィアットから見放されたシトロエンは、プジョーの軍門にくだった。
別に狙ったラインナップではないが、数ある輸入車メーカーの中で、自分の好み、心理思想に最も合うメーカーが、偶然シトロエンとフィアットであったというだけだ。

そしてこの歴史的な偶然には裏がある。我が家でフィアットオーナーは総司令である。そして私がシトロエンオーナー、もし総司令が一方的に技術提携(夫婦関係)解消を通告してきた場合、私は倒産(父さんだけに)の危機に直面するということである。

怖い、怖すぎる。プジョーのように助けてくれる奇特な人なんているわけない。
さんざんネタにしてきた総司令には懺悔し、これからは引き立て役に徹しなくてはならない。

明日から総司令改めジョバンニ・アニエッリと呼ぶことにして、逆らうのは止めよう。さもないとアニエッリと懇意のイタリアンマフィア(総司令のママ友)に狙撃(噂の標的)される可能性だってある。


ああ、ドラマチック・カーライフ・・・
Posted at 2013/10/10 20:25:07 | コメント(3) | トラックバック(0) | シトロエン全般 | モブログ

プロフィール

「@citro兄貴 !!どうしました??」
何シテル?   06/19 21:19
津波で多くのものを失いました。しかし、町も車も自分も未来へ向かって進んでいます。

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愛、哀、シトロエン 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/09/08 22:51:08

愛車一覧

シトロエン エグザンティア シトロエン エグザンティア
プラグ&プラグコード交換、イグニッションコイル交換、タペットカバーガスケット交換、LHM ...
シトロエン C3 シトロエン C3
センソドライブに非ず。左MTでございます。この車で完全に津波で流されたAXを忘れることが ...
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結構その筋では有名な車です。エグザンティア、CXに続き、入間郡三芳町から嫁いできました。 ...
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父親カーキチ人生最後の車。
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