私は春という季節が怖い。何故なら持病のシトロ炎が悪化し、急性化するのだ。
私は昨日、2時間だけ時間が空いたので・・
と普通はこのままラーメン食べに行くか、洗車場に行くかなのだが、私は何故か友人宅へ行った。
CX初期化整備中、私はいつも背中に視線を感じていた。
視線の主は・・・
この視線が何を意味するか、シトロエン好きの諸兄ならお分かりになると思う。
私にはZXを復活させる時間もお金もない。いつも心の中で
「申し訳ないが、君を復活させるには時間が必要だ。もう少し、もう少し待っててくれ!」
と言っていた。
というわけで、CXの整備が終わり、友人宅へ行く機会も減ったので、昨日はかわいそうなZXを洗ってあげようと友人宅へ向かったのだ。
あれ?あれれ?道路から見えるいつもの定位置にZXの姿が無い・・・
えっ?えっ?え~~~!!

な、な、何故?工場の中に入っているの?!
そうしたら友人が出てきた。
「ちょうど連絡しようかと思っていたのですが、CXの整備が終わって、毎日一緒にいたCXが居なくなって、すんげー淋しくなったんです。そんな時、ZXの存在と視線が妙に気になって・・・・俺、自分で直してよいですか?」
私は涙腺がものすごい勢いで緩むのがわかった。そして、目頭が熱くなるどころか、痛くなった。
「俺も可能な限り手伝うよ!」
春の気配が感じられる気仙沼、今ここに、新しいシトロエン愛と友情の花が咲いた。

Posted at 2012/03/25 08:01:37 | |
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シトロエンZX | 日記