私はCXに謝らなければならない。初めて妻子を乗せての遠出を前に、私はCXがトラブって動かなくなることばかり心配していた。CXを見くびっていた。
土日の走行距離は500キロ弱、CXは全工程ノントラブルだった。
エンジンはBMW6発に負けないくらいにシルキーに回り、水温は常に安定し、クーラーは冷え冷え、高速道路では抜群の直進安定性で、文字通り、矢のように疾走した。あまりに真っ直ぐ走るので、途中のコンビニで三ツ矢サイダーを買ったくらいだった。
ATはほとんどシフトショックがなく、あまりのシームレスさに「お前はCVTか!」とツッコミそうだった。
今日、仕事帰りに洗車をしたのだが、フロント部とドアミラーにこびりついた虫の死骸の多さは、CXの絶好調さを静かに物語っていた。
残念ながら今日は、行き付けのコイン洗車場にシー○兄ちゃんはいなかったが、もしいたら胸を張って言っただろう
「ハイドロだぜぇ~絶好調だぜぇ~」
と。
また今回の遠征で更なるフィーリング向上計画を立案することもできた。
私とCXに素晴らしい時間を与えてくれた妻、娘、変態仲間、友人メカニック、全ての方に心から感謝します。
今回はオチ無しのハッピーエンドですんません。


Posted at 2012/06/05 00:36:29 | |
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シトロエンCX | クルマ