クライスラーイプシロンが日本で発売され、各方面で話題になっている。私のところにも「買うのか?」とか「グリルやエンブレムをランチアにしたらいいんじゃない?」等の話が舞い込んできている。
結論から言えば、買わない。同じクライスラーなら、ストラトス(日本に何台あるのか?)を買ったほうが話のネタになると思う。
しかし、クライスラーイプシロンの出現によって、一度は諦めたランチアイプシロン熱が再燃し出している。その一番の理由がアフター面である。
ランチアイプシロンは並行物であるがゆえの、部品面やアフターサービス面に一抹の不安がある。しかしほぼ同じ車が正規輸入されているということは、クライスラールートからの共通部品の調達も可能では?ということである。
ランチアイプシロンについてはその後も情報収集を続行しているが、どう客観的に見ても、来年あたりが一番買い時のような気がする。
さぁ~!困ったぞ~貯金もない、置き場所もない、だいたい所有車を増やせるはずがない。
またまたランチアイプシロンのカタログを引っ張り出してきて、それを見ながら項垂れている私に妻は
「だからさ~CXなんか買わなければ良かったのに~CXなければ買えたと思うよ~」
そんなこと言われなくても私が一番痛感している。しかし、CXは唯一無二の存在である。CXを手放してまでランチアイプシロンを買う気は毛頭ない。もちろんエグザンティアも同様である。
以前、ルノー25バカラや21ターボ、ラグナバカラを見つけた時は身体が震えるほと欲しかったが、結局は買わなかった。理由はただひとつ「シトロエンじゃないから」
もし今回のイプシロンがクライスラーではなく、シトロエンだったら、後先考えず、向こうを見ず、ハンコを押してしまうであろう。その時、注文書にハンコを押したついでに、市役所住民課から、緑色の届け出用紙をもらってきてハンコを押すことになると思うが・・・
ランチアはめちゃくちゃ好きだが、残念ながらシトロエンではない(当たり前だ!)
気がつけばシトロエン以外に乗れなくなっている自分がいた。
私は20代の頃、自分の節操の無い車趣味に嫌気がさしていた。ライレーもジェンセンもNSUもプリンスもグラースもAMCもみんな好きで、単一メーカーのオタクになることを夢見ていた。
あ~一番ヤバいメーカーのオタクになっちまった。
40代になれば昔に戻るだろうか?それともマセラティエンジンが載っかったシトロエンに乗っているのだろうか?
シトロ炎の細菌は超耐性菌である。


Posted at 2012/12/04 23:40:54 | |
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