慢性シトロ炎のブログ一覧

今日は同業の先輩と仙台に出張であった。
私の車で行こうとしたら、先輩が

「俺が車出すから、運転お願い！」

と言われたので、ガックリしていた。なぜなら先輩の車は13年落ちの青い鳥である。この車を仙台往復300キロ運転するのは拷問に近い。


しかし、待ち合わせ場所に現れたのは・・・





私「先輩！一体どうしたんですか？この車！」

先輩「昨日納車になったばかりでさ、まだ13キロしか走ってないから、慣らし運転お願い」

私はガックリムードから一転、いきなりルンルン気分になった。めちゃくちゃ久しぶりに新車の高級車を運転できるのだ。


一般道と高速道路を走ってみたが、かなりいい車だ。驚いたのはステアリングが結構重いことである。ずっしりしていて、直進性はかなりいい。ただ、荒れた路面だと、路面のザラザラ感がステアリングを通して、手にジリジリ伝わってきて、手が痒くなった。ブレーキペダルにも路面ザラザラが伝わって、足が痒くなった。舗装が新しい路面であれば全く問題ない。

そんなインプレッションを持ちながら、東北道の走行車線を走っていたら、面白いことに気がついた。
追い越してゆく車が、やけに少なく、私の後ろにだんごになって集団を形成しているのである。雨もかなり降っているし、まっさらの新車なので、私は80キロ厳守で走っていた。。時より追い越してゆく車は、追い越し完了後、すぐにゆっくり走行車線に戻る。
私は直ぐに理由が分かった。
皆さん、覆面パトカーだと勘違いしているのだ。

退屈な慣らし運転が一転して楽しくなってきた。

後ろの集団を解消させて、時より追い越し車線をぶっ飛んでくるハイブリッド車がいたら、直ぐ様追い越し車線に出てロックオン！ そうすると慌てて走行車線に戻る。

「ウヒヒ～すんげー楽しい！」

しかし、私は次第に悩み始めた。なんで私はスカイラインに乗ってこんなに楽しんで、はしゃいでいるのか・・・

もし私がスカイラインを新車で買える財力があったなら、なんの迷いもなくC5を買うと思う。どんなことがあってもスカイラインはチョイスしないと思う。

こんなに楽しくていい車なのに、私はシトロ炎という病のせいで、日本を代表する名車スカイラインが買えないのだ。

そんなこんな考えていたら、なんだか虚しくなってきて、先輩に運転を代わってもらった。「新車なんで、気疲れしていまいました」とウソをついて。

先輩「あはは～君ももっと頑張って、新車のレクスやベツでも買えるようになりなさい～」

どんなに頑張っても、そのどちらの車も買わないと思う。

しいて言えば、もっともっと頑張って

1.エグザンティアの外装を直す

2.CXのパワステラックをOHする。

3.CXのオルタネーターを国産化する



あ～病は深い・・・